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プロローグ
これはなんなのだろう。
たくさんの男の人それも体格が良く、獣のような目で見ている。
怖いただそう思った。
逃げたいのに体が動かない。
鉛のように重い。
ああもう無理なのさろうか。
これから自分は何をされるのだろうか。
目が覚めたら、お姉ちゃんの顔が目の前にあった。
「うなされていたけど怖い夢でも見たの?」
「なにかわからないけど怖かった。でも怖い男の人に囲まれてた。」
そういうとお姉ちゃんは少し悲しいような安心したような複雑な表情を見せた。
なんなのかよくわからず私は不思議そうな表情を向けた。




