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 G-01はいろいろな機能をつけていくことができる。私の成長とG-01の成長はリンクしてるといっていい。私が沢山の知識を蓄えて行くと、アンロックされる機能も多い。

 そしてエネルギーを一定数ためたら、新たな装備、部品とかいろいろな物をコアであるユグドラシルが創造してれる。それらにはあらかじめ設計図があるから普通はそれから自身が思い描くG-01のために新たなパーツや装備を作っていくのだ。

 ある意味でそれはゲームみたいで楽しい。やっぱり新たな装備は良くなる事もあるし、悪くなる部分もある。とんでもない科学技術や魔法技術を組み合わせてとんでもない装備やパーツを生み出してるわけだけど、やっぱり全てにおいて万能な装備とかはないらしい。

 攻撃力に振りすぎると、エネルギーの消費増大と熱を持ってしまう。防御力に振りすぎると、これもエネルギーが大量に必要だし、装甲がかなり重くなってしまう。スピードにふると、小回りをとるか、トップスピードを取るかでもパーツも装備も違うのだ。

 まさにその組み合わせは無限大と言ってもいい。そんな中、流石に次元断層を安定して作り出す装備か装置かパーツなんて……いや、もっとよく探せばあるかもしれない。

 それにただ単体でそういう事はできなくても、複数のパーツを組み合わせることで似たような効果を生む……なんてこともできたりするかも。本当にこれは発想力とひらめきの問題だ。


 まあ残念ながら、私にはそんなのない。凡人なのだ。もしかしたらもっともっと高度だから、そこ辺まではまだ開放されてないのかもしれない。でもそんな中、ここでこの次元断層を参考に新たな装備を作れたら……飛躍的にG-01は強くなれる。それに……だ。これまで世界を渡るのはランダムだった。

 でも次元断層を自身で作れるとしたら、世界を選ぶことだってできるかもしれない。もっと安定した世界に行くとかさ……できるかも。


「ようし!」


 私は色々と頑張ることにした。それに外からじゃ円盤まではたどり着けないし、内部の勇者達もそれなりの時間がかかるだろう。私はじっくりとそれに取り組むことにするよ。


「まずはこのために更に脳を拡張しないとね」


 ためてたエネルギーを使って私はまずはそれをやったよ。やっぱり脳が拡張されると、快適になるというのがわかってきたからね。それにこっちに集中するにしても、他にも同時進行で勇者達のサポートに下層の方の探索も進めてる。それを止める事はできない。

 そして次元断層の解析にはかなり拡張領域を使うだろうことはわかる。だからまずは何の無駄にもならない脳の拡張を私はやった。

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