表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)  作者: 井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
161記事以降
167/1049

【☆】今日は統合失調症が3つ起きた。

 今日は久々に統合失調症が3つ起きた。一つは「期待させてから落とす」統合失調症のタイプと、もう一つはSNSにおける機械系のトラブルだ。あと一つは給料関係における論理的矛盾だ。


 書いていいか悩ましい。夕食を挟んで、書いていいのか、ずっと考えていた。


 書くしかないか。


 一つ目の、「期待してから落とす」タイプの統合失調症だ。


 課長が電話先でこう言っていった「井上君は給料に不満を持っているみたいだから……」と聞こえた。聞こえたような気がしただけかもしれない。来年のパートタイマーは決まっているが、時給が決まっていないのだ。


 そして、その後、別の部署の同じパートタイマーの人に「それだけマルチに働いてたら、時給をあげてもらうしかないですね」と言われた。冗談のつもりなのだろうと思う。しかし、この二つの出来事から「もしかして時給が大きく上がるのではないか」という妄想に辿り着く。そのあとに振り返る「また、統合失調症か」と。「上げて、落とす」タイプの統合失調症は何度も経験してきた。何事もなく、今までの時給でパートタイマーが続くのだろうと予測している。そう、信じろ。そう、信じるしか、《《悲観的に物事をとらえることでしかこの「持ち上げて、落とす」タイプの統合失調症には対処法がないのだ。》》


 二つ目は、電車の中で起きた。

 中学校が同期で、たまたま同じ職場にいる友人と、同じ電車に乗っていた。そこで、フェイスブックを交換しようとした。しかし、私のスマホの画面からは、なぜか、「友達になる」というボタンが消えていた。仕方ないので、中学校の同期の友達に、自分を調べさせて、「友人登録」してもらった。


 家に帰って、フェイスブックを見て、友達欄を見てみた。その友人の名前は登録されていなかった。


 「統合失調症はことごとく、患者を孤独にさせていく病なんだな」と感じた。その友人はLINEには登録してある。しかし、その友人は異性であり、かつ体育会系を非常に嫌うタイプの人だった。中学時代、サッカー部に所属していた私だが、嫌われている可能性が高い。しかし、残念ながら私は体育会系にはなれなかった体育会系だ。大学ではサークルにも一切入らずに、大学生活を終えてしまったような人物である。異性でなんでも話せる友達ができるというのは、私にとって非常に貴重なものだと思っている。統合失調症は選択肢を与えてくれず、まっすぐな道を歩ませる病気だと感じている。患者が「ハッカーによって攻撃されている、人生を制限させられている」と訴えるのは、事実、こういった事例が時、たまに起こるからである。


 三つ目の統合失調症は、その友人と話している最中に起こった。友人が「時給は年齢によって決められている」と発言したのだ。私は採用の際の説明で「毎年時給は上がるから頑張ってほしい」と言われたような記憶があったからだ。そして、昨年は実際に時給が10円上がった。なので、来年も10円上がるだろうと勝手に予測していたら、その友人からの青天の霹靂のような発言である。友人はこう言った「県の最低時給が上がったから、時給も上がったんじゃないの?」とのことだった。ということは、来年度の私の時給は「フラットのまま」なのか「10円上がるのか」どちらかが分からない状態に置かれている。論理が矛盾した二つの主張は、統合失調症でよく起こる。出来れば上がってほしいと願うばかりであるが。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ