163
さてさて……と私はこの神の不可視の攻撃に対するために一体どれだけリソースを使ってるのかってことを見る。するとあらびっくり……でせそれは悲報的な声音じゃなく、思わず言葉尻が上がるようなさ、そんな上機嫌か思わず出るような声音になった。
そこまでいえばもうわかるだろう。そう、あの目玉がいっぱいの神の攻撃にかけてたリソース、それはとてもG-01にとっては小さかった。極小……と言ってもいいくらいだ。これは完全に予想外だ。だってあれはあんな見た目でも神だ。
どっちかというと地獄の番人というか? 地獄に繋がれてそうな見た目だけど、あんなんでも正真正銘の神なんだ。その攻撃だよ。それにきっとあの神は物理的な攻撃よりもこっちがメインじゃないのかな? 私はそんな推測をしてるよ。だってそうでしょ。あの目玉の数からして、やつの得意はあの目玉を最大限に使うことだと思う。
だってあれだけ目立ってるんだよ? それにあれだけの数がある。きっと彼にはよく見えてることだろう。だからこそ、驚愕してると思う。だってG-01は何の問題もなく動いてるんだからね。それを確実な事実としてあの神はちゃんと、しっかりとたくさんの目で確かめてるはずだ。
幻覚とか見間違いなんてことはないと……あの神は自身の目でそれを証明してるんだ。それはまさに絶望……と言えるかもしれない。いや、このくらいではまだ神は絶望したりしないか。流石に……ね。効かないとわかれば次の手を打つ。
それは至極当然のこと。私はG-01を操って逃げの一手打ってる。だって私は別にこの神をどうにかしようと思ってるわけじゃない。なにせ相手は神何だ。私なら……G-01なら神を倒す事だってできるだろう。そこに不安はない。でも,そんなむやみやたらに神を殺す……なんてしたらダメだろう。だって神は世界の管理者だ。そしてあの神はウサギな彼女の世界の管理者だ。
実際神と世界の関係というのはなかなかに密接だ。だからこそ神が放棄したら世界というのは悲惨な末路を辿る。G-01の中にはそういう記録もある。なのでどうにか神と話し合いたいところだけど……今の神は頭に血が昇ってる状態だ。
少しはその血をひくのもいいのかも? けどその時だった。
「これは!」
視線の完全掌握。視線の全開範囲。そして見える……という事象支配。いつの間にか私の視界は全部真っ赤な目によって包まれて、さらにはG-01のモニターのすべてにエマージェンシーの警告が現れてる。




