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空気について

作者: 薄雪草



空気というもの


目には見えない


けれども


風として感じることはできる




手に掴もうとすれば


掴めない


けれども


熱を感じたり 涼を感じたり




大陸を抜けて


海を渡って


ときには砂漠から黄砂を乗せて


高原の青い風を乗せて


地球全体を循環する




今ここで


あなたが手にしている空気は


いつかのあなたが触れた空気かもしれないし


未来のあなたが手にする空気かもしれない


あるいは


どこか遠くの 見知らない人が


誰かへの想いをこめて


そっと 手放した空気かもしれない













National Geographic先月号は大気汚染特集でしたので、それ関連で詩を書いてみようかと思っていたら、月が変わっていました。

そして内容も思ってたのと違うものになりましたが、PM2.5の詩を書いても需要は無さげなので、これはこれでいいかなと思う。


空気読めてないような気がしますが、もう、あえて読まないことにしましょう。読むと気疲れしますから。


________________________________________


最後の一節には、他の方の美しい詩集から表現を借りてきたものが含まれます。そのものではありませんが、念のためここに記しておきます。(記載するのはマナーだと思いますから)




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― 新着の感想 ―
[良い点] Web翻訳で空気を読むとするとRead the airと直訳されました。しっくりくる訳はないみたいですが、go with the flowとかいうみたいですね。 その内AIも空気を読んで訳…
[一言] 〉空気読めてないような気がしますが、もう、あえて読まないことにしましょう。読むと気疲れしますから。  いやはや、全く以て。
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