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新訳三國志演義  作者: 篠原2
幼少期

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幼少期 第八十九話

二人の言葉を聞いた劉備は、


「うん、頑張ろうね。…で、この家は…確か…朱さんの家だったかな?」


と、言って答えたのである。

これに李良は、


「ああ、朱石の家か。それなら壺は大丈夫だろ。んじゃとりあえず朱石の家に行って壺を貰ってきたら、今度はそれを水場に持っていけば良いんだな?」


と、言って劉備に尋ねてきたのであった。

これに劉備は、


「そうですね。それから後の事はまた話します」


と、言って李良に話していったのである。

こうして三人は朱石の家に行き、ここで壺を貰うと三人が担当する水場に壺を持っていき、適当な場所に壺を置くと劉備が李良に、


「それじゃ次の作業工程の説明をしますね?」


と、言って声を掛けたのであった。

これに李良は、


「ああ、頼む」


と、言って劉備に答えたのである。

この李良の言葉を受けて劉備は、


「はい。まずは壺を置く為の石を持ってきましょう」


と、言って李良に話したのであった。

これに李良は、


「…壺を置く為の石?石の上に壺を置かないといけないのか?」


と、言って劉備に尋ねていったのである。

この質問に劉備は、


「地面に置いたまま濾過装置にすると濾過された水を入れ物に入れるのに苦戦する事がわかったので少し高い位置に壺を置いた方が良いという事になりましたから」


と、言って李良に説明したのであった。

これに李良が、


「そんな事があったのか。わかった。それじゃ石を持ってくるよ」


と、言って壺を置く石を探し始めたのである。

これに劉備と少年も一緒に行くと李良と共に石を探していき、ちょうど良い大きさの石を見つけると、


「あ、ありました。これなんか良い感じの大きさですね」


と、言って李良に石を見せたのであった。

これに李良は、


「…なるほどな、これぐらいの大きさの石か。わかった、すぐに持っていこう」


と、言って石を運んでいったのである。

そうして楽に石を運んでいった李良に劉備が、


「わあ、さすが大人の男の人。あっという間に運び終わっちゃった」


と、言って笑顔を見せていったのである。

これに李良は、


「そうか?これぐらいなら別になんともない事なんだけどな」


と、言って劉備達に話したのであった。

これに劉備が、


「そうなんですか?それならもう一つ同じような大きさの石を持ってこないといけないんですけど、それもお願いしちゃって良いですか?」


と、言って尋ねていったのである。

これに李良は、


「…ああ、大丈夫だ。それじゃ二つ目の石を探そうか?」


と、言って劉備達に話したのであった。

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