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わたくしの話
「、、、やはり今回も失敗してしまったのね」
私リリアン・カーネルは頭を抱える。
これで何度目だろうか、私が死に戻るのは。
あらゆるルートを選択しても私は死んでしまう。
そしてリュース様も救うことができない。
リュース様が死ぬと私は過去に戻ってくる。
それは3度目の死に戻りでようやく捕まえたヒントである。
「やはり、リュース様を助けることしか、生きる道はないようね。」
、、そう思いこれまでもやって来たのだけれど。
前回は前世の記憶を元に情報を操って裏で暗殺を行なっているガーネッシュ家に取り入った。
私の家は王族の血は引いていないものの、3本指に入るほどの名家である。
そのため私が婚約を申し込むと。ガーネッシュの主人ははあっさりとオッケーを出した。
「失敗したわ、まさか崖から落ちて死ぬなんて、、、」
前回は、婚約を申し込む前に私は通り魔に殺された。
怨恨の類ではなく、ただ私がたまたまそこにいただけ。
そのため今回は警戒を強めて乗り切ったというのに。
「毒殺、撲殺、窒息、転落死、、、そろそろ運が私の味方をしてくれてもいい頃だと思うのだけど」
私はそうつぶやいた後、ふっと自嘲した。
「しょうがないわね、私はお呼ばれされていない悪役だもの」
「さて、今回もリュース様を救えるように尽力すると致しましょう。」




