論理的に矛盾していた(統合失調症と罪の関係)
論理的に矛盾していました。
以前、私は『もう、仕事をしているのになぜ統合失調症は襲ってくるのだろう』という旨のエッセイを書きました。
そして、もう一つ『統合失調症患者(本物)に多く見られる意識は’罪の意識’。しかし、統合失調症患者には罪はない』といった旨の主張をしていました。
この二つの主張が全く矛盾していました。もう働いている、というのは、働いていなかった大学生活そのものを’罪’だと感じていたから、働いているのに何で統合失調症は起こるのか、という主張をしていました。
僕も、潜在的には罪の意識をずっと感じていたのがわかります。
見えないところで、《《統合失調症になった意味を探す》》。
僕は今でも統合失調症なんだと思い知らされます。世間はコロナ禍のなか、僕は気付いていないだけで統合失調症禍、とも言える状態にいます。
結論から言って、働いたから何だということになります。健常者から見れば働くのは当たり前だし、僕は非常勤で定時で帰れて、実家暮らしです。健常者から見れば羨ましい限りなのかもしれません。
でも働き続ける。僕の主治医は言いました。「統合失調症は病気ではなく、disease。状態なんだよ」と。
幻聴が言ってる。「違う」と言ってる。
でも、今日も働いた。それだけで充分、満足なのかもしれません。
働けることが苦痛ではなく、働かせてくれてありがとう、と言わなくてはいけませんね。お金は大事ですから。




