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6話 町へ

今俺はレイナさんに保護されて町へ移動している。


途中、何度かゴブリンに遭遇しているが

すべてレイナさんが瞬殺している。

もう20匹くらい倒している。

改めて思うが強い。

・・・・いや、俺が弱いのか。

鑑定で強くはないって書いてたしな。


「ところで今向かっている町は何て言う名前なんですか?」

「バグズの町だな。あと言葉は丁寧にしなくて良いぞ。」

「わかった。」


町ってことは泊まる場所とかは大丈夫そうだな。

ちなみに俺は出発前に銀貨20枚ほどダ女神からお金を貰っている。


この世界のお金は

鉄貨→銅貨→銀貨→金貨→白金貨となっている。

それぞれ100枚で上の硬貨と同じ価値になる。

まぁ大体20万くらいだな。


ただ問題なのは・・・・・

「身分証とか無いんだがどうすればいい?」

そう、当然身分証などは持っていない。

ギルドガードを作ればそれが身分証にもなるが町に入れないと困る。

因みに犯罪歴を調べるような便利な水晶は存在しない。

身分証を町の外でなくした場合は町の役所に問い合わせ手続きが必要である。

ギルド員の場合はギルドに手続きをしてもらう。


手元には身分証がある。

実はさっき鑑定してみた。


==============================

《身分証(偽造)》

精巧に作られた偽の身分証。

完璧に作られているように見えるが

所々にアクセントで間違いを入れているところに

匠の遊び心を感じる。

==============================


・・・・・まぁ予想してましたよ?

ダ女神ですもん。

つか、身分証なら前以て用意してるから大丈夫!

できる女は違うのよ!

とかアイツ言ってたよな?

偽造なのは・・・よくないが置いておこう。

遊び心だと?嘗めてんのか?

バレたら俺牢獄行きだぞ?


さて、どうしたものか・・・・

「それなら問題ないぞ?」

「えっ?」

「いやお前、女神講習の転移者だろ?だったら鑑定した時に見習いの女神の加護がついてるはずだからそれでわかる。」

なるほど、心配する必要は無さそうだ。

俺はあのダ女神なんかよりレイナさんが女神に見えるぜ!!


「そうなのか。心配して損したな」

「まぁ10年単位とはいえ、前例が結構あるからな。あまり心配は要らないと思うぞ。」

「わかった。」


鑑定で思い出したけどレイナさんを鑑定してないな。

見れないのはわかってるけど一応鑑定してみよう。

ちなみにMPはギリギリ1回分回復している。

思ったより回復早いのか?

いや、よく見ると自分と鑑定のレベルがあがってMPの上限が増えている。これも要因だろう。

HP20、MP10、その他ステータスが1ずつ、ステータスポイントが2、スキルポイントが3増えてる

鑑定のHP10、MP5以外は自分のレベルアップ分か?

いや、水魔法が上がったときもスキルポイントが増えていたな。


まぁそれは後で確認しよう。

今は鑑定だ。


==============================

《?????》


※上位のステータスの為、これ以上鑑定できません。

==============================


まじかよ。

名前すら見れないのかよ。

レイナじゃないの?

いや、ゴブリン瞬殺してたから当然なんだけどね。


てか俺今まで自分以下のステータスを見ていないんだが・・・・・

もう少し強くなりたいなぁ・・・・


「おい、着いたぞ」

森を抜けた先に町が見えてくる。

城壁に囲まれた要塞みたいな町だ。


俺はこれからの拠点になるバグズの町に足を踏み入れる・・・・・




因みに現在のステータスはこんな感じ。


==============================

名前:吉田 大樹

種族:人間

年齢:15

性別:♂

レベル:1

HP:452/680

MP:3/585

筋力:13

耐久:13

器用:13

素早さ:13

魔力:15


ステータスポイント:2

スキルポイント:3


スキル:

水魔法 2

鑑定 2

言語理解


加護:セラフィナの加護

称号:水使い

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