表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
新訳三國志演義  作者: 篠原2
幼少期

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

117/356

幼少期 第百十五話

劉備の提案を聞いた子供達は、


「うん、わかった!」


「走ろう走ろう!」


「もう行っていいの、玄ちゃん?」


と、言って口々に劉備に尋ねてきたのである。

これに劉備は、


「うん、いいよ。私も一緒に走るからね」


と、言って子供達の声に答えると続けて、


「それじゃ行くよ?長距離走始め!」


と、言って走り出したのであった。

これに子供達も、


「はーい!」


と、言って返事をして劉備の後を追って走り始めたのである。

そうして走り出した劉備達は少し時間が経過してから劉備が子供達に、


「……そう言えば憲兄ちゃんは来てないの?」


と、言って簡雍がこの場に来ていないという事を尋ねたのであった。

この劉備の問い掛けに子供達は、


「うん、来てないよ?」


「それに今日はまだ見てないね」


「……もしかしたらまだ寝てるんじゃない?」


と、次々に言って劉備に報告してきたのである。

この子供達の報告を聞いた劉備は子供達に、


「……なるほどね、もしかしたらまだ寝てるかもしれないと……。それはちょっとよくない傾向だねぇ……」


と、言って少し考えると子供達に、


「ねぇみんな、ちょっと憲兄ちゃんを呼び出しに行こうと思うんだけど、良いかな?」


と、言って今から簡雍を呼び出しにいっていいかを尋ねたのであった。

これに子供達は、


「え?……良いけどなんで?」


と、言って簡雍の強制参加を許可すると同時になぜ簡雍を呼び出すのかを劉備に尋ねていったのである。

これに劉備は、


「いや、みんな一緒に体力強化をするって言ってるのに憲兄ちゃん一人だけ仲間外れにするのはちょっと可哀想かなって思ってね」


と、言って子供達の質問に答えたのであった。

この劉備の答えという形の説明を聞いた子供達は、


「そっか、確かに仲間外れにするのは可哀想だね」


「そう考えると玄ちゃんのいう通り、憲兄ちゃんも呼びに行くのが良いのかもしれないね」


「それで憲兄ちゃんにも参加してもらおう!」


「そうだね、そうしよう!」


「おー!!」


と、言って劉備の考えに賛成して簡雍を自分達と一緒に体力強化メニューをこなさせる事を決定していったのである。

この子供達の発言を聞いた劉備は子供達には見えないように気を付けながら非常に悪い顔をして笑いつつこの場にはいない簡雍に、


「ふふふ……残念だったねぇ簡雍さん……。逃げようとしてたんだろうけど、三国志というお話の都合上、あなたは絶対に逃げられないし、逃がすつもりもないからね?」


と、こちらも子供達には聞こえないように小さな声で呟いたのであった。

閲覧、感想、評価ポイント、ブックマーク登録、いいねありがとうございます!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ