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500話 決着
───俺の剣が、ディレヒトを斬り裂いた。
俺たちは振り返る。頬にまで跳んだ血に塗れて、しかし彼は安らかに微笑んでいた。
「……俺の勝ちだ。ディレヒト・グラフベル」
「……ああ、これが敗北か。存外悔しいものだな……」
それきり倒れた彼に、俺はせいいっぱいの礼をして。
踵を返す。
───勝ったのだから、生きているのだから、これで終わりにしてはいけない。
行こう、終わる世界を救いに。……まだ手段すら思い浮かんではいないけれど。
───俺の剣が、ディレヒトを斬り裂いた。
俺たちは振り返る。頬にまで跳んだ血に塗れて、しかし彼は安らかに微笑んでいた。
「……俺の勝ちだ。ディレヒト・グラフベル」
「……ああ、これが敗北か。存外悔しいものだな……」
それきり倒れた彼に、俺はせいいっぱいの礼をして。
踵を返す。
───勝ったのだから、生きているのだから、これで終わりにしてはいけない。
行こう、終わる世界を救いに。……まだ手段すら思い浮かんではいないけれど。
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