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〜龍が創った、鏡の世界〜  作者: 西野龍三
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りんごとハチ

りんごの実(3)とミツバチなどのハチ(8)は、この世の中の事象を説明するのに、わかりやすく教えてくれます。

『りんごとはちみつ恋をした』というフレーズもその昔ありましたが、りんごとハチの関係から、お話を描いていこうと思います。

りんごの実を食べると美味しいのは、蜜があり、甘いと感じるから。


『ミツ』を解読すると、

言霊ミは三、身、実の意味があり、

言霊ツは集う、凝縮するエネルギーが思い浮かびます。


つまりは、エネルギーが集まった状態を美味しいと感じ、心地よいと感じるという事です。


体にエネルギーがあふれているときは、エネルギーが集まっているミツも美味しいと感じない事もあるでしょう。

お腹がいっぱいのときにはどんなに美味しいミツも美味しいと感じないかもしれません。


そのミツを運ぶのはハチ。


3と鏡に映った3を合わせると8になり、

∞にもなります。


メビウスの輪も、無限♾であり、表と裏が対となってひっくり返って、元に戻ります。


そしてその循環は永遠に続き、3と鏡に映った、ひっくり返った3との真ん中に自分の視点、意識が存在するのです。


無限の始まりは自分である。

そして始まりの自分と終わりの自分に戻ってくるまでに表と裏の両方を通ってくるのです。


その真ん中の自分を運ぶのがハチ、無限ループがハチ。

表と裏の間に居るのが自分。


ハチがミツを運ぶ様子は、転生し、一瞬を生きる龍を現していると思います。


表と裏は、有ると無い、これは、0と1の関係と相似します。


有るから失うのか、無いから得るのか、

失う事を恐れるのも、得た事を喜ぶのも、結局は同じ事だという事になります。


生まれる喜びと死ぬという悲しみは同時に存在します。


0から1へ動けば火が生まれ、熱が生まれます。

1から0へ動けば、火が消え、熱が消える事になります。


一緒の事ですが、火が消えるより、火が生まれる事のほうが良いと、感覚では感じます。


このように、世の中を最もシンプルに言い表せば、エネルギーの形なのです。


そして、そのエネルギーの形こそ、龍の実体であり、それを味わい、感じて、循環し、壊して、生むという、形を自在に変化させて操縦している操縦士というのが人間という事になります。

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