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「しまった」


 私はそんな風につぶやいた。だって……ね。振りぬいた瞬間……『やってしまった』って思ったんだもん。体からあふれるエネルギーを発散しないと! ということをとっさに思ってすべてを乗せるようにして振るってしまった。すると……だよ? すると、世界が割れた。いや、正確には世界の外側がわれた。だけどさすがになんか世界に影響もあるかも? 

 私が切ってしまった所が戻ろうとしてるのか、周囲を吸い込みだしてる。世界の外にあったゴミとかそういう軽いのは簡単に吸い込まれていく。そして……


「ああああぁぁぁぁぁああがああああああああああああ!」


 うわって思った。やっぱりどう考えてもやりすぎてしまった……よね? だってあの世界の神も吸いこまれてる。きっと万全なら……神が吸い込まれるってことはないと思う。でも……今の一撃。私の一撃で神は重症をおった。片腕はなくなり。体の半分がきれて、さらには周囲に展開してた目……それらのほとんどが今の一撃で切り裂かれてしまった。奴はどこからでも目を出した。けどその「どこから」ってやつが裏目に出たのかもしれない。

 私の攻撃は奴のすべてに帰って行ったのだ。物理的に当たったのは上下を分断した一撃だけだったかもしれない。けど、余波で周囲にあった瞳を全て破壊したわけで……その衝撃も神にはフィードバックしたみたい。

 片腕も爆散した、頭の半分もなくなってしまってる。そして体中から血を噴き出してる。そんな神はほとんどの力をうしなってしまったようだ。


「まずっ!?」


 私は助けようと思った。だって別に神を殺すつもりはない。ちょっと……ちょおおおと出力の調整に失敗しただけだ。それで殺しちゃったらね。目覚めが悪い。でも神を救おうとして気付いた。世界だ。ウサギな彼女の世界もまた、私が開いた穴に落ちそうになってる。

 あの穴に落ちたらどうなるのか? それはわかんない。案外向こう側に行くだけで大丈夫な可能性はある。でも……それは楽天的な考えでしかない。


 そう思ってると、G-01の手を神がパシッと払う。それにその胸に最後の目が開いて……神はその目に逆に吸い込まれるようにして消えたんだ。逃げた? わからない。けどそれなら! 私は世界を救うことにしたよ。

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