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統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)  作者: 井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
111記事以降
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【不眠症:提案】眠れない時の対処方法。これをやることでインプットが強制され、より豊かな人生を送ることができるメリットも含まれている。

☆☆☆


 私は医師ではないので科学的見地に基づいた睡眠方法をお伝えすることはできませんが、睡眠障害当事者として、やって効果のあった情報を提供していこうと思います。


☆☆☆


 本日。土曜日。仕事が休みで、朝はいくらでも寝ることのできる一日となっているが、朝8時に目覚めることができた。普通の人から見れば「当然じゃん」と思われるかもしれないが、例えば、睡眠障害により睡眠導入剤を飲んで寝ている人や、元々夜型──私がまさしくそうであるが──の人にとっては、羨ましく思われるだろうと思う。


 過去に書いた『睡眠導入剤を飲んで10時間睡眠をとっている人は、普通の人より12年間で、1年分も短い活動時間になる。』(https://kakuyomu.jp/works/16816452221466841294/episodes/16816927860945269801)にも示した通り、例えば一日10時間寝ている人は、10時間睡眠を12年間続けたら、8時間睡眠の人と比べて活動時間が1年分も短くなってしまう計算結果が出る。これはある意味で、人生の生きている時間を殺してしまっているようなものだ。


 特に、睡眠導入に問題がある人にとっては、布団に入った後、闇夜の中でぼーっと過ごすあの時間は、生きているうえで非常にもったいないと感じていると思われる。実際私がそうだからだ。


 そこで──前置きが長くなったが──、睡眠導入が難しい人に、布団に入ったら、あっという間に眠れるようになる、2つのルーティーンを紹介したいと思う。ここからが本題だ。


 その二つとは、

①睡眠導入剤を飲んだ後──飲んでいない人はとにかく布団に入る前に──、とにかく難しい本を読み、眠くなったら寝る。

②英単語帳や、とにかく外国語の単語帳やスピーチを、スピーカーなどで流し続け、眠くなってきたら寝る。


 この二つを同時にやってほしいというわけではない。①の読書をして、また音声を聞いてしまって眠気が飛んでしまったら本末転倒であり、どちらかできるほうだけでいい。強いて言えば、難しい本を買うお金がある人は①を、そんなお金もない人は②を選択すればいいと思う。


 この二つの方法で得られるメリットは、ただ眠くなるだけではない。眠れない人にとっては毎日やることになるので、《《自然と、計画性も無く、インプットがどんどん進んでいく》》という最大のメリットが存在するのだ。


 勉強なんか誰だってしたくない。起きている間は遊んでおきたい。好きなことをしたい。誰もが持つ感情で、その通り生きればいいと思う。仕事で忙しいから勉強なんかできない、それも仕方がないことだと思う。しかし、不眠症で、暗闇の中ぼーっと過ごす時間を、勉強、ないしはインプットにあてることができれば、人生が変わるような、大げさすぎかもしれないが、自分に自信が付くことは間違いないことだろうと思われる。


 布団に入って、ぼーっとして眠くなるのを待つよりかは、随分、能率的な人生を送ることができる。毎日続ければ、とんでもない量のインプットが可能になる。あたしンちの父親がやっていた、寝る前の読書は人生を豊かにする最大の知恵だったのかもしれない。ちなみに私が今読んでいる本は『現代哲学のキーコンセプト Causation 因果性:ダグラス・クラッチ著』だ。難しすぎてわけが分からないが、《《読まないよりかは、強制的に読んだほうが絶対にいい。》》読み終わった時の達成感は素晴らしいものになると考えている。


 ②の場合、アルクが出している、キクタンなどのリスニングの無料ダウンロードをおすすめする。英語のみならず、世界中の主要な言語が無料でダウンロード可能だ。布団の中で音声を流し続けて、音に飽きたら止めて寝る。それだけで多大なインプットは可能になるし、努力せずとも外国語のリスニング能力は向上するだろう。

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