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 世界の内側から見たら、いきなり超巨大な何かが大地に落ちてきた……みたいに見えるんだろう。新たな装備を発射して、それを巻き付けた世界をG-01で支える。でもさすがに普段のブースターでは世界を支える……いうのはなかなかに厳しかった。

 いや出力的にはかなり高いはずなんだけどね。普段は目立たないくらいに小型化されてるブースターだ。その割にはかなりのスピードをそのままでも出せる。でも世界はG-01よりも数倍、数十倍は大きいわけで……流石にいつものブースターではその世界そのものを支えるってことはできなかった。


「いや、支えるだけじゃだめだしね」


 とりあえず安全圏くらいには移動させないと次の行動が取れない。だからこのままじゃだめだ。私はユグドラシルドライブを使って新たな物を創造する。それは背中に生える翼。

 もちろん鳥の羽根のような翼じゃない。もっと機械的なものだ。背中の部分にバックパックのように取り付けるタイプで、そこから二本の突起物がついてる。その突起物は収納状態ならそんなに大きくない。背中になんかあるなー程度だ。

 正面から見たら肩の後ろの方になにか見える程度だと思う。でもこれは可変式だ。いつもは小さく収納してて、必要なときだけそのギミックが発動するって感じ。そして今がその必要なときだ。


カシャンカシャカシャン!!


 そんな三段階の伸び。そしてシャッターのように内側が開いて、そこからびっしりと詰まったブースターが顔を覗かせる。でもこのままじゃG-01は前に進む。それはそうだろう。だって普通はブースターというの推進力であるべきだからだ。本体の移動スピードを上げるのが、ブースターの役目。

 けど今はそれでは困る。じゃあどうするか? そんなのは簡単だ。伸びた翼が根本の方から回る。本当なら伸びた三箇所、それぞれが回転して、細かな移動方向の調整ができる。でも今回は逆の推進力が全力でほしいんだから、全部を反対にする。

 すると警告がでてきた。


『ブースターの放出熱による損傷が発生します』


 まあそうなるよね。本当ならG-01の本体とは反対側にそれは噴出する。だから本体に影響が出ることはない。でも今は反対にその噴出をしてるのだ。そうなると……その勢いが強ければ強いほど、ブースターとしての出力が大きければ大きいほどにそれを自身に向ければ自身が傷つく。

 大出力のブースターはG-01を焼いてしまう。でも……G-01の装甲もそして自己修復の機能だってすごい。警告はでたが、それは一応だ。だから私は気にせずに世界をひっぱった。

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