第百三十一話 空の彼方へ
まだ、解決したわけではない。
だが、マリアの方から向き合う努力をしたいと告げ、ギヤルと年頃の娘同士で笑顔ある会話に街の雰囲気もどこか和やかになっている。
ジオとしては精神的なダメージは負ったものの、二人の様子を見て、「もう大丈夫かもしれない」と思った。
「……ったく……和解するにしても、余計な情報を口にしないで出来ないのか?」
「なんじゃ、リーダー。何やら、訳アリのようじゃの~?」
「だから、気にすんなって……」
「ん~? あの娘っ子の……ままごととやらに興味あるのう」
ガイゼンがニタリと満面の笑みでジオに尋ねて来る。
ひょっとしたら、ガイゼンも何かしら察しているというか、ひょっとしたら気付いているのかもしれないジオは感じながらも、誤魔化す様に立ち上がった。
「さーて、もうそんなことはどうでもいいとして、これで何とかポルノヴィーチの依頼をどうにかできたってことでいいだろ?」
「ん? ま~、ワシらが何かをしたかと聞かれたら微妙じゃが……」
「いーんだよ! どっちにしろ、俺らがこの街に来てなければ、こうはならなかったからな。だから、俺らが解決したってことでいいんだよ! ってわけで、さあ行こう! 魔界へさっさと行こう!」
「くくくく、お~、分かった分かった。せっかちなリーダーじゃのう」
もう、先ほどの余計な話をぶり返させないようにと無理やりこの問題を「終わり」と片付けて、さっさと次へ行くべきだと声を上げるジオ。
ガイゼンはそんな焦るジオに笑いを堪えきれない様子だが、もう深くは追及しないで頷いた。
「お~、ジオガイ、ユーのクイックな対応にベリー感謝する」
「ああ、気にすんなよ、キオウ。で……マシンも、チューニもいいよな?」
「自分は構わないが……」
「ん? 待って、リーダー。今すぐということは……僕は僕を愛するベイベーにアバヨの言葉も言えないの?」
すぐの旅立ちに、キオウもマシンも異論はないようである。しかし、酔っ払いチューニだけはどこか不満があるようだ。
「僕は……セクにヨシヨシをしてあげたいのに……」
「おお、そうか。だが……そうなると、あの十賢者の爆弾娘に爆破されるぞ?」
「ッ……」
「おっ、少しだけ酔いが冷めたか?」
まだ微妙に酔ってはいるものの、やはり昨晩のことですっかりオリィーシに対して苦手意識を持ってしまった様子のチューニは、ニヒルな笑みを浮かべながらも頬に少し汗を流していた。
「……ふふ……リーダー……」
「ん?」
「僕ね……男というのは常にジッとせずに旅立って、女を待たせたり、女に追いかけられたり、そういうのが孤高の男らしいと思うんで。自分から女の子に接しに行くなんて、ただのムカつくチャラ男なんで」
少し頬を引き攣らせながらも、先ほどと真逆のことをキメ顔で言い出すチューニ。
つまり……
「あ~、つまり、コエーからやっぱお前も逃げようってことな」
「そそ、そんなことは言ってないんで! ……だ、大体、リーダーも、さっきのままごとって―――」
「さあ、行こうぜ兄弟! 魔界へ! そして、俺たちの新たなる旅路へ!」
「も、もちろんなんで、リーダー!」
もう、それまでにしよう。ジオとチューニは互いに理解し合い、もうその話はせずに旅立とうと、肩を組んで太陽を指さした。
「やれやれ……じゃあ、行くかのう」
「とは言っても、ここからイヴェントナシ大陸まで少し時間がかかるな……ちなみに、駐留しているという軍の規模はどれぐらいだろうか?」
「ナウはそれほどでもないと思うが……ただ、ミーの聞いた情報だと駐留している軍は交代制で……今は、『アワヌ将軍』が駐留し、近いうちに『コナーイ将軍』とチェンジすると聞いているが」
チューニと肩を組んで旅立ちを口にしながら、キオウの話を聞いて、ジオは「あ~」と頷いた。
「あ~、その二人ね……まっ、ニアミスはしたくないが、仮に何かあってもどうにでもなりそうな二人だ。弱くはねーけど……俺らの敵じゃねえ」
「オー、頼もしい。とはいえ、警備のレベルが上がったら、モアストロングな将軍が来ないとは限らない。だから、なるべくクイックで行こう。ミーが馬車を借りよう……いや、ユーたちとなら走った方がアーリーか?」
問題は無いが、とりあえずは問題が起こりそうにないうちにさっさと行こう。
移動手段としてキオウが馬車か、自力で走っていくことを尋ねると……
「いや……自由な男たちは、果てしなくどこまでも続く空の海を駆けるべきなんで!」
まだ、多少の酔いが残っているチューニが自信を持って告げる。
その案は「飛んでいく」というものであった。
「空を?」
「おお。なるほど……つっても、空を飛べるのはマシンぐらいじゃろ?」
「皆を担いで自分が飛べと? 流石にこの人数は重いが……」
「ヒュー、スカイをフライハイができるのならグッドだが、ミーもフライハイはできないぞ?」
飛べる奴はマシンぐらいしかいない。
なら、その提案は微妙であると皆も乗らなかった。
だが、チューニはニタリと笑みを浮かべ……
「いいや、僕たちには……見えない翼があるんで」
「「「「…………はっ?」」」」
「そして、今は僕が翼となって皆を運んであげるんで!」
マシンではない。チューニが自ら皆を運ぶと告げた。
それは、ジオたちには予想外であり、そしてどうやって運ぶのかと方法に興味が沸いた。
チューニは短い詠唱と共に、空間を歪ませ……
「出でよ……自由を求める男たちの箱舟よ」
チューニの異空間魔法……魔法によってチューニだけが行き来できる異空間。その空間に保管されていた、ジオパーク冒険団が所有する潜水艇。
それを、チューニはこの屋上に出現させた。
「おいおい、そんなもんをここに出してどーすんだよ!」
「これは潜水艇で、飛行能力は備わっていない。自分もいずれはそう改造したいと思ってはいるが……」
「ふむ、で……どーするんじゃ? チューニ」
「……というより、ミーは、チューニボーイが異空間魔法を使えること自体にサプライズだったが……どうりで、この都市の皆がチューニボーイを慕うわけか……」
で、これでどうするのか? これはあくまで潜水艇であり、大陸の中腹にあり、海に面していないこの場で今は必要ない物である。
すると、チューニは……
「うん……皆でこれに乗ってもらうんで」
「「「「うんうん……」」」」
「で、僕が浮遊かなんかの魔法でこれを浮かばせて、そのままゴー!」
「「「「……」」」」
あまりにも簡単すぎる説明。確かにそんなことができれば、皆と一斉に飛ぶことは出来る。
「いや、チューニ。お前、浮遊の魔法を使えるのか?」
「え? 分かんないけど……こう、念じて……浮け~、浮け~、って言ってたら……あっ、浮いた!?」
「「「って、ほんとに浮いた!?」」」
チューニが軽く魔力を込めて念じた瞬間、大きな潜水艇がそのまま宙にプカプカと浮いた。
このとき、ジオパーク冒険団は「そんなアイディアがあるなら、最初から海での航海のときからやっていれば……」とも思ったが、今の酔っ払いチューニは普段のチューニとは違うということで、もう口に出して言わないことにした。
そして……
そんな男たちの旅立ちの準備を知らぬ乙女たちは……
「で……よく分かりませんけど、オジオさんはどこに居ますの?」
「……マスターも居ない……」
「そういえば、けっこう探したんですけど居ませんよね……マシンさんも」
「あんなに大きなガイゼンさんも一緒だから、目立つと思ったんですけどね」
ギヤルとマリアが向き合うことは見守ったものの、それはそれとしてと、フェイリヤからジオのことが上がり、他の女たちも見つからないジオパーク冒険団のことに次々と首を傾げた。
「ジオ様……ひょっとしたら、キオウと一緒に居るのかもしれませんね」
「はい~、その場合……キオウくんは……音の力で認識阻害をできますから……それで」
「ちっ、キオウくん……なんのつもり? チューニまで巻き込んで……どうして、私の邪魔を……」
これだけ探しても見つからないのなら、キオウが何かをしたのだろうと、同じ十賢者であるエイム、ナトゥーラ、オリィーシは考えた。
すると、そんな彼女たちのことを眺めながら、マリアは尋ねる。
「エイム……ナトゥーラー。あなたたちは……ジオと……もう一度……ということでしょうか?」
マリアの切なそうな問いかけに、エイムとナトゥーラは少し胸が苦しくなるも、誤魔化すことはせずハッキリと答える。
「ええ。それが……私の……私たちの嘘偽りない望みです……」
「……そう……ですか。でも、あなたたちはそれでいいと、ジオが受け入れたのであれば……それでいいのでしょうね」
「ッ……マリア姫……あ……あなたは……」
「……昨晩……ジオと、少しだけ話をしました」
「ッ!? では……」
「私は……これでいいのです。むしろ……帝国の姫である私に……私を殺してもおかしくないはずなのに……少しでも話をしてくれた……もう、それでいいんです」
その言葉で、エイムもナトゥーラも察した。マリアは、自分たちのようにもう一度……ということにはなれないのだと。
そして、マリア自身ももうそれは仕方ないことだと、苦しみながらも無理やり自分を納得させていると。
「それであなたは……いえ……何でもありません……」
「……ふっ……意外ですね……あなたも……気を使ってくださるのですね」
「……別にそういうわけでは……」
それで満足なのかと問おうとしたが、エイムはその言葉を飲み込んだ。
マリアがそれで満足なはずがないと分かっているからだ。
しかし、どうしようもない。
マリアが帝国の姫であり、もうジオが帝国とのわだかまりを解消する気も、そもそもすることもできないからだ。
ジオの記憶を取り戻したことで、エイム自身も帝国に対して負の感情を抱いたものの、それでもマリアの気持ちは同じ男を愛する女として当然理解している。
だからこそ、胸が痛み、不用意なことを聞くことが出来なかった。
「それにしても……そちらのあなたも……ジオを?」
そんなマリアが次に視線を送ったのは、最初から最後までこの状況をまるで理解していないフェイリヤだった。
「あら、ワタクシのことですの? っというか、『も』というのが気に入りませんわね! あなたも、あの帝国のティアナさんという方とそういうところは似ていますわね!」
「お姉さま……? ……ああ……そうですか……あなたが……ワイーロの……」
「ええ、何か問題がありまして?」
「……いいえ。ですが……そうですか……あなたが……」
フェイリヤの発言にハッとするマリア。マリアもまた、フェイリヤのことは噂だけではあるが認識していたのだ。
フェイリヤのことを見定めるかのようにジッと見つめるマリアの視線に、フェイリヤは少しムッとするが胸を張って堂々とする。
「……フェイリヤ……でしたね。あなたは……」
そして、マリアがフェイリヤに何かを尋ねようとした。
しかし、その時だった。
「「「「……ん? ……あ……」」」」
その時、女たちの真上を、都市に大きな影を落とした何かが通り過ぎる。
驚いて女たちが上を見上げたとき……
「あっ!? あれは……ワタクシの潜水艇ではありませんの!」
「ジオパークの皆さんにあげた潜水艇が……な、なんで!?」
「なんで空を飛んでるんですか!?」
大空の彼方へと真っすぐ突き進む鋼鉄の潜水艇……それは、もはや飛行艇。
「ッ!? これは……マスターの魔力です!」
「……チューニ……ッ! チューニ、どこに行くの? ねえ、チューニ? どこに!?」
飛行艇そのものに驚いたものの、すぐにその中に誰が乗っているのかが女たちにはすぐに分かった。
「ちょっ、オジオさーん! ワタクシに挨拶もせずにどこへ行きますの!」
「ッ、ジオ様!」
「あらあら……」
「えっ、マヂでジオチンなん? それって……やり……逃げ?」
「マスター! ……ジオの仕業……殺す、やはりジオは……私とマスターにとって邪魔」
「また……どうして? なんで? なんでまた私とチューニが離れないと……」
「あら……マシンさんも……行っちゃった……のかな?」
「うん……もっと、お話ししたかったけど……」
都市の者たちも一斉に見上げて驚きの声を上げ、女たちはそれぞれの愛しい男たちの名を叫ぶが、飛行艇は進行を止めることなく、そのまま彼方へと向かって行く。
そして、一頻り叫んで僅かな間、呆然としてしまう。
一体、男たちはどこへ向かったのか? と。
だが、今はもう女たちはそんなことを考えない。
「ゆ、許しませんわ!」
「ジオ様……放置プレイにもほどがあります……」
「そうですね~、昨日はあんなに可愛がってくださったのに……んふふふ、ジオ様ったら」
「マスター……私を置いていくのは許すまじ」
「嫌……もう、離ればなれは嫌……やっとチューニと会えたのに、そんなの許さない!」
「あ、あの、お嬢様? 皆さん?」
「え~っと……なんか皆さんからとんでもなく禍々しい瘴気が……」
どんな理由があるかは分からないが、このまま置いていくのは許さない。
どこが怒りも交えて女たちは声を上げる。
「「「「追いかけましょう!!」」」」
女たちが心を一つにして、そう叫んだのだ。
空気すら震えるその叫びをマリアは感じ取りながら、少し切なそうに眼を細めて先程問おうとしたことをフェイリヤに問う。
「フェイリヤ……ジオは……今……人生を取り戻そうとしています……」
「はい?」
「彼に……煩わしいと思われる……そう、心配になりませんか?」
まるで、フェイリヤを試すような問いだった。
マリアがもう求めてはいけないと心に刻んだ、愛する男のことを求めるフェイリヤに。
しかし、その問いにフェイリヤは溜息を吐き……
「ティアナさんも同じことを聞いていましたけど……」
「お姉さまが?」
「なーんで、このワタクシがオジオさんに気を使わないといけませんの?」
「……え?」
「確かに、旅は男の何とやらかもしれませんし、ワタクシも最初は待っていても構わないと思いましたけど、目と鼻の先に居ると分かっている以上、ジッとなんてしていられませんわ」
その言葉を聞いて、マリアはどこか懐かしいと感じた。
かつて、幸せに満ちて居た頃の自分たち三姉妹もきっとそうだっただろうと。
「だいたい、ほんの少しワタクシと離れていたのに、あの男は一体どれだけ現地妻を作っていますの? このまま放置したらまた増えるかもしれませんし、流石にもう許しませんということですわ!」
「ふふふ、それは同意ですね。確かに……それは……心配ですね……ジオはそういうところありますから……でしょう? エイム……ナトゥーラ」
「「確かに……」」
そう、自分たちと変わらない。たとえ、出会ってからの期間は自分たちより短かったとしても、フェイリヤは自分たちと同じだとマリアは感じた。
しかし、だからこそ……
「フェイリヤ……あなたのその素直さが……今の私は死ぬほど羨ましいです……ですが……私たちと同じでは……ダメですよ?」
「?」
「今のあなたと同じように……愛して、求めるだけ求めて……独占欲を剥き出しにして……でも、そんな私たちは罪を犯しました」
「……なにを……」
「私に言う資格はありませんが……どうか……私たちのようにはならないでください」
どこまでも重いマリアの願いと懺悔も込められた言葉に、フェイリヤも思わず息を呑みこむ。
「ふ、ふん。このワタクシを……誰だとお思いですの?」
だが、今はそんな重たい空気に囚われてジッとしているわけにはいかないと、マリアに対してわずかに頷いてから、すぐに背を向けて、ジオたちの飛び去った空の彼方を見る。
「とにかく、今すぐオジオさんたちを追いかけますわ!」
「でも、お嬢様……あんな空を飛んで行かれたら……馬車でも追いつかないですよ……セクちゃん、どう?」
「……私の飛行能力でもエネルギーが持たないです……」
「私の浮遊の魔法でも、少し厳しいですね」
「それに~、この街には飛行艇もありませんし~……」
とにかく、今は飛び立った男たちをどうにかしよう。とは言ったものの、空を飛んで行った飛行艇に追いつく術が彼女たちには無かった。
ならば、どうするか?
すると、フェイリヤは……
「ええい、何か方法はありませんの? 飛行艇も魔法も馬車も無理なら……そうですわ! ドラゴンがいいですわ! 今すぐオジオさんたちを追いかけるドラゴンをここに呼ぶのですわ!」
「「「「……………」」」」
より難易度の高いものを要望し、そんなフェイリヤに流石の女たちも皆が「うわ~」と呆れた表情を浮かべる。
だが、その時だった!
「……呼んだか?」
「「「「「ッッッッ!!!???」」」」」
再び、巨大な影が都市を、そして女たちを覆った。
何事かと見上げるとそこには、フェイリヤが口にしたドラゴンが正にそこに居た。
「「「「う……うそ……」」」
「おーっほっほっほ! 流石はワタクシですわ! ワタクシの願いを神は聞き、こうしてドラゴンを召喚してくださいましたわ!」
朱色の鱗を持ち、三又の鋭い角を尖らせ、あらゆるものを噛み砕く牙、そしてあらゆるものを引き裂く爪を携えている。
そんな竜をフェイリヤは自分の願いを聞いた神が召喚したと思い込んで高笑いする。
しかし、フェイリヤがいかに桁違いな天運の持ち主とはいえ、そんなことがありえるはずがないと女たちは思った。
そして、一体この竜は何なんだと女たちが身構えたとき、竜がゆっくりと下降し、その背には……
「さあ、ジオ! どこだー、ジオー! 我だ! 我が来たぞー!」
「坊や~~~! 坊や? 私の可愛い坊やはどこですか? コンコン♡」
「あの、あの~……はわわ……マシンしゃん……」
「ダ~~~リ~~~~~ン! お~~~い、ダ~リンいるか~~~?」
「チューニ! ロウリがきたよ? チューニ……どこ?」
角の生やした銀髪の女、額に青筋を浮かべた狐女、戸惑う幼い狐女、半笑いのラミア、そして幼い人間の幼女が乗っていた。
そして最後に……
「ウガアアアアアアア、ムコどこだー!」
竜が人の言葉を口にして叫んだのだった。
それは、まるで意味不明な状況。
一体、この者たちは誰なのか?
しかも、ジオたちの名前も口にしている。
だが、とりあえず言えるのは……
「「「「「なんか、よく分からないけど……多分……ハンパない同志が来た!?」」」」」
そして、これは一つの運命の交わりでもあった。
このとき、出会った乙女たち。
この出会いが、近い将来に魔界全土の命運を懸けた戦いを左右させることになるのだった。
これにて、長かった第四章は終わりです。いや、本当に長かった……。本当はもっと細かくやる予定ではあったんですが、今以上に長くなることが分かっていましたので、駆け足にしました。とはいえ、後の第五章である展開をやるために必要なイベントは回収できました。そのときになって、この第四章には意味があったと思えるようにできたらと思います。
では。




