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「え? なんですかあれ?」


 私は目玉と戦ってる中、ふとしたことにきづきました。なんだかあんまり目玉が減ってる気がしない……と思ってたんです。けどそれはここが目玉を作る場所だからだろうと思ってました。

 実際その証拠にこの場所には大量の目玉がストックされてます。それは間違いないでしょう。それに今でもここの機械たちは稼働してます。色々とぶっ壊れてたりもするんですけど……でもそれでも稼働はしてるようです。


 だから今まさに生産されてるから……という理由だってあるかもです。けど……


「なんかちっちゃいのがいる?」


 私の視界には時々それが見えるのです。ちっちゃいの……と言うのはちっちゃい目玉です。目玉たちはどれもだいたい大きな目にニョロニョロとした腕を四から八本もってます。

 大体そんな形です。それのまさにミニサイズというのでしょうか? 普通の今まで戦って来たサイズの目玉がその目玉だけで二メートルはあろうかというくらいのサイズに対して、ミニサイズの目玉はまさに手のひらサイズといいましょうか? そんな感じです。


 あまりにもサイズ感が違いすぎて今まで気づかなかったのか、それともあのサイズの目玉はここにしかいないのか? 


(でも、この空間の船の全てをこの目玉たちが管理してるとなったら……普通サイズの目玉では通れないところもありますよね?)


 でも、今回見つけたミニサイズの目玉ならきっとそういうところもいけるでしょう。そのためのミニサイズの目玉なのかもしれません。どうやらミニサイズの目玉はこっちに攻撃をしてくることはないようです。そもそも戦闘力はないのかもしれません。


 だから気にする必要はない――と言いたい所ですが、私はミニサイズの目玉の役目をみました。それは床に落ちて壊れてる目玉をちらっと確認したときです。さっきの爆発でかなりの数の目玉が床で壊れました。破片になったやつだっているでしょう。


 でもどうやらまだ瓦礫とまではなってない目玉もいたよう。そこにまるでアリが死骸に群がるようにミニサイズの目玉が群がってました。私は食べてるのかな? と思いました。


 だってそういう光景はそれしか知りませんでしたし。でもどうやら違ったようです。きれいな感じで元通り……とはいきませんが、なんと普通サイズの目玉が動けるようになったのです。


 そう、どうやらミニサイズの目玉は普通サイスの目玉の修理ができるようです。これは厄介です。

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