表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)  作者: 井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
171記事以降
175/1049

約一ヶ月お金を得ないブログに力を注いだ結果、変わったこと。

 2月の終わりごろ、国家公務員採用試験に不合格になった後、「もういいや。エッセイをブログに変えて、ブログに注力してみよう。書きたいこともたくさんあるし、《《自由に書くことのできる時期は、実は限られている》》」という思いたちから、小説投稿サイトなのに、ブログのように記事を使い始め、約一ヶ月、最後の日曜日を迎えている。ゆっくりと振り返る時間など、今ぐらいしかないだろう。


 一ヶ月間、ブログを書くこと、宣伝することに注力した結果、変わったことを書いておこうと思う。


 ・無駄な電子書籍を買わなくなった。

 ・休みの日も時間を無駄にしたくなくなったので早起きができるようになっていった。

 ・何もやることが無い休日に絶望して寝込むことが無くなった。

 ・ツイッターに余計なことをつぶやくことがなくなった。ブログや創作ノートの更新のみを淡々と出し続けた。

 ・ツイッターのフォロワー数が30人から60人前後になった。

 ・ゲームをしなくなった。

 ・今のところ楽しいと思えるようになった。大げさに言えば「生きがい」のように感じることになった。

 ・友人が減った。LINEで連絡してもすぐに返事が返ってこなくなった。

 ・友人が減ったことを踏まえ、ブログに書かれることを良くないと思う人がいることを知り、職場の人には絶対に内緒にしておいたほうがいいと感じた。

 ・パートを定時で帰るようになった。

 ・PV数だけが生きがいになった。

 ・本当は評価が欲しいが、カクヨム内ではまだまだ全く無名であることがわかった。

 ・ツイッターを利用した宣伝をしなければPV数が伸びないことを知り、ただ書くだけでは自分は満足しないことがわかった。

 ・国際報道を見るようになった。

 ・自分がブログに専念しようとした矢先に世界ではとんでもないことが起きて、それに対する考え方も、発信することができてうれしかった。

 ・統合失調症だからといって、ネット上で匿名でヘイトクライムを受けることは今のところ全くないことを知った。

 ・なぜか、ブログのネタが尽きることなく続けることができるようになった。

 ・土日、またはパートが休みの日には、部屋にこもるようになった。

 ・何もかもを諦めてしまう「諦念の人生観」から少し脱却できたような気はした。 


 書きすぎたか。多すぎる気はする。何をピックアップして書けばよいのか分からなくなった。

 私のブログはちゃんぽん方式で、どんなジャンルであろうと書こう、というか、そういう軽く書ける文章でなければ続かないことは分かっていた。しかし、根本にあるのは、このブログがかつて閉鎖病棟隔離室を経験した、《《本物の》》統合失調症患者が全て書いている、という点だ。そのため、ツイッター上で毎回表示されるキャッチコピー──統合失調症ではないあなたは勝ち組です──は、このブログの根本を知らせてくれるいいツールになっているとは思う。果たして、「統合失調症患者が書いた文章か。開くまでもなく見る価値はない」と判断された瞬間もたくさんあっただろうと思われる。しかし、「統合失調症は一生治ることのない病気ないしは障害」となっている以上、私は統合失調症を伴侶として一生を過ごさなければいけない運命に立っている。ならば、隠す必要性もないのではないか。そんな風にも思っている。


 一生付き合っていかなければならない病にかかったら、それを強みにして生きていかないでどうするよ、という生き方である。人生を否定することができない以上、統合失調症と共に生きていかなければならないことは確定事項なのだから。健常者から見たらかわいそうとしか思われないかもしれない。しかし、人生は否定できない。私は統合失調症患者だ。それだけだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ