表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

オトノナイセカイ。

作者: 七瀬
掲載日:2018/01/06

この世界は音がない世界なんだ。

いろいろと困ることがたくさんあるんだよ。

先ずは、会話が出来ない事。

手振り素振り伝えるけど、ドコまで伝わっているか分からない。

車が通っても音がしないから危ない。

子供たちの遊ぶ音も何もしない。

赤ちゃんの泣く音もしないから、お母さんは大変だ。

赤ちゃんの表情や動きだけで何を訴えかけているのか?

気がつかなくてはいけない。


静かな世界。

音のない世界。


僕には好きな女の子がいる。

でも、僕の本当に伝えたいことは彼女には伝わらない。

きっと彼女も同じ事を想っているはずだ。

音がない事はいいこともある。


僕の見えている世界は僕だけのモノだと思える時がある。

音がないから自分の世界に入りやすい。

彼女と一緒に居る時も二人だけの世界にでいれる。


それとね? 音がないから違うところが敏感になると言うか?

それが目だったり鼻がよくきいたり味覚も五感以上のモノが

敏感になる。



ただ聞いてみたい音があるよ。


鳥のさえずりや川のせせらぎ虫の鳴く音、自然の音。

僕の世界では絶対に聞けない音だ。


僕がどうしても聞きたい音がある。

彼女の話す音を聞きたい。

どんな音なのだろう?


『この世界には音がない。』









最後までお読みいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ