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 神は私を待ち受けてたようだ。向かってくるその長い腕。それに対して私は避け――


 ビービー という警告音、そして画面に出る動作障害の通達。けど私は気にせずにG-01を動かした。一瞬ちょっとした引っかかりを感じたけど……でもそれも結局は一瞬のこと問題なく動いてくれた。だからその腕からの回避も問題なくできた。けどちょっと避けただけじゃ、神はあきらめない。その腕をさらに伸ばしてくる。しかも……


「うへーきもっ」


 なんとその腕からも目玉がポコポコと生えるというか? 開眼するというか? そんな感じで腕のいたるところから目玉が開く。そのたびにビービーとうるさいんだけど、同時にレジストもしてるからG-01は問題なく神の手から逃れることができる。ここまでくるればわかるだろうけど、そう……あの目はどうやら行動を制限することができるようだ。


 いや行動を制限なんてきっとそんな生易しいレベルじゃないと思う。だってあいつは神……だよ? ただの地上の生命体とはそれこそ存在が違う。いうなれば私のような作られた存在なんかよりもずっと上位の存在といっていい。私がこうやって無事に謁見できるようなさ、そんな存在じゃないんだ。


 だからきっとあの目はもっとえげつないことをやってると思う。それこそあの目に見られたらその気になればそれだけで魂を抜きとれるとかさ。それか実は石化するとか。力の封印、時間の停止……思いつくだけでもいろいろとある。いろいろとあるけど、私に影響がないのはG-01が私を守ってくれてるからだ。いやーG-01さまさまである。

 でもさすがにあほみたいな物量で来られたら困るかもしれない。


「どのくらいなら耐えられるかな?」


 私はとりあえず別のウインドウを表示してみた。そのレジストにかかるエネルギーを出してみたんだ。だって頭脳は一つでその中に割り当てられるリソースって決まってるじゃん? G-01の頭脳は超優秀だから、私なんかよりもそのリソースは膨大といっていいよ。でも、これは神の攻撃だからね。そんな生易しいものじゃないのはわかる。

 だからこそどのくらいこの攻撃のレジストに容量を食ってるのか? と思ったんだ。


「え? ……うそ」


 私はそんな声が思わず出てしまった。


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