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 とうとうウサギは神への謁見を果たした。それは努力と執念の結晶だ。普通の生命がその地に生きる生命が生涯で神に謁見する。そんなことはほぼないといっていい。それこそ超越した者でしかありえないのだ。

 このG-01を作った人たちは神をも超えるてテクノロジーを持ってるから、既に神と決別してるみたいだけど、沢山の世界を渡り、その発展を手助けしてきたこのG-01を作った世界の人たちでも、その現地の生命が自力で神に謁見した……という記録は私が調べた記録の中ではなかった。


 もちろんG-01の世界の人たちが関わってから……ならそこそこあるみたいだけど、此のウサギは違うからね。外部からの力なんてものに頼ってなんかない。本当に純粋に自身の力で……地上と天上の壁を破壊したんだ。


 神の赤い目が輝く。それは神聖であり、そして不気味でもある。なにせでっかい目だけじゃなく、その顔には無数の目があるからね。どっちかというと化け物だよ。もっと神聖な姿を想像してたかもしれないが、神なんてのはあんなもの。どっちかというと化け物だ。


「オオォォォォオオオオオオオ」


 そんな「音」が世界に響く。まるで大地が鳴くように、海が荒れるような……そんな音。けどどうやら怒ってる……とは違うみたい。直接的にウサギに伝わるのは「歓喜」だ。


 どうやら喜びでこのなんとも言えない音は鳴ってるみたい。世界を使って歓喜を表すとはまさに神のスケールだ。ウサギは本気で神に立ち向かおうとしてるんだけどね。小さな命の覚悟とか意地とか……そんなのは神にとっては些事。だから気にしてなんいないんだろう。


 だから命取りになる。ウサギは力を展開してた。自身で必死に分析してた神という存在。そしてそれが目の前に現れた。神が歓喜に震えるなか、ウサギはただただ冷静に目の前の神を更に分析してた。自身の望みのために何が必要なのか? どうしたら自分の勝利条件が達成できるのか? それを必死に探ってた。


 そして何かを神はウサギの頭に伝えてきてる。でもそれは読み取れなかった。理解できない言語ってことじゃないと思うんだけど、きっとウサギが記憶しておく必要もないと思ってたんだろう。

 

 ウサギは結論をだす。神を上回る結論だ。

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