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八朔少尉は乙女の枠におさまらない  作者: 卯月みそじ
第二章 純情は苛烈にして渇仰は犬の如く
64/114

4-7


 神祇研本棟一階。


「香賀瀬博士に連絡は?」

「もうしてある。それより三階、誰も降りてこないな。楢井さんたちがいたんじゃなかったか」

「仕方ない、様子見てくるか」


 当直の職員と警備の人員が二名、階段前で会話している。先刻の雷鳴に関してのもののようだ。

 階段を上りかける二人の背後から。


「おらァ!」

「ぐぇっ」


 獺越万都里はその辺で調達してきた椅子で殴り掛かった。まず頭部を殴られた警備の人員がそのまま意識を手放す。驚いて腰を抜かしている職員の頭上にも、獺越の御曹司は半壊した椅子をお見舞いしてやった。

 万都里はさきほど監禁されていた部屋で運よく刃物を見つけて拘束を解き、五十槻のもとを目指している。

 手早く二人片付けた直後、万都里はふと背後の気配に気付いた。三人目! と椅子を振りかざすけれど。


「ちょっとタンマタンマ、まつりちゃん! 俺おれ、俺だよ精一くんだよ!」

「はァ!? 甲!?」


 振り返った先にいたのは、よくよく見知ったキツネ顔である。なぜここに、と問う前に、おしゃべりギツネは自分からぺらぺらしゃべりだす。


「なんなん、まつりちゃん超元気じゃん! 死にかけてると思ってせっかく迎えに来てあげたのにさー!」

「む、迎えにってどういうことだ!」

「かくかくしかじか!」


 精一は元気いっぱいに説明した。


「くそっ、荒瀬中佐め……! 神祇研がハッサクを狙っていると、なぜオレにも説明せん!」


 万都里は満面に悔しさをにじませる。それさえ知っていれば、中央駅で香賀瀬と遭遇した時点で、岩石落としを食らおうがなんとしてでも五十槻を連れ帰っていたのに。


「そうは言っても結果論よ。中佐もまさか、こんな展開になるとは思わんよねー」

「まあ確かにそうだ」

「それよりまつりちゃん」


 言いながら精一は、持っているものを万都里へ指し示す。正直、会話の最中ずっと気になって仕方なかったものだ。

 精一が肩にかけているものは──万都里の愛銃である。


「ほいこれ、まつりちゃんの銃でしょ、んでこれは弾薬盒(だんやくごう)。一応中身も確認しといてね。あとこれ銃剣。取られたもの、これで全部で合ってる?」


 精一が手渡してきたのは、万都里が奪われた装備品一式だ。万都里のものだけでなく、精一は五十槻の軍刀も携えている。

 渡されたものを手に取って確かめてみて、万都里は満足そうな顔でキツネへ礼を言う。


「ああ、たしかに。恩に着る、甲伍長」

「いいってことよ、俺こういうの得意だし。ああ、そうそう」


 付け加えるように、精一は一番大事なことを万都里へ告げる。


「荒瀬中佐から、もしものときの対人発砲許可出してもらってますからね!」

「ハッ! 獺越の本領を発揮しろ、ということか!」


 美青年は銃を手に、不敵に笑う。味方も現れ得物も取り戻し、万都里は階段の方へ視線を向けた。一刻も早く、五十槻のもとへ駆けつけねば。


「さっきこの上で雷鳴がした。きっとハッサクに何かあったに違いない!」

「そそ、ここの三階ね。いま綜ちゃんが向かってる」

「おい、それを早く言え! 藤堂に先を越されてしまうだろうが!」


 待ってろハッサク、おのれ藤堂!

 万都里は全力で階段を駆け上る。そのあとを「いつきちゃん大好きなの隠さなくなってきたよね、この子」とぼやきつつ精一も続いた。


      ── ── ── ── ── ──


「……落ち着いたか?」


 綜士郎に問われて、五十槻は鼻をすすりながら頷いた。ずいぶん長いこと、大尉の胸で泣いていた気がする。

 藤堂大尉の腕から離れて顔を上げると、潤んだ瞳と目が合った。綜士郎は照れくさそうに視線を逸らすと、ずずっと鼻をすする。


「そうだ。五十槻、手を出して」

「はい……」


 言われた通りに五十槻が手のひらを差し出すと、小さな紙袋に包まれたものがいくつか載せられた。菓子のようだ。


「これは……」

「せんべいに飴だとさ。甲からだよ。あいつもここへ来てるし、獺越も無事だ」

「獺越さん! よかった、無事なのですね……!」

「あいつも多分お前のことを案じているだろう。崩ヶ谷も、家に帰らず中隊で待機してお前を待っているよ。みんなお前が心配なんだ」

「僕を……」

「まずは何か食べなさい。今日はほとんど何も食べていないようなものだろう」


 はい、と五十槻はせんべいの包み紙を破り、満月のような形の煎餅をサクッとかじった。香ばしい風味がサクサクと口の中でほどけて、淡い塩味が食欲を刺激する。口の中が切れていて、ちょっと沁みたけれど。


「……おいしいです」

「後で甲にお礼を言ってあげるといい。喜ぶぞ」

「はい」


 藤堂大尉の隣で煎餅をほおばりながら、五十槻はなんとなく部屋を見渡した。

 隅に雑多な棚がいくつか並んだだけの、がらんとした印象の物置部屋だ。昔は窓に分厚く暗い色のカーテンがかかっていて、昼夜問わず暗い空間だった。物心つくかつかないかの頃にも、ここで泣いていた覚えがある。たしか、言うことを聞かなかったり、叱られるようなことをしたときに閉じ込められていたっけ。


「……すごく幼い頃、僕はこの部屋が嫌いでした」


 記憶をたどるような五十槻の言葉に、綜士郎は静かに耳を傾けている。


「なにか悲しいことがあって泣き喚いていると、この部屋に閉じ込められました。暗い中、ひとりぼっちで寂しくて、ずっと泣き続けてました。泣き止んだらここを出られると気付いたときに、僕は泣くのをやめました」

「…………」

「きっと僕は、諦めたんだと思います。あらゆることを」


 そう言って五十槻は、煎餅をもう一口かじった。


「けれど、この部屋でまた泣き喚いて……それを誰かに慰めてもらえるとは、思いもよりませんでした」


 よく見ると部屋の隅には干からびた団栗(どんぐり)がいくつか落ちている。泣き虫いっちゃんの落とし物だろう。


「なんだかすっきりしました」


 そう言って五十槻は煎餅の最後のひとかけらを口に含む。もぐもぐと咀嚼する少女の髪を、綜士郎の手がやはり不器用に撫でた。ごくっと嚥下の様子を確認して、綜士郎は立ち上がりつつ五十槻へ出立を促す。右手を掲げて、式哨へ合図を送りながら。


「よし。食べて早々悪いが、早いとこ、ここを出よう。立てるか?」

「ええ……でも、僕の所属は」

「お前は誰がなんと言おうと俺の部下だよ。対人への神籠使用についても、俺がなんとかする。着いてきなさい」

「はい!」


 五十槻の紫の瞳は、いつもの通りのまっすぐさを取り戻す。

 そのときだった。


「五十槻!」


 突然綜士郎が覆いかぶさってきた。銃声。二人もんどりうって床に倒れこむ。


「藤堂大尉!」

「伏せてろ!」


 言っている間に二発目が響く。綜士郎が呻き声を上げた。右の肩口に血が染みている。


「……貴様は藤堂綜士郎だな、第一中隊の。わざわざ中隊長自ら部下を迎えに来るとは、ご苦労なこった」


 五十槻たちへ銃口を向けながら低い声が言う。物置の入り口で拳銃を構えているのは、楢井信吾だ。月明かりの中、四角い顔に妙な文様が浮かんでいる。顔面につたう植物の蔦のような赤い文様は──落雷に撃たれた痕だ。


「八朔五十槻。人に神籠を使うのは勅令違反じゃないのか?」

「獺越に同じことをしておいて、よく言えたもんだな」


 立ち上がり、五十槻をかばいながら綜士郎は皮肉を吐いた。けれどそれに応えず、楢井はじっと五十槻を見つめている。


「やっぱりお前は女だな。ツラのいい上官の前で、なよなよしやがって」


 発砲の気配を察して、綜士郎は五十槻をかばいつつ棚の影へ潜り込む。間髪入れず銃声が二発。綜士郎が護身用の拳銃を取り出す暇もない。隠れながら、綜士郎は神域の機能を停止するよう、式哨へ合図を送った。この状況で言霊を使われるわけにはいかない。


「藤堂綜士郎は半殺しで留めてやる! 死に体の上官の目の前でさっきの続きをしてやろう!」


 怒りと嗜虐のこもった声で、楢井は二人が身を潜める棚へ近づく。綜士郎は撃たれた肩に構わず、楢井へ向けて思いっきり棚を押し倒した。命中はしたが、楢井の大柄な体格はそれでも転倒には至らない。


「五十槻、行け!」

「でも藤堂大尉!」

「俺はいいから!」


 やりとりの間にも楢井は引き金を引く。続けてまた二発。とっさに別の棚の奥へ逃れた綜士郎へ向けて弾丸が飛ぶが、一発は右の脛を掠め、一発はガギンと妙な金属音を発した。先に棚の奥へ逃されていた五十槻の目の前で、綜士郎が「くそっ」と吐き捨てながらしゃがみ込む。大尉の足から流れる血を見て、五十槻は思わず棚から飛び出した。


「待て、五十槻!」

「よくも……よくも!」


 なりふり構わず楢井へ飛び掛かる。身の内からは、あの正体不明の膂力が湧き上がっていた。楢井は歯向かってくる少女へ反射的に、引き金を引いた。

 けれど五十槻は躱した。薄暗い部屋の中、紫の瞳の中心にある瞳孔の大きさは極大だ。

 少女の手が、拳銃を構える楢井の腕を掴む。少女らしからぬ握力で大柄な軍人の手指を締め上げる。銃口が天井を向いたときに、たまらず楢井の指が引き金を引く格好になった。ドン、と一瞬の火柱を立てて五十槻の眼前で発砲が起こる。

 残弾は薬室にあと一発。

 楢井は五十槻の腹を蹴った。それでも倒れない少女に、足蹴りを何発も。


「五十槻!」

「くっ……!」


 堪えきれず尻もちをついた五十槻へ、足から血を流しながら綜士郎が駆け寄った。右手に拳銃を握っているが、負傷した肩のせいで狙いはおぼつかない。

 そして楢井の銃口は綜士郎の眉間を狙っている。引き金に指がかかる。


「もういい、お前は藤堂の死体の前で……!」


 その、楢井の背後から。

 ぶぉん、と風を切り、歩兵銃の銃床が──鉄板で補強された鈍器が楢井の四角い顔面の側頭部へ。

 ごつっ、と鈍い音を鳴らして叩きつけられた。


「あっ……」


 突然の強打。一瞬のうちに、白目を剥いて楢井が昏倒した。どさりと床へ崩れ落ち、ひくひくと痙攣している。死んではいない、ようだけれど。


「わははははは! どうやら神籠以外はクソ雑魚のようだな楢井! このザーーコッ!」


 倒れた楢井の背後から現れたのは、獺越万都里である。握り拳のうち中指だけを突き立てる、舶来の侮辱の作法を楢井に対して突き付けている。綜士郎がほっとした様子で銃を下ろした。


「獺越さん!」

「獺越!」

「ハッサク! 無事だっ……」


 五十槻の方を向きかけて、万都里の喜びの声が途中で止まる。走り寄ってきた五十槻の、真正面からの抱擁を受けたからである。五十槻としては、同期の無事を確かめたかっただけなのだけれど。


「よかった、獺越さん……ごめんなさい、僕のせいで危険な目に……」

「…………」

「獺越さん?」


 獺越万都里は停止している。楢井と同じく、白目を剥いて。


「ありゃ、まつりちゃん死んじゃった?」

「甲伍長」


 あとからひょっこりやってきたキツネ顔が、万都里と五十槻を見比べて、真顔へ向けて意地悪に言う。


「あーらら、いつきちゃんがまつりちゃん殺してやんのー、草ー」

「こ、殺……? いえ、心臓は動いておられます」

「でも意識ないじゃん? 人工呼吸とかしてみたら? まつりちゃん喜ぶよ~」

「呼吸も正常にされておりますが……たしかに多少乱れているようですけれど」

「獺越、接吻待ちの顔をやめろ」


 五十槻が離れると、万都里も平常心を取り戻す。


「まったく、心配したぞハッサク」


 そう言いながら、万都里は改めて五十槻の顔を見下ろした。泣きはらした目でこちらを見返す同期の顔には、いたるところに傷ができ、頬には大きな青痣が浮いている。


「……無事じゃあなさそうだな」

「すみません、獺越さんを巻き込んでしまいました。僕のせいであなたを負傷させてしまった……責任はいかようにもお取りします」

「……別にいい。ぜんぶ報われた」


 さっきの抱擁を思い出して、万都里はぽっと頬を染めながら言った。


「やれやれ、綜ちゃんとまつりちゃんが負傷して、いつきちゃんも満身創痍と……」


 ひとり無傷の精一が、窓の外へ視線を遣りながら口を開く。脱出に手ごろな樹木がないかを確かめている。


「こりゃ早めにとんずらした方がいいね。さーて、どうすっかな~」

「おい藤堂大尉。発砲許可が出ていると聞いたが、いわば第一中隊と神祇研の抗争みたいな状況だろう。同じ陸軍内の組織同士で争うことになるが、責任の所在はどうなる」


 ちゃっかり楢井の手から拳銃を取り上げつつ、万都里が尋ねる。綜士郎は五十槻が持っていた手巾で簡単に止血をしてもらいながら、簡潔に伝えた。


「責任は荒瀬中佐が全部取ってくれるそうだ。だが発砲については、警備人員や神事兵相手にやむを得ない場合に留めておいてくれ。非戦闘員は極力傷つけるな」

「おい、さっきただの職員を椅子で殴って気絶させてしまったぞ」

「それはもう荒瀬のおっさんになんとかしてもらおう」


 そこで万都里は、呆れた様子で綜士郎の手元を見下ろした。彼の手にはまだ拳銃が握られている。万都里は上官に対し、盛大にため息を吐きながら指摘した。


「……それはそうと藤堂、キサマさては銃の扱いに慣れておらんな。安全栓がかかったままだ。その状態で反撃するつもりだったのか?」

「……あんぜんせん、ってなんだ?」

「オイ! 誰だこいつに銃を支給したのは!」


 二人が会話している横では、五十槻と精一もやりとりを交わしている。「おせんべい美味しかったです、ありがとうございます」と礼を述べる真顔に、「えへへ、喜んでもらえて精一くんうれぴー」と応じるキツネ。

 ちょっと緩んだ空気の中、不意に綜士郎が右手を上げた。式哨へ合図を送っているのだ。神籠が使用可能になったのか、周辺の地形や、研究所の人員の配置などを探知している。彼が精一を呼んで脱出経路を勘案している間に。


「そういえばハッサク。これ、お前のか? ていうかお前のだろう。名前書いてあるし」


 突如つっけんどんに、万都里が五十槻へ何かを突き付けた。受け取ってみると、それは小さな子ども用の小刀である。鞘の部分は紛失したのか、刃の部分がむき出しの状態だ。柄に刻まれた「ホズミイツキ」の名を見て、紫の瞳が驚いたように見開かれる。


「……たしかに僕のものです。幼いころに無くしたと思ってた」


 父から貰ったものなんです、と真顔に喜色をにじませる五十槻に、万都里は「そうだったのか」とちょっと照れくさそうに続ける。


「さっきお前が神籠を使ったとき、たまたま近くの棚から落ちてきたんだ。おかげでオレは拘束を解くことができた」

「そうでしたか……。父が獺越さんを守ってくれたのかもしれませんね」


 五十槻はそうしみじみと言うが、万都里は正直複雑だ。八朔の当主に助けられたと思うのはちょっと癪である。お前に助けられたんだぞハッサク、と視線だけで訴えかける。


「ところで、さっきなんでお前は神籠を使ったんだ? 屋内なのに禍隠でも出たか?」

「それは……」


 暗い顔で五十槻が言い淀んだところで。


「よーし、そろそろ出発するぞ。全員急げ。下階から人が集まってきそうだ」


 綜士郎が他三名を促した。警備人員の目を掻い潜るため、どうやら窓から精一の神籠を使って脱出するようだが。

 先導して歩き始めた綜士郎が、うっかり何かに蹴躓いた。「あだっ」「もお、足怪我してんだから気を付けなよ綜ちゃん」というやりとりの後、綜士郎は足元にあったものを拾い上げる。


「なんだこりゃ? おもちゃ?」

「それは……!」


 それは五十槻にとって、見覚えのあるものだった。ブリキでできた、戦艦のおもちゃである。叔父である八朔達樹から貰ったものだ。かつて神祇研の職員に、勝手に処分されたはずだった。


「昔、生前の叔父上から貰ったものです。そうか、この部屋にあったんだ……」


 ただし、おもちゃの形は一部、記憶にあるものと違う。艦橋の部分にまだ温かい銃痕が残っている。万都里が横から覗き込み、楢井から鹵獲した銃と見比べながら「二十二年式の実包だな」と弾痕の正体を言い当てる。


「さては楢井が撃った弾が当たったか」

「そういえばさっき、弾着の音が妙な一射があったな」


 思い返す綜士郎に、五十槻も先刻の銃撃戦を脳裏へ蘇らせた。綜士郎が狙われた際、たしかに一度、ガギンと妙な金属の音が聞こえたはずだ。

 ということは。もしかしたら、叔父も守ってくれたのかもしれない。藤堂大尉のことを。

「それ持って帰んなさい」という精一の声に頷いて。五十槻は小刀と戦艦を大事にしまい、綜士郎の指揮に従った。子どもの頃に失ったものを取り戻して、少し気分は晴れやかだ。

 そして第一中隊の面々は、小さな窓から次々に屋外へ逃れ、精一の木の神籠を使って地上へ遁走する。

 そして静けさの戻った物置部屋の中で。


「う……」


 しばらくして楢井は目を覚ました。丈夫な男は周囲の状況を見渡すと、悔しげに側頭部を抑えながら立ち上がった。


──失態だ。八朔の神籠が、また荒瀬の手に渡ってしまう。

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