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統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)  作者: 井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
161記事以降
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【感想】三笘薫の無双を生で観たかった。

 負け犬の遠吠えです。


 三笘薫選手が後半18分に交代出場したと出た時、大声をあげた。「やった! 三笘選手が出る! これからが本気の日本だぞ!」と。


 三笘選手は、Jリーグの時から一押しの選手だった。静止してからのあのカットインは天才だと思っていたし、人間は誰も止めることができないと思っていたほどだ。海外の有名な選手だって、必ず抜き去る。ボールを持ってドリブルをしても、ボールがない状態で走っても、スピードがさほど変わらない。天性のボールタッチだった。


 だからこそ、東京五輪には期待した。正直、準決勝のスペイン戦で三笘選手をスタメンで使っていたら勝っていたと思っている。その証拠に、三位決定戦のメキシコ戦では後半の半ばで途中出場し、得意のカットインから簡単に一点を取って見せた。「サッカーってこんな単純なスポーツなんだぜ」みたいな感じで、飄々と決めて見せた。


 そんな三笘薫選手が、A代表に出た。「これは絶対に勝てるな」と思っていた。生で観たかった。しかし、DAZNに払うだけのお金と、配信に耐えうるだけのスマホやテレビが無いために、生で観ることは出来なかった。


 後半44分。三笘選手がゴールを決めた。グーグルの試合速報で見た。父親の肩を叩きながら喜んだ。「試合終了間際! それに、やっぱり、三笘選手が決めた!」と喜んだ。と同時に、自分はやはりサッカーが大好きなんだと思い知った。


 後半、ロスタイム。父親が「あ、なんか2点目入ってる」と言った。画面をすぐに見たらまた三笘選手がゴールを決めていた。テキスト速報では、「三笘薫が素早いカットインから右足一閃!」と出ていた。後半18分から入って三笘選手は全ゴールを決めたのだった。


 テレビを観ていたら、ニュース速報が流れ、「サッカー日本代表、7大会連続のワールドカップ出場を果たす。」と出てきた。ツイッターで三笘薫選手の一点目のゴールを見た。まあ、素晴らしいゴールだった。早く2点目のゴールが見たかった。数分後、ツイッターで見た。圧巻だった。静止した状態からのいつものカットインで1人を置き去りにし、2人目も抜き、3人目も抜いた。そこから右足を振りぬいた。圧巻のドリブルから放たれたシュートは、キーパーの守備範囲だったものの、そのドリブルの勢いをそのままに、キーパーは勢いを止めることができなかった。シュートはコースが甘かったが、ドリブルだけ見ると、他の選手には真似できない、圧倒的な三笘薫がそこにいた。


 ツイッターでは友達が「三苫あああ!」「三苫(`・ω・´)b」だったりと、生で観ている人は次々とつぶやいていた。みんな漢字が違っていたことが面白かったが。


 正直言って羨ましかった。後半44分に試合が動くゲームなど伝説級の試合にふさわしいではないか。テレビの大画面で観たかった。生放送で観たかった。けど、一試合のために、それに画質も音質も悪いスマホで観ることは、3000円との採算が合わなかった。悔しくて、負け犬の遠吠えのような記事を書いている。生で三笘薫選手の活躍を観たかった。本当に気持ちはそれだけだった。

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