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統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)  作者: 井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
201記事以降
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【受験:論考】受験での絶対的な基本は、「教科書内の演習+教科書ガイド、過去問」。

☆☆☆

 記事内に「わんこら式」と出てくる可能性がありますが、「わんこら式」とは『わんこら式数学の勉強法(受験生、小学生から中学生、高校生、大学生、社会人まで通用)』(https://wankora.jp/blog-entry-1295.html)に出てくる勉強法になります。私自身が生み出した勉強法ではないことを、ここに明記しておきます。

☆☆☆


☆☆☆

 特定の個人、組織、団体を誹謗中傷する意図はないことをここに明記しておきます。

☆☆☆


 受験、特に大学受験についての論考の記事の中で書き忘れていたこともあり、補足として書いておかなければならないと思い、書くことにした。


 よく、参考書などを聞かれて「青チャート」ではダメですか? と直接問いかけられることもあるが、青チャートは、私が学校から配られていた「Focus Gold」みたいなものかな? と思い、ここに書きたいことを書こうと思う。


 青チャート、または、Focus Gold、のような網羅的な数学の参考書、厚すぎませんか? 1周するだけで一年以上かかりそうな気がするのだ。


 受験は気合いでは乗り切ることはできない。いかに効率的に《《正しい努力をし、一発勝負の本番に向けて準備できるかにかかっていると思われる。》》


 正しい努力。受験の準備期間において最も大事なのは、大学に受かるかどうかに直結した、正しい努力が求められるのだ。


 そこで、タイトルに戻る。現役生であれ、浪人生であれ、最も大事な努力は「教科書内の演習+教科書ガイド、過去問」。これだけである。


 「教科書なんてわかっているよ。簡単だよ」と思う受験生も大勢いるかもしれない。しかし、教科書の演習問題の最後の応用的な問題に対して、秒速で解答が思い浮かぶだろうか。今一度見直してみてほしい。大事なことは瞬間的かどうかだ。ちらちらと、教科書に載っている該当箇所を見ながら解けたのでは、意味がないと言ってもいい。


 ここから先は、高校教育のダメなところだと思われるが、教科書は配るくせに、その解答が載っている「教科書ガイド」は配らないところだ。「自分の頭で考えさせる」という論理的な根拠のない授業の進め方で、結局は授業がなんの身にもなっていないことが多くある。「教科書ガイド」を使わずに学校を信じた結果、私の現役時代の成績は散々なものとなってしまった。


 冒頭で述べた、「わんこら式」──すなわち、数分で解答が思い浮かばなかったら、即座に解答を見て、解答を盗んでいくというやり方。これこそが勉強の本質であると、何度でも言いたい。


 体験談ではあるが、私の高校では一年生から数学においてはサクシードを利用していたが、その解答集をAmazonで買った女性がいた。当時は決して抜きんでた成績を持っているわけでもなかった。しかし、三年後、地元の国立大学で式辞を述べた。現役生でトップの成績で地元の国立大学に合格したのだった。


 『「大学への数学」を毎号買う』というのは、『教科書内の演習+教科書ガイド』が完璧にできた人が次のステップとして、買った方がいいよ、という勧めであった。「教科書は全て出来ている」と、とにかく過信してはいけない。《《教科書内の演習ほど、薄くて、最小限の努力で、大学受験を乗り越えられる手段はないということを肝に銘じておいてほしい。》》


 もう一つ、加えておくと、『教科書内の演習+教科書ガイド』が終わったら「1対1対応の演習」を進めていくこともお勧めする。問題が網羅的で何より、何度も言っているが《《厚さが薄い参考書でやりきれることが魅力なのだ。》》


 そして、もう一つ。大事なことはゴールを知ることである。すなわち、共通テスト、ないしは、志望する大学の過去問、を受験勉強を始める前から、ざっと全体を眺めておくことが大切である。「敵を知り己を知れば百戦あやうからず」という名言、そのものを指している。受験する一年前までには見ていてほしい。《《この問題が解けるようになれば合格できるんだ、》》というのを受験勉強を始める前から見ていてほしい。そして、大事なことは《《合格最低点を突破するのではなく満点を目指せ、》》と言いたい。満点を取れば絶対に受かる。そのレベルまでいって、ようやく大学入試は突破できるものだと思われる。


 また、受験勉強を正しい努力で進み、大学受験を満点近くで合格したら嬉しいご褒美もある。──それは、大学入学後の勉強がとても簡単になることだ。英語など予習しなくとも、講義中にあてられたその場で翻訳できるようになるし、理系には行っていないので推測でしか書けないが、数学や物理、化学の力を受験勉強の時に深くまで知っていると、大学入学後の勉強がすごくやりやすくなる、と私は想像する。


 この文章を読んだ全ての受験生が、正しい努力をし、大学受験で満点近くを取り、有意義な大学生活を送ってもらってほしいことを願ってはやまない。

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