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統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)  作者: 井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
2021/08の記事
20/1049

論理的に矛盾していた(統合失調症と罪の関係)

 論理的に矛盾していました。


 以前、私は『もう、仕事をしているのになぜ統合失調症は襲ってくるのだろう』という旨のエッセイを書きました。


 そして、もう一つ『統合失調症患者(本物)に多く見られる意識は’罪の意識’。しかし、統合失調症患者には罪はない』といった旨の主張をしていました。


 この二つの主張が全く矛盾していました。もう働いている、というのは、働いていなかった大学生活そのものを’罪’だと感じていたから、働いているのに何で統合失調症は起こるのか、という主張をしていました。


 僕も、潜在的には罪の意識をずっと感じていたのがわかります。


 見えないところで、《《統合失調症になった意味を探す》》。


 僕は今でも統合失調症なんだと思い知らされます。世間はコロナ禍のなか、僕は気付いていないだけで統合失調症禍、とも言える状態にいます。


 結論から言って、働いたから何だということになります。健常者から見れば働くのは当たり前だし、僕は非常勤で定時で帰れて、実家暮らしです。健常者から見れば羨ましい限りなのかもしれません。


 でも働き続ける。僕の主治医は言いました。「統合失調症は病気ではなく、disease。状態なんだよ」と。


 幻聴が言ってる。「違う」と言ってる。


 でも、今日も働いた。それだけで充分、満足なのかもしれません。


 働けることが苦痛ではなく、働かせてくれてありがとう、と言わなくてはいけませんね。お金は大事ですから。

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