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 違和感は少しずつ……けど確実に私にそれを示して来ます。


「あれ?」


 そう思ったのは本当に僅かな違和感。最初はそれこそ私は結構大雑把に目玉たちを攻撃してたからそれは起きても仕方ないと思ってた。だってたくさんを巻き込むことを私は狙ってる。だから数体取りこぼしたところで……だ。あとからポニ子アーマーの腕を振り回すことでたくさんの目玉を大量に巻き込んで数を減らすってしてるからね。

 だから多少の取りこぼしは仕方ないと思ってた。次に壊せばいい……と思ってたけど、なんかその数が多くなってきてる気がします。

 私の攻撃を交わして目玉に接近をゆるすことが多くなった。近くに来られると勿論対応しないと行けない。私はポニ子アーマーで守られてますけど、体が軽いのは変わってません。彼らの攻撃を受けたら吹き飛ばされます。

 ダメージの方はアーマーが肩代わりしてくれますから大丈夫ですけど、攻撃を受けるということはこっちの攻撃が止まるということです。それに……です。一度攻撃を許すときっと私と目玉たちの攻撃の攻守が逆転します。


 どういうことかというと、今は私が攻撃をかなり一方的にしてます。それはポニ子アーマーの伸縮が目玉の伸びる腕よりも伸びるからです。そしてこれが最も大きいでしょうけど、私がこの場所の床を移動しつつ攻撃してるから、目玉たちは遠距離攻撃をしてこないと言うのがあります。

 私達はここを壊してもいいと思ってます。でも目玉たちにとってはここはとても大切な場所のようで、あまり破壊したくないよう。だからこそここの床を走ってると自分たちで破壊をしそうな攻撃はしてこなくなります。だからこそ、こっちが今までは一方的に攻撃をしてたとも言えます。

 なのに……こうも近づかれたら一体一体をちゃんと相手にしないといけなくなります。


「はやく距離を取らないと」


 とりあえず近づいてきた目玉たちをすぐに処理しないといけません。これに手間取ってるとどんどんと目玉たちが押し寄せて来るでしょう。それこそ奴らの十八番……というか、数の暴力と言えるでしょう。それを一番活かせます。だから素早く、手早く……それが大切。広い範囲を見てましたけど、今は近くだけを見て集中です。

 私を確保しようと伸びて来る腕を交わして、それのカウンターのようにパンチを繰り出します。でも……です。その時、その腕を別の目玉に捕まえられました。

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