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3話 はじめての魔法

ステータス確認完了。

遂に魔法の時間ですよ。奥さん!!!

いや、結婚してなかったから奥さんいないんだけどね・・・・


魔法を使うのに丁度良い広さの場所も見つけたし。

スキルの実証と行きますかね。

まぁいきなり水魔法は使いませんよ?

楽しみは最後に取っておくものですよ。


じゃあ、そこの木を鑑定!!

==============================

《杉の木》

一般的な杉の木。

木材に最適。


※上位のステータスのため、これ以上鑑定できません。

==============================


・・・・・え?

俺杉の木にステータスで負けてるの?

植物だよ?

ちょっとセラフィナさんにクレーム出したいんだけどどうやったら届くだろうか・・・・・


いやっ木は人間の体より丈夫なんだ‼

だからに違いない!!!

とりあえず、なんとか自分の気持ちの整理し、精神を安定させる。

ちなみに鑑定をした際にMPが50減っていた。

なるほどMP50消費で鑑定できるのか。

てことは今の俺だと最大11回使えるわけだ。

・・・・・そんなに使えないな。

回数には注意しよう・・・・


さぁ次は水魔法だ!

MP100を使い、手頃な岩に魔法を放つ。

「ウォーター!」

・・・・あれ?なにも起きない。

ステータスを確認する

==============================

名前:吉田 大樹

種族:人間

年齢:15

性別:♂

レベル:1

HP:660/660

MP:410/560

筋力:12

耐久:12

器用:12

素早さ:12

魔力:13


ステータスポイント:0

スキルポイント:0


スキル:

水魔法 1

鑑定 1


加護:セラフィナの加護

称号:一般人

==============================


うん。ちゃんと消費しているな。

もしかして声とかMPが足りなかったのだろうか?

なら次はMP300消費して全力で放ってみよう!!!

きっとそれなら行けるに違いない!!!

根拠のない自信を発動し、魔法を放つ準備をする。


深呼吸で大きく息をすった後、魔法を放つ。


「うぉぉおおたあああぁぁ!!!!!!」


全力で放った。

しかし、それらしい現象は起きていない。


いや、わずかだが手がしっとりしている気がする。

「え?まさかこれだけ?」


思わず口に出してしまった。

MPを確認する。300減っている。

え?あんなに恥ずかしい勢いで叫んでこれだけ?

あれだけ全力で放ってこれだけ?

いや、むしろあれだけ全力で放ったんだ単純に手汗が出ただけかもしれない。

いや、きっとあれは魔法の力なんだと言い聞かせる。


しかし大樹は気付いていない、たとえ魔法だったとしても手汗っぽくしっとりする魔法なんて最悪であると言うことに・・・・


そしてステータスをもう一度確認してみる

==============================

名前:吉田 大樹

種族:人間

年齢:15

性別:♂

レベル:1

HP:660/660

MP:115/565

筋力:12

耐久:12

器用:12

素早さ:12

魔力:14


ステータスポイント:0

スキルポイント:1


スキル:

水魔法 2

鑑定 1


加護:セラフィナの加護

称号:水使い

==============================


成果はあったらしい。

よかったあれで何もなかったら最悪だ・・・・・


そして称号が変わっている?

水を使いこなしてはなかったが・・・・・


「水使い?」

==============================

《水使い》

手汗(笑)

==============================


「ちくしょぉおおおー!!!!!」

大樹の魂の叫びが森に響き渡った。


しかし、大樹は忘れている。

ここは安全な町の中ではなく、森であると言うことを・・・・・



(´・ω・`)手汗・・・

実はこれがやりたくて水魔法を与えた。

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