登場人物紹介 ※人名の読みが分からないときはここ! (挿絵つき)
※ 年齢は第一章時点、もしくはその人物の初登場時点のものになります。
【その他登場人物】
崩ヶ谷 黄平 (つえがたに こうへい)
八洲大皇国陸軍、神事兵科所属の将校。階級は中尉。
皇都第三中隊の所属だったが、物語途中で第一中隊へ転属となる。万都里にとっては第三中隊からの上官。だけどまったく敬われていない。
ケチで有名な人物で、目上の将校から特別手当を巻き上げる手練手管に長けている。また愛妻家で、妻の雪江ちゃんが大好き。
荒瀬 史和 (あらせ ふみかず)
八洲大皇国陸軍、中央第一師団神事兵連隊隊長。階級は中佐。おしゃれな髭がトレードマークの壮年。
飄々として何かと食えない人物である。ヘビースモーカーで、執務室では煙管を、外出先では紙巻きたばこを嗜んでいる。
五十槻の本当の性別を知っていたり、思わぬ人脈があったり、謎が多い。よく崩ヶ谷に金をたかられている。
御庄 康照 (みしょう やすてる)
八洲大皇国陸軍、中央第一師団神事兵連隊所属の軍医。階級は少佐。
冴えない風貌の医師で、五十槻が幼いころから彼女の主治医を務めている。五十槻の本当の性別を知る、数少ない人物。
物腰が柔らかく人気の軍医だが、少々気が弱いのが玉に瑕。
八朔 克樹 (ほずみ かつき)
五十槻の父で、八朔家現当主。
八朔家で唯一五十槻が女子であることを知っている。
本当は五十槻を軍人を辞めてほしいと思っており、真の嫡男が生まれたことで彼女を除隊してもらうことを決心する。泣き上戸。
八朔 達樹 (ほずみ たつき)
克樹の弟で、五十槻の叔父。本編時点では故人である。
五十槻の前の八朔の神籠。虚弱体質ながらも立派に軍役を務め、勇壮な戦いぶりから「皇都雷神」の異名を持つ。
香賀瀬 修司 (かがせ しゅうじ)
陸軍神祇研究所所長。厳格で高潔な紳士然とした人物。
五十槻、綜士郎と面識がある。