俺の運命の人って多分、俺の目の前に居るこの女の子なんだと思う!
”俺の運命の人って多分、俺の目の前に居るこの女の子なんだと思う!“
俺が最近、この女の子が”俺の運命の女性なんだろうなと
ふと何気に思うようになった。“
その女の子とは? ”中学校からの腐れ縁というか?“
ずっと俺の隣に気がつけばいつも居た女の子。
何時も学校の休み時間になると? 教室の一番後ろの角で他愛のない
話をして笑い合っていた。
勿論! この女の子だけと仲が良かった訳じゃない!
クラスの女の子は大概俺は普通に話していた。
今現在25歳になった俺は今更だがやっといつも俺の隣に居るこの子
の事を意識し始める。
全然、一緒に居てもトキメかないしドキドキもしないのだけど、、、?
なんか一緒に居ると落ち着くんだよな。
”まるで空気のような存在。“
俺はいつも自分がドキドキする女の子を好きになり付き合っていた。
この子はそんな俺を見てどう想っていたのかな?
そう言えば? ずっと一緒に居るけど、この女の子が好きだと言う
男性を俺は一度も聞いた事がない!
学生の頃は、デリカシーの欠片もない俺はこの子を傷つけるような
事も平気で言っていたと思う。
それなのにこの女の子はいつも俺の傍に居てくれた。
俺が当時めちゃめちゃ好きだった彼女にフラれた時も、俺の父親が事故で亡く
なった時も、いつも俺に寄り添って慰めてくれていた。
この女の子だって辛い時があったはずなのに俺はこの女の子
の弱音を一度も聞いたことがないことに気づいた。
いつも俺の前では”ニコニコ笑って“辛いところを見せなかった。
だからこそ今度は、”俺がこの女の子の支えになろうと決めたんだ!“
・・・そして今日、俺はこの女の子に【告白】する!
『”ごめんな、仕事が忙しいのに呼び出したりなんかして!“』
『別にいいわ、ずっと最近は仕事ばかりしてたから少しは気晴らし
にもなるし、それにココ! 海陽の奢りでしょ?』
『勿論! 好きなだけ食べていいよ。』
『・・・あのさ? ひょっとしだけど、なんか私に大事な話でもある?』
『えぇ!?』
『”海陽ってさ、何か大事な話しをしたい時にクセで髪をクシャクシャって
するでしょ!“』
『えぇ!? お、俺、そんな事してる?』
『ううん、多分! 私しか知らないと思うけど......。』
『”なんでも俺の事、悠那は知ってんだな!“』
『そりゃ~海陽とは付き合いも長いしそれぐらい分かるわ。』
『”普通は分かんないよ。“』
『どうしたの? なんか仕事で失敗でもしたの?』
『”なあ悠那、俺と付き合わないか?“』
『えぇ!?』
『”俺さ、分かったんだよ! 俺の傍にはいつも悠那が居てくれたこと。“』
『・・・海陽、』
『だから、真剣に考えてくれない?』
『”ごめん、今! 私と付き合いたいって言ってくれてる男性がいるから。“』
『・・・そ、そっか、普通に考えたら? 悠那、可愛いしな~』
『か、海陽、』
『分かった、俺も男だし! キッパリ諦めるわ!』
『”ちょっと待って、少し考える時間くれない?“』
『えぇ!?』
『”別に断ってないじゃない! 少しぐらい考えさせてよ。“』
『・・・い、いいのかよ、その男性の事は?』
『”まだどうしたらいいのか分からないのよ、でもちゃんと考えるから
少し待っててくれない!“』
『・・・ううん。』
『じゃあーもう今日は飲むわよ~最後まで付き合ってよね!』
『ああ、分かってる。』
『じゃあ、どんどん注文しようよ!』
『・・・ああ!』
*
・・・俺があの子に告白して2週間!
遂に返事をしてくれると聞いて、俺は急いで約束した待ち合わせの場所に。
そこに着くなり既にあの子は着いていて。
俺に速攻、こう言ってくれたんだ!
”私の運命の人って多分、私の目の前に居る海陽なんだと思う!“
俺はこの子にそう言われて、俺も同じ事を考えていた。
だからお互いきっと運命の相手なのだろうな!
最後まで読んでいただいてありがとうございます。




