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統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)  作者: 井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
611記事以降
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【論考】レンタル障害者手帳持ちの何がいけないのか? (解答あり)

 2023年1月12日(木)。21時28分。急に暖かくなりました。熊本では桜でも咲くのかというほど暖かったです。


 はい。こんにちは。井上和音です。


 はい。急に気温が変わったからなのか、昨日の夜はテンションが高く……。どうでもいいですね。


 職場で統合失調症が起こりました。論理的に意味不明なことが次々と起こりました。「あれ? Excelが。あれ? 私が見たのは幻視?」とでも言いそうなことなどが起こりました。


 疲労感も半端ではなく、仕事も途中で休暇を取って、お休みに行きました。寝ました。何も考えられません。倒れるくらいなら、自分から申告して倒れに行った方が、周りの迷惑にもならないと考えています。


 耐えたら、意識不明で倒れ。救急車。統合失調症ってこんなもんです。異常な疲労度があります。向精神薬を飲んでいるので脳は回らず……。私の症状はいいのです。もう散々書いてきました。統合失調症ってなに? って人は、私が書いたノンフィクションでも読んでください。ブラウザバックしたら出てきます。


 はい。『レンタル障害者手帳持ち』ですね。よく考えましたね。すごいです。自分もやろうと思えば簡単にできます。私と映画を観に行ったら1000円で観れますよ。募集人員、1名なの。みたいな感じになりますが。熊本ピカデリーにでも行きましょう。


 タイトルから書いています。『話が逸れていったら申し訳ありません』といつもなら逃げの常套句から入るのですが、今回は、まあ、話は逸れそうにないので、書いていません。


 箇条書きで書きましょうか。途中で変なキャラクターとか出てくる可能性がありますが、まあ、程よい合いの手と思って読んでいただければ幸いです。


 ・『レンタル障害者手帳持ち』で悪いのは乗っかる健常者の方。


 ・『レンタル障害者手帳持ち』で障害者のほうにはメリットがあるが、それに健常者の方が耐えきれ得るかどうかが問題。

 

 ・健常者の方の多くは障害者の本当の姿を何も知らない。

 →恐らく24時間テレビなどで『障害者とはこういう人たちのことだ』と植え付けられている。


 ・日本国内の障害者は法で守られた特権階級。

 →障害者自身は自分たちの利権を守るために、自分達が恵まれていることにあまり触れない。

 →このことを知っているビジネスマンは、障害者を就労支援事業所などで月1万8000円ほど(全国平均)で働かせ、自治体から『障害者の就労支援』に貢献しているとして税金でがっぽり儲けるビジネス体系が今の障害者雇用の実態。



 はい。4項目ですね。長くならないといいと思いますが。


 一つ目。


 ・『レンタル障害者手帳持ち』で悪いのは乗っかる健常者の方。


 これに尽きます。提案した障害者の方は特に金銭などを要求しているわけでもなさそうなので、『レンタル障害者手帳持ち』に乗っかった健常者の方が、ただ付いていくだけで自分が割引されることに《《倫理的な葛藤などは無いのか。》》そこに尽きます。ありませんと言われればそれまでで、『レンタル障害者手帳持ち』の方は、ただ友達が欲しいと仰っていたので、win-win、ということで話は終わりです。しかし『レンタル障害者手帳持ち』の方は友達が出来ることを期待するのは論理的におかしいです。『レンタル』ですから。映画を観終わったらそこで終わり。博物館を見にいったらそこで終わり。


 『レンタル障害者手帳持ち』に乗っかった健常者の方が付いてきてくれるのは、あなたが『障害者手帳持ち』だからであり、『あなたが好きだから』『あなたに興味があるから』というわけではないので、ただ虚しい気持ちになって終わりだと思われます。連絡先を交換するのを拒否されることも多いでしょう。ビジネスとして行ったら、今度は『障害者手帳持ち』の割引の特権がなんの役にも立たないことになるので、ビジネスにはなりません。健常者の方は一人で行くでしょう。



 ・『レンタル障害者手帳持ち』で障害者のほうにはメリットがあるが、それに健常者の方が耐えきれ得るかどうかが問題。

  

 例えば映画館など。車いすで移動する方。手などが無い方などは荷物を持ってあげるなど具体的な介助が必要です。なかには精神障害で、パニック障害を起こしてしまう方などがいるかもしれません。そのときに『レンタル障害者手帳持ち』の方は介助者がいるのでメリットはありますが、その介助に「割引目的」だけで行った健常者の方が耐えきれるかどうかが問題になります。映画館の中で「わー! あー!」と叫んで、周りの人から責任の目は障害者ではなく介助者のほうに行きます。このような状況に置かれていてもきちんと対応できるかどうか、あくまで健常者の方は「介助者」となるので、どのような場合になっても責任が取れるのか。その覚悟がある方は『レンタル障害者手帳持ち』を利用してもいいのかもしれません。ただ、『障害者手帳持ち』というバックボーンにはそれ相応の障害があることを、当たり前ですが念頭に置くことが出来るのか。そこが問題になってきます。



 ・健常者の方の多くは障害者の本当の姿を何も知らない。

 →恐らく24時間テレビなどで『障害者とはこういう人たちのことだ』と植え付けられている。


 はい。ひとつ前の記述と逆説してしまいそうになりますが、「障害者」と言えども見た目は普通の方が大勢います。見た目で「障害者」と分かる人を健常者の方は「障害者の一般的な在り方」と捉えがちですが、統合失調症や鬱病の方などは普通の人とあまり変わりません。ただ、薬を飲んだり、突発的に発作が起こることがある人などがいますが、就労移行支援事業所などに行けば分かりますが、普通の人が多いです。『レンタル障害者手帳持ち』でこういう人に当たればラッキーなのかもしれませんが、《《倫理的に自分の行いは良いのか?》》 という問い一の問題にぶつかります。


 ツイッターでひろゆきさんが「車いすの方が登れない段差を気にするようになるから、福祉的に良いことだ」と仰っていましたが、『レンタル障害者手帳持ち』を提案した方は精神障害保健福祉手帳を所持している方です。話の前提がずれていますが、恐らくは、24時間テレビなどで『障害者とはこういう人たちのことだ』と植え付けられている人たちに向けて、『障害者とは見た目で分かるくらいの人なのだ』と思っている多くの健常者に向けての発信だったのだと思われます。障害者=車いす、はとても分かりやすいステレオタイプですからね。



 ・日本国内の障害者は法で守られた特権階級。

 →障害者自身は自分たちの利権を守るために、自分達が恵まれていることにあまり触れない。

 →このことを知っているビジネスマンは、障害者を就労支援事業所などで月1万8000円ほど(全国平均)で働かせ、自治体から『障害者の就労支援』に貢献しているとして税金でがっぽり儲けるビジネス体系が今の障害者雇用の実態。


 

 『レンタル障害者手帳持ち』からは軽くずれますね。ですがこれも一応書いておきましょう。


 日本国内の障害者は法で守られた特権階級です。


 西尾維新先生の言葉に「世界は強者に厳しい。世界は弱者に優しい。」といった言葉がありますが、障害者になると、実はメリットがかなりあります。


 障害者手帳で入館料が割引される程度とか、それくらいだと思っていませんか?


 障害年金って知っていますか? 障害が起きた時の1年6ヶ月後も障害が残っていた場合には、老齢基礎年金と同じ額の基礎年金が二十歳以上からは貰うことができます。私は20代の時から老齢基礎年金と同じ額の年金を貰い続けています。障害年金が貰えるようになると、国民年金保険料の納付が免除されます。一生涯続くかどうかは障害の推移によるものですが、20代から何もしなくともお金が入金されていくシステムに浸かってしまうと、金銭感覚が軽く狂います。働かなくとも固定された、期限はあれど約束された給付金が通帳に入金されるのです。


 さらに、子の加算などもあります。最近子ども手当が話題ですが、障害年金を受給している人が子をもうけると、子どもが18歳になるまでに23万円近い額の振り込みが毎年行われます。月に2万円程度ですね。二人目まで同じ額なので、二人子どもがいる家庭は、片方が障害年金を受給していた場合には、月に4万円を追加で受給できる計算になります。


 他にも例えば。障害者手帳を持っている方が世帯主になると、NHK受信料を払わなくてよくなります。NHK党も真っ青です。


 スマートフォンの通信費も安くなります。家族間通話は7分間まで無料になったりします。


 都営地下鉄。市営地下鉄。都市バスなど。自治体が運営する公共交通機関は、住民票がその自治体にあれば、無料、もしくは1割で利用することができます。

 


 こういう『障害者は実はかなり恵まれている』というところに目を付けたビジネスが、最後。


 →このことを知っているビジネスマンは、障害者を就労支援事業所などで月1万8000円ほど(全国平均)で働かせ、自治体から『障害者の就労支援』に貢献しているとして税金でがっぽり儲けるビジネス体系が今の障害者雇用の実態。


 に結びついていきます。


 結局、障害者は稼がなくても生活していけるだろ、という論理で就労支援事業所などが急速に増えていき、月1万8000円ほど(全国平均)で働かされています。最低賃金以下で、生活していくために働かせているとは到底思えない仕打ちを障害者は被っています。問い三。・健常者の方の多くは障害者の本当の姿を何も知らない。に戻ってしまいますが、見た目ではほとんど分からない障害者の方の多くが、就労支援事業所などで働かされています。また、定例子会社を作りそこで障害者の方を寄せ集めて、農業などをさせて、大企業の主要なビジネスとは全くかけ離れたところで、障害者雇用率の達成のためだけに働かされています。こちらのほうは、就労支援事業所よりかは金銭的には多くもらえますが、同じことをずっと繰り返し行い、かつ、本社とはなんの関りも無く作業を続けていくことになります。


 障害者は見えないところに一か所に。それが現代、2023年の働いている障害者が置かれている実状になります。健常者の方から見たら《《障害者だから、それくらいの賃金でも仕方ないよね。》》という気持ちもあるかと思います。しかし、《《障害者だから》》という理由で、法的には特権的な数々の特典を受けることが出来ていることもまた事実です。健常者の方と障害者の方が本当の意味で交流して生活していく社会の構築が、これから先の障害者が生きる上での課題なのかなと思われます。

 

 

 『レンタル障害者手帳持ちの何がいけないのか?』の解答を最後にまとめて終わりにしましょう。


 ・健常者の方は倫理的な葛藤はありませんか?

 ・障害者の方は、あなたの『障害』だけが利用されて虚しくなりませんか?

 ・利用した健常者の方は、障害者に何かあったときに介助者としての責任が取れますか?


 少し長くなりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました。

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