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〜龍が創った、鏡の世界〜  作者: 西野龍三
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絶対絶命と真逆の力。そしてエネルギー

日本は特別な国と言われます。調和の国、和の国とも呼ばれます。

精神性も高く、言葉で国を創ったという、絶対音感を備えた、言霊の国です。

霊のひのもとと呼ばれるのには、理由がありました。


1ヒの元となるのは0レイであり、その性質の違う1と0が合わさる10とは、完全に調和した数字の事だったのです。

日本は和の国と呼ばれる。

はじまりと終わりの国

霊(ヒ、火、一)の元である。

0はっかでもあり、円で縁。

0(ゼロ)という無の中、輪の中に生まれた自分。

これが火であり、ヒ、一、1となる。


0という縁(エン、円)、輪(ワ、和)の中にいる自分。

アである中身のわたしと、ワである囲い、輪っかのあなた。


人とエン、円、輪、和、ワの中で、ア、在れ、自分という中心の軸がぶれなくなった時に円は回り、龍という回転エネルギーが生まれる。


人間の根源が、真逆の違いによる摩擦、衝突、凝縮、回転などのエネルギーだとすれば、そのエネルギーの形を現したものが言霊であり、わかりやすくデジタル化した、視点の数が数字と言える。


エネルギーそのものが龍なのである。

流れはりゅうとなり、

大地から出る様はりゅうとなる。

留まればりゅうとなり、

形になれば、りゅうにもなる。


その無限のエネルギーを纏めるのがワ、和という客体、物質であり、肉体であり、囲いであり、圧力だとすれば、

ワという客体との差の中で知るアという自分は、


同時に真逆も存在し、補完して完全体を成す。


アとワの関わりの中で、自分軸が出来あがり、

『自分はどうしたいのか』を選ぶ(エらぶ)事ができる。


どうすべし、しなければ、しないと、という、多数を構成する客体に流されがちになるが、ワ、を基調とするのか、ア、れ、自分を基調とするのかの違いであって、軸がどちら寄りにあるのかによって、見える景色は違う。


アという、主体に寄って見れば、が主体性が無いように見える。

ワという客体に寄って見れば、在る(ア)は自分勝手に見える。


アとワの関わりの中で見えてくる自分軸。


自分の幸せに続く道しるべ。

それは自分が

『どうしたいのか』という事、本当の姿、本来の姿を思い出す事である。


常に存在する真逆とのコントラストにより、自分を知る。


絶対絶命。すべてを失い、絶望であるのなら、

必ず真逆が存在する。


それは、

『これより絶望は無い、前に進むしか無い』

という推進力。

『絶対絶命の状態から這い上がる』という経験。

『絶対絶命の状態から這い上がる』時に得る感動。

どれもどれも、絶望の状態を受け入れた瞬間に、色濃く浮き上がるものである。


これから起こるとされる、経済崩壊、社会の変革、世の中の激変も、絶望も、受け入れた時から、真逆の再生、創造、希望が始まる。


真逆の存在を知り、受け入れる。


567とは56で真逆を知り、7ですべての方向を見る目、核となる。


まさに『真逆の存在を知り、受け入れる』

今、起きている事を現しているかのように。


例えば、ウイルスを例に挙げてみる。

ウイルスに関して言えば、ウイルスが病気の原因だという、細菌学の祖、パスツールの細菌理論が主流であるが、パスツールは後に、自身の細菌理論を否定している。


真逆の対となる、フランスの医師、アントワーヌ・べシャンの細胞理論は、体の状態がすべてで、ウイルスや細菌は病気の結果として出てくるもの。ウイルスとは、エクソソームという細胞間物質であり、細菌とは、マクロファージ、免疫細胞そのものであると。


詳しくは作者の過去の記事(INYOU jornalにて掲載)を参照して欲しい。

https://macrobiotic-daisuki.jp/virus-exosome-265962.html?fbclid=IwAR2sOCh0oV0PqTqd5Q6rlInlPz0Irbc4K-dRM8olxYVYYBN0N9P_4CC_P6A&mibextid=3TDGwZ&fs=e&s=cl


そもそも病気を悪い事として、治すという考えは、半分であり、病気は良いもので、体の状態を知る大切なメッセージである。という真逆も同時に存在する。

そうすると、現在の病気と言われるもののほとんどが、薬や注射、手術や検査など、病気を悪いものとして、一方からのみ捉えた事によるものであるという一面も見えてくる。


つまり常に真逆が存在し、どのように選ぶかは、主体であるあなたに委ねられている。

真逆を選択する、両方とも選択する、両方とも選ばない。

などなど、選択肢は無数に存在する。


だからこそ、絶望することも、自信を失う事もないのである。そして常に真逆も知って欲しい。


必ず道は開ける。


終わりの国、数字10の持つ意味は受精卵のようなもの。

精子であるヒ、1と、卵子である9を足すと10になる。

真逆の性質を持つ、火と水が組んだ調和の国。

そこにあったのは、主体も客体もなく、溶け込むような、やわらかなトキか流れる、のコトであった。

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