第三章 事件解決!
ついに犯人が分かります!
次の日。
「皆さん、お集まりいただき、ありがとう御座います。さて、今回ここで起きた事件を解決しましょうか」
「えっ?解決って犯人が分かったんですか?」と中本が言った。
「はい、わかりました」
「で、犯人は誰なんですか?」水梨が言った。
「まぁ、待ってください、事件の経緯をおさらいしましょう」
犯人を当てる前に経緯を話始めた。
「まず、我々の行動をお話しましょう、犯人は、我々と会った、そしてこのホテルに到着し、同級生一 向とお風呂に入る、次に、亡くなられた典男さんですが、典男さんにはいくつか暴力事件があったそ うです」
「じゃぁ犯人はまさか」と中本が言った。
「そうです、犯人は森中智子さん、あなたです、あなたは、典男さんの前の奥さんと大親友だったそうですね?、そして話は戻りますが、我々は、バスガイドさんに部屋のキーを渡されました」
「おそらくあなたは、部屋に入って典男さんがトイレに行っている間にバックから典男さんが好きだったジュースを出し、冷蔵庫へ入れ冷やした」
「そして何気ない顔で我々の部屋に電話をし、アリバイを作った、警備員室で犯人が映っているかと思い映像を見せてもらいました、
ですが犯人は映ってませんでした、そして智子さんは、すでにこのホテルがオートロックだと言う事を事前に知っていた、そして、昨日犯行に及んだんです」
「典男さんが宴会場から部屋に戻る際、俺は妙な気配を背中のほうから感じた、だか違った、あたながにらみつけたんですよね?森中智子さん!」
「あの男が悪いのよ!!」
「2年前に亡くなった杉本佳奈美(すぎもと かなみ)とは大親友だった・・・でもあの男のせいで佳奈美は殺された、いつも相談に乗ってたあげてた、
でも、2年前に自殺したの!、自殺した後直ぐあいつの再婚相手となった、典男の暴力はひどかった、特にお酒が入ると普通の2倍~3倍の暴力だった」
「それであなたは犯行に及んだ?」
「えぇそうよ、典男はただのDV男だって言うことがわかったの、その後も何回か警察に行き再調査の依頼を警察にした、DVだけでは「殺人とは断定できない。」と言われた」
「今やるしかないと思い殺人を実行に移した」
「あなたは人を殺してしまった。人を殺しても何も解決できない。殺そうと考えるのなら誰かに相談するということをしてほしかった」
「人は死んでしまってはもう戻ってこないのだから・・・」と幸助は智子の肩に手を置いて喋っていた。
「私は後悔していない、典男が生きている限り他の女性も同じ目に合う、だから殺して正解なのよ」
「それは違う!」と幸助は大声で言った。
「俺は、典男さんと風呂場で一緒に着替えて話をした、典男さんはジュースしか飲まない、智子さんはそれを分かりますか?」
「いいえ、わかりません」
「おそらく、佳奈美さんが亡くなってから少し自分を変えようとしたんじゃないでしょうか?、ですが変えようとする前にあなたの手によって殺されてしまった」
幸助が事件を解決すると、丁度警察も到着した。
そして、智子は泣きながらパトカーに乗り連行されて行った。
これが俺の、始まりの事件だった。
が、この後も事件が続くとは幸助も幸子も予想してなかった。
いかがでしたか?
この後も幸助達に事件が次々と起こります!。
事件簿はこの話で完結ですが、まだまだ書きます!ストーリを考えるので、
どうぞ、期待しておいてください!
そして、短編ストリーなども書きます!