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 この目玉たちの出してる音。それにだって意味はある。周波数を解析すると、そこにはあるコードが見える。けどそれはここだけではだめだ。でも大丈夫。


 なにせ……


「他の塔もここで起動!!」


 私はこの船の中で循環してる世界。維持してある世界にも事前に行ってた。派手な行動はしてない。けど現地の生命にちょっと接触した。

 ここには人間というか、知的な生命体はいなかった。けどその代わりにとても幻想的な……それこそここでしか見られないような生態系が形成されて、独自に進化した生物とかウイルスとか……そんなのがたくさんいた。私はG-01の中にいたから何の問題もなかったが、はっきり言ってかなりあぶない世界である。

 もしも生身の人間がそのままなんの対策もしないでこの世界に降り立つと、最初はその物珍しさに興奮するだろうけど、息をするたびにその微粒子たちが体に入り込み……その内、取り返しのつかないことになるだろう。

 美しいが、そんな世界が出来上がってる。けどそれはきっとあの人の意図通りなんだろう。色々と貴重そうで珍しそうな成分を生成する植物やら、G-01の記録ではあるけど、彼らの世界ではいない筈の生物とかなんかいた。


 そんな世界を管理してる塔を、私はここに来る途中で起動してたのだ。植物に囲まれて侵食されてたけど、それでもちゃんと機能を保ってるあたり、ものすごいテクノロジーだと思った。植物の力は目を見張るものがある。

 それこそ文明が急激に発展して植物が追いやられたとしても、数百年も経てば、植物は再びそこに緑を戻すことができるんだから。でもどうやら科学を、技術を極めていった人類だって負けてはないようだ。

 それこそこのG-01を作った人達の化学は魔法やらは、それこそ「奇跡」といってもいいような……そんなレベルだろう。家電とか技術とか、それは素晴らしいけど、管理とかされてなかったら、すぐに使えなくなってしまうものってイメージがある。

 けどG-01とかを作った彼らの技術はそんな常識を逸してる。だからどんなになっても、その機能を、その運用を止めてなんかない。


 だから問題なく二つの世界の塔も起動できた。その時、その世界ではそこの生物たちがまるで洗脳されたかのように、目玉たちと同じような音を出しだした。それぞれの生物が一斉にだ。

 もしかしたらDNAとかにそういう仕込み……があったのかもしれない。


 そして全ての世界で認証を通して、そして開かれるこの船の中心部分。そこに……この船のエンジンであるユグドラシルシステムがある。

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