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統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)  作者: 井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
191記事以降
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疲れやすい障害を持っている方が、どうにか仕事をやりぬくコツを3つ教えます。

☆☆☆

 タイトルは「疲れ切った」「決してきつい仕事ではない」「ただ体力が保てないだけ」のいずれかにしようかと思います。

☆☆☆


 疲れた。

 きつい仕事ではなく、ただ行動するだけで疲れてしまうのだ。全ての原因は私にある。

 ただの作業である。折り曲げてファイルに閉じる。それを繰り返すだけの簡単な作業。

 だが、手が止まる。もしかしたらこういう統合失調症患者も多くいるのかもしれない。

 休暇を取ることなく、終業時間まで粘り続ける方法を記しておくことは、案外有益なことなのかもしれない。


 ポイントは3つだ。


①コーヒーや甘い飲み物などをとにかく飲む。きついときは2リットルくらい飲んでいい。

②「一本満足」「カロリーメイト」など栄養価の高いお菓子を、少し休憩をとり食べる。

③とにかく飲んだり食べたりした後は、トイレに行きたくなるので、トイレに行く。それがリフレッシュする小休憩になる。


 もちろん、仕事をする、作業を続けるのは当然のこととして、それがわかっていながらも、どうしてもきつい人に対して、仕事を続けるための秘策である。毎日やれと言っているわけではない。連勤や眠れなかったり、どうしてもきついときにやる。周りからは「仕事が遅い障害者」と思われるかもしれないが、どうしてもきついので仕方がない。統合失調症の障害者が働く際には、私は「頑張ることよりも、続けること」をモットーにして仕事を続けてほしいと思っている。気を張り詰めて次の日休んでしまうよりも、淡々と仕事を続けていく方が当人にとっても、雇う側にとっても重要だと考えるからだ。


 統合失調症を持っていて働いている人にとって、大事なことは「安定感」。それに尽きる。


☆☆☆

 突如始まる質問コーナー。第九回。

 このコーナーはツイッターで募集している質問箱に投稿された質問と、作者の答えを紹介するコーナーです。早くも第九回となりました。


Q.どんな資格をお持ちですか?


A.大学四年生の時に受けたTOEIC ipが500点しかありませんでした……。

 大学四年生になり、時間とお金に余裕が出来たので資格をたくさん取ろうとしたところ、統合失調症になりました。ちなみに統合失調症陽性期中に受けたITパスポート試験にもなぜか落ちてしまいました(同じ問題が何度も出され、最終結果発表で小問の合計と総合得点が一致しておらずわけがわかりませんでした)。

 特にITパスポート試験すらも落ちてしまったことにより「何をしても受からないのではないか」と思い、なんの資格にも挑戦しなくなりました。また、実家に帰ったので、県庁所在地まで遠く、試験会場も遠いため、なんの資格も取ることなく、障害者雇用で働いています。

 結論。なんの資格も持っていません。簿記やFPの本はありますが、障害者には意味ないかなと思って、諦めています。

 質問ありがとうございました。この質問と答えは「統合失調症(本物)になると、起こること。」で紹介させてもらいますことをご承知おきください。

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