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統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)  作者: 井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
2021/09の記事
38/1049

不思議なことは起こらなくても統合失調症であるはず。体調がよろしくない。動悸が激しい。

 統合失調症が起きた。


 仕事中、とにかく眠かった。そして理想的な考えが頭に浮かんできた。


 『障害者福祉大賞を受賞して、東京に引っ越して、本を買える、借りれる状態になってまた小説家を目指したい』


 アホである。あれだけ理想は思うなと念じていたのに。


 ツイッターで書いてしまったことが、自分の脳内を刺激する。『理想があるよ。理想があるよ』そう思うだけで、仕事に耐えられなくなってしまう。


 苦しかった。心臓の動機が止まらず、セパゾンをコーヒーでカブのみするという、意味のない行動を行った。


 神の偶然性は無くなった。あるのかもしれないが、気にしなくなった。


 しかし、体調が悪いのは事実だった。「体調が悪いので休ませてください」その一言は言えなかった。今まで、体調が悪いのなんて、なんぼのもんじゃい! と神の偶然性以外の統合失調症による症状は完全に無視してきた。それくらい、世の中の論理が破綻したことは恐ろしく。耐える以外に方法は無かった。


 だが、今日は、体調が悪かった。多分、普通の統合失調症患者か、普通の発達障害者なみに体調が悪かった。


 不思議なことは何も起きない。ただ、体調が悪かった。


 体調が悪いときに、周囲の雑音は日本語には聞こえなかった。何語か分からない言語が周囲を飛び交っているように感じた。


 体調が悪いときに、『何か話さないと、なんかヤバイ』と思い、上司の人に話しかけた、が、何も伝えたいことが無かったので、当然会話にならなかった。変な人と思われたかもしれない。その上司の人は、私が統合失調症を抱えて勤務していることを知っているのだろうか。優しく、何も問い詰めず、普通に席に帰っていった。


 公務員非常勤職員でよかったのかもしれない。周囲の人は図らずも試験を通ってきているので品位のある人ばかりで、怒る様子など一度も見たことが無い。僕に配慮してだろうか。


 時給910円は高い方だと、市役所に置いてあった障害者枠の求人票を見て思った。外資系のコンサルティングファームが熊本にも支店を置いていて、そこで募集していたのが、時給制ではないものの、月14万円。時給に換算したら875円という結果になった。


 菅総理が総裁選に出ないことが決まり、事実上の辞任が発表されたが、菅総理は携帯料金を下げてくれたし、全国一律に時給1000円以上を目指していた。貧乏人には優しい総理だったように思われる。


 全国時給一律1000円以上は次の総裁の方も目指してほしい。富豪者によい政策ではなく、弱者に寄り添う政策をとってほしい。日本は貧乏だ。だから物が売れない。僕だって買いたいものを何も買えない。弱者を救ってほしい。


 心臓が重い。これも統合失調症の一種なのか? 分からないけれど、神の偶然性を排した、統合失調症闘病のラウンド2は始まったかのように思われる。

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