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スローライフの真の能力

 「スキル『スローライフ』。

 森羅万象に『スローライフ』状態を付与する。

 例えば、人間に付与すれば眠らせたり、体内の気管の空気をスローにして酸欠にしたり………応用は幾らでも利く。」

 上空から声が飛んで来た。

 さっきのヒョロが空に浮かんでいた。

 「野郎!お前ら!魔法だ!魔法で蜂の巣にしろ!」


 その掛け声の後、雷や風や火がそこに飛んでいく。

 ドガーン!

 爆音と爆風で視界が真っ黒になる。

 ザマァ見ろ。粉々だ。


 「例えば、周囲の空気をスローにして空気の壁を作ることも出来る。」

 爆風から無傷な男が出て来た。

 「足元の空気をスローにして足場にもできる。

 そして……………解除。」

 パチン

 男が指を鳴らす同時に。

 ガン!

 大きな岩が空から幾つも降って来た。

 「重力の働きをスローにして岩を空に浮かせておけば、解除するだけで岩を降らせることが出来る。」

 ドンガンドンガン!

 人間ほどの大岩で何人かがやられる。

 「この!降りて戦え卑怯者!」

 悪党らしからぬ台詞。

 「はい。解ったよ。

 秘技:スローワールド。」

 世界が止まった。





 スローライフの能力を世界に使用する。

 これにより、世界は静止に近いスロー状態になり、使用者は時間停止を疑似的に出来る。
















 次の瞬間、俺達大悪党連盟は全員が倒れていた。

 「ガハッ!」

 「あ、因みに、海賊たちは凍った海で全滅したよ。」

 物体の動きをスローにすれば低温になり、凍る。

 海賊部隊もまた、凍った海で全滅していた。


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