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新訳三國志演義  作者: 篠原2
幼少期
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幼少期 第十七話

PV数が2000を突破していました…。

皆様ありがとうございます!

これからも頑張ります!

ある程度の計画を口にした劉備は続けて、


「他には何をしようかな…。やっぱり簡単に作れる農機具を作るのはこういう逆行転生の定番かな…?」


と、言って少し思案すると、


「…何から作ろっかな~、畑を耕す必要があるから最初ははねくり備中にするかな~。それに収穫期には千歯扱きも作らないといけないよね。それと後は…」


と、言って言葉は止めるとしばらく無言で考えると、


「…稲作はどうするかな…そもそもの種籾をどうするか、田んぼをどう作るか、品種改良にどれだけの年数が必要になるのか…。稲作の方は問題が山積みだねぇ…」


と、言って稲作について考えるのを止めたのである。

そして劉備は続けて、


「…それよりも問題は黄巾の乱には多分私も参戦する事になるよねぇ…?そうなってくると今の間から戦争の準備をしておいた方が良い…よね?」


と、言って誰にとは言わずに問い掛けたのであった。

そして劉備はさらに続けて、


「そういう事になるともう今の段階から体を鍛えて戦えるようにならないと…」


と、ここまで言うと少し時間をおいてから、


「…戦えるようにという事になると…人を…殺せるようにも…ならないと…」


と、少し震えながら、今の内からゆっくりと時間を掛けて覚悟をしていくように話したのであった。

このすぐ後に劉備は、


「…それにしても体を鍛えるって言っても具体的にどうすればいいんだろ?腕立て伏せとか腹筋とかスクワットとか?…他はどんなのをすればいいんだ?転生前は五年程寝たきりだったからわかんないや…」


と、言って頭を掻いたのである。

それでも劉備は、


「…まあでもやらないよりはましかな?それに筋トレのやり方を間違ってると思ったら少しずつ改善していけば良いだろうし…」


と、言って筋トレを行っていく事を決めたのであった。

そうして劉備が色々と考えていたところに食器を全て洗い終えた母が寝室にやってきたので劉備は、


「…おっと母さんが来たか、それじゃ私ももう寝る事にしようかな」


と、言って目を閉じたのである。

そのまま眠りについた劉備が翌朝目覚めると母が服を着替えて寝室から出ていこうとしていたので劉備は母に、


「おはようございます、母上。今から朝食を作るんですか?」


と、言って朝の挨拶を行った後で朝食作りを始めるのかを尋ねたのであった。

これに母は、


「…ああ、おはよう、玄徳。起こしちゃったかしら?」


と、言って挨拶を返すと劉備の質問に答える前に劉備を起こしてしまったかどうかを劉備本人に尋ねていったのである。

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