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統合失調症(本物)になると、起こること。(雑記ブログ)(とうおこ)  作者: 井上和音@統合失調症・発達障害ブロガー
791記事以降
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NHKプロフェッショナル仕事の流儀で、落合陽一さんが「障害は治っちゃった」と言っていて、障害は治らないから苦しいのではと思ってしまいました。

──『ロシアは軍事作戦、イスラエルは自衛権を行使しているだけだよ。この世に戦争なんて存在しないよ?』──

☆☆☆


☆☆☆

 タイトルと冒頭言から書いています。誹謗中傷する意図は全くありません。主張したいことを一言で書くと、障害は治らないから障害なのであって、治るのならば病気なのではないのでしょうかとそれだけです。


 冒頭言は戦争という言葉を使わずに悲惨な出来事が起きていきそうだなと思っているだけです。

☆☆☆


 2023年12月19日(火)。21時29分。明日は休みの日。


 こんにちは。井上和音です。


 タイトルから書いている時は内容を一個にまとめたほうが、読んでいる皆さんも読みやすいとは思いますが、今日は色々なことがあったので。


 自由に書こうと思います。


 幻聴で「羨ましいねえ」とか聞こえてきますね。


 自由に書きましょうか。まずは朝から電車に乗り損ねました。実は私が住んでいるところは梅田でして。雪により路線変更になるとまず乗れなくなるのですね、というのは嘘です。


 とにかく、豊肥本線で竹が線路を塞いだとかなんだで、いつもよりも電車が来るのが早かったですね。車で線路沿いを行っているとまさかの電車が並行して運転していました。間に合いませんでした。


 というわけで、一時間有休を取らざるを得なくなり、とはいえ駅には早めに着いたのでミスドでカフェラテを飲みながらぼーっとしていましたね。一時間有休を取ったと言っても、別に優雅に時間があるわけでもありませんでした。


 職場には「寝坊して電車に乗り損ねた」と言っていたので少し苦笑いされました。


 数人だけの新年会に誘われました。パートタイマーの私が個人的な飲み会に誘われる経験は4年働いてきて一度も無かったのでとても嬉しかったです。


 今日の話は終わり。


 「こんにちは。年賀(いやが)らせです。言っていいこと悪いことと名言もありますが、早く何かを言ってください。『なんだ釣り記事三平か』ということで皆さん読者さんが去って行きますよ。ここまで読んでいるかは分かりませんが。


 でもそうですね。冒頭に主張したいことを書いたので別に」


 とか言わせていたら幻聴で「早く書いたほうが」とか聞こえてくるわけですね。


 はい。私は統合失調症です。閉鎖病棟隔離室に無理矢理入れられた挙句の医者の一言「統合失調症です。薬は一生飲むと思っていてください」とのことでした。


 一生なので今も飲んでますね。はい。これが障害者なのですよ。「働き始めたので障害年金を自分で停止させます!」とか言っちゃうメンヘラ系YouTuberさんもいますけれども。「そうかうつ病治ったのですね。医者の診断書とか無しで自分でうつ病が治ったと判断したのですね。良かったですね。再発したらどうするのでしょうか」とか思ってしまいます。貰えるものは貰っておけという精神だけではなくて、自己判断で障害が治ったとか言っちゃうのは良くない気がするのですよ。


 障害年金って傷病手当ではないのですよ。障害なんですよね。治らないと判断されてから貰えるお金だったりするのですね。それが、「障害が治った」とか言っちゃうと、「障害って治るんだろ? 頑張れよ」とか世間様の判断がそういう方向に向かってしまうのではないかと危惧してしまうのですよ。


 せめてもの障害年金を支給停止にするのはお医者様の判断に委ねるべきなのかなと思っています。障害年金を貰うことに後ろめたさとか感じなくて良いんですよ。だって苦しいのだもの。閉鎖病棟隔離室で監禁された日々は、障害年金として代償が払われているのではないかと思うときもありました。「私は不幸なんです!」とかは、貯金が貯まってきて、少しずつやりたいことが出来るようになってきて、不幸だとは思ってはいません。


 NHKプロフェッショナル仕事の流儀を観ていました。落合陽一さんは好きな人なので観てみたくてチャンネル権を獲得して観てみました。


 なんとなく、羽生結弦さんと同じシンパシーを感じる方だなあと思って観ていました。実家の太さもすごいなと思いつつも、実家の母親があれだけ愛してくれているのも落合陽一さんの実績があってのこそなのかなとも思いました。驚くほど稼いでいるのだろうなと思いました。


 お子さんが障害を持って生まれたとは初めて耳にしました。それから障害者をデジタル技術で克服していこうとしていく仕事ぶりは感動しました。ただ、障害者がプロジェクトのために使われ、もしくは利用されているような気がしたのは。これは言わないほうがいいですかね。


 その番組の中で、落合陽一さんがテレビ会議で「子どもの障害が見つかった時は(……)(涙)(……)まあ、今は障害が治ったからいいんですけれども」


 とおっしゃったときには、ん? と思いました。


 障害が治った? それは障害を克服したとか、寛解したとかの言葉選びの間違いなのかなと思いました。


 ONE-PIECEのエースみたいに「取り消せよ……今の言葉!!!」と思ってしまいましたね。多分、言いたかったのは「障害はデジタル技術で克服した」という意味合いだと思っています。思っているというより信じています。


 障害者に「障害は治るんだよ」と教えるのも残酷です。障害は治らないのに「障害は治る」と信じ込ませて「いつ治るんだいつ治るんだ」と期待させるのは非常に残酷です。障害は治りません。閉鎖病棟隔離室で期限の分からない中で「いつ出られるんだいつ出られるんだ」と毎日に絶望していた心理と似たものを感じます。


 「障害は治らない」という絶望を受け入れてこそ、障害者は今を生きていけるのだと思います。障害と共に歩みながら、自分に出来ること出来ないことを自認しながら生きていくのが障害者の楽な生き方なのかなと思います。


 「障害はいつか治る」と思い続けていると、決して治ろうとしない障害に絶望して心が折れて、自傷行為、最悪自殺未遂までいくかもしれません。「治るはずなのにどうして今がこんなに苦しいの。治る科学的根拠はどこにあるの。私はいつまで通院すればいいの。私はいつまで服薬すればいいの。


 私はいつまで」


 と、見えない期待に届かないことは、危ない行動への起因になってしまうと思っています。


 障害は治りません。治らないうえで出来ることをやっていきましょう。こういう生き方をしていたほうが健全なのかなと思いました。

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