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みなさま、いつもチェルニをお読みいただき、ありがとうございます。


『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』につきまして、【異世界〔恋愛〕】ジャンルで連載を続けさせていただいておりますが、最近【ハイファンタジー】の要素が強く出る展開になってきており、適切なジャンルはどちらと考えるべきか、悩んでいます……。


ジャンル設定を、現在の【異世界〔恋愛〕】のままとするべきか、【ハイファンタジー】に変更するべきか、みなさまのご意見をお聞かせいただけませんでしょうか?


以下のURLをコピー&ペーストしていただき、簡単なアンケートにお答えいただけましたら幸いです。本欄にはリンクを貼れないため、お手数をお掛けいたします。


  ◇神霊術少女チェルニ〈連載版〉ジャンルについて(アンケート)

   https://forms.gle/iwAVa3U1tfsbKWsq7


なお、私須尾見の活動報告には、同アンケートへのリンクを貼らせていただきます。


みなさま、ご協力、何卒よろしくお願いいたします。

 〈鬼成きなり〉のことは、町立学校でならった記憶がある。といっても、ちゃんとした神霊術の授業じゃなくて、低学年のときに読んでもらった物語の話だけど。

 心悪き男と女は、神霊様のご恩を踏みにじり、悪行を重ねて人々を苦しめたあげく、人から鬼へと変化へんげしてしまいました。これを〈鬼成り〉というのです――そう書かれていた本の、妙に生々しい挿絵が怖くって、今でも鮮明に覚えているんだ。


 優しいスイシャク様とアマツ様が、すぐに紅白の光を強くして、わたしをぐるぐる巻きにしてくれたから、叫んだりすることはなかったけど、怖いものは怖い。

 物語の中の話だとばかり思っていた〈鬼成り〉を、十四歳にして目撃してしまうなんて、想像したこともなかったよ、わたし。


 本の挿絵では、口が耳まで裂けている女の人とか、ツノが生えて牙を向いた男の人が描かれていた。実際の鬼成りは、かなり違っているみたい。カリナさんの綺麗な顔は、やっぱり綺麗なままだった。

 ただ、程よく露出したカリナさんの胸元が、なんだかボコボコと波打っている。真っ白な肌も、ところどころが濁った緑色になっていって、わたしが不思議に思った瞬間、いきなり何かが飛び出した。

 えっと思って目を凝らすと、手首くらいの太さのある、腐った沼みたいな色の蛇が一匹、カリナさんの胸元から生えているんだよ……!

 

 あまりの衝撃に、わたしはスイシャク様にすがりついた。それから、震えながら見直したんだけど、いくら見ても〈生えている〉としかいいようがなかった。

 元々の白い肌と腐った緑色がまだらになった、カリナさんの豊かな胸元から、胴体の半分くらいを生やした蛇は、きゃしゃな首の周りを一周してから、艶やかな栗色の髪の上に頭を預けていた。そして、その蛇には頭が三つもあって、それぞれに牙をむき出しにしていたんだ。

 カリナさんの額にあった〈乱倫〉の文字は、跡形もなく消えちゃって、後にくっきりと〈三岐みまた〉って書かれていたのは、きっと蛇の頭の数なんだろう。


 スイシャク様とアマツ様は、〈初手から三岐とは業深きこと〉とか、〈一の蛇は淫奔いんぽう、二の蛇は苛虐かぎゃく、三の蛇は毒心どくしんか〉とか、盛んにイメージを交換していた。

 アマツ様が、〈業火にて燃やし清めるか〉とかいってるのは、聞かなかったことにしよう。そうしよう。


 守備隊の応接室にいる人たちは、当のカリナさんも含めて、誰も変化へんげに気づかないみたいだった。スイシャク様が、すぐに教えてくれたところによると、わたしが見ているのは神霊さんの視界に近いものだから、人にはわからないんだって。

 唯一、蛇が見えているのは子雀で、アリオンお兄ちゃんの胸ポケットの中で、ぶわっと膨らんだまま硬直している。そりゃあ、無理もないって。小さな可愛い子雀なんて、蛇に丸呑みにされちゃうからね。

 今日の晩ご飯のときには、わたしもパンのかけらをあげて、思いっきりなぐさめるよ、子雀ちゃん。


 うちの家でも、言葉だけを伝えていたお父さんとお母さんは、戸惑った顔をして、わたしを見つめていた。ずっとそばにいてくれるヴェル様は、スイシャク様の羽根を触媒にして、だいたいのイメージを視覚化できるもんだから、青白い顔をして硬直してる。万能執事のヴェル様でも、鬼成りを見たことなんて、ないに決まってるしね。


 カリナさんの変化へんげは、十四歳の少女が目撃するには、あまりにも衝撃的な光景だったと思う。でも、とっても優しくて教育熱心なスイシャク様は、視界を切断してはくれなかった。

 ぐるぐる巻きをもっと強くしながら、優しく慰めてくれる気配と一緒に、そっと送られてきたのは、深い意味のあるイメージだったんだ。〈いとけなき子に酷なれど、衆生(しゅじょう)を救うは我が役目。眷属たるの洗礼に、三岐の穢れを覧あれかし〉って。


 正直にいうと、今回のスイシャク様のイメージは、わたしにはむずかしすぎて、あんまり意味がわからなかった。ただ、スイシャク様もアマツ様も、わたしのことをとっても心配してくれていて、それでもカリナさんの変化から、目をそらさないようにって望んでいることは、よく伝わってきたよ。


 そうこうするうちに、最初に動いたのは、アリオンお兄ちゃんだった。カリナさんたちにぐっと近づいて、フェルトさんの真横に移動したんだと思う。その視界が微かにぶれたのは、きっと子雀が震えちゃってるんだろう。

 アリオンお兄ちゃんには、カリナさんの変化は見えていない。それでも、フェルトさんを守るために、本能的にそばに寄ったんだって、わたしにはわかった。もう十四年も、大好きなアリアナお姉ちゃんの妹をやってるからね。

 スイシャク様とアマツ様は、〈其の姉たる衣通そとおりは剛毅〉って、しっかりほめてくれたよ。


 カリナさんは、アリオンお兄ちゃんに視線を向けてから、なんにも怒ってないみたいな顔で、微笑みながら質問した。


「あら。そちらの少年は、どなたなのかしら、フェルト様?」

「騎士見習いとして、わたしの世話をしてくれているものです。わたしの大切な婚約者の親戚で、将来有望な少年です」

「なぜ、急に前に出てきたのかしらね?」

「先ほど、貴女が不穏な気配を発したので、わたしを心配してくれたのでしょう。ありがたいことです」

「不穏だなんて、ひどいわ。フェルト様が、わたくしの話を少しも聞いてくださらないし、精一杯の告白を簡単にお断りになるから、悲しかっただけですのに」

「いや、悲しいという顔ではありませんでしたよ。なんというか、表面は普通にしているのに、後ろに大蛇でも背負っているような感じでした。わたしは、愛する婚約者としか交際した経験がないので、女性を怖いと思ったこともなかったのですが、認識を改めました。怖いですよ、クローゼ子爵令嬢」


 おお。フェルトさんってば、すごく鋭い! さすがに、かなりの神霊術の使い手だけあって、霊的な気配に敏感なんだね。女性に対する言葉としては、めちゃくちゃ失礼なことをいってる気がするけど、それはまあ、しかたないだろう。

 フェルトさんのあんまりな言葉に、〈嗜虐しぎゃく〉のミランさんは、怒った顔で食ってかかった。

 

「おまえ、いくらなんでも無礼だろう。親族として扱ってやれば、いい気になって。カリナは、クローゼ子爵令嬢だぞ。不敬罪で告発されたいのか!」

「どうぞ、そうなさってください。ありがたいことに、我らがルーラ王国では、無礼打ちは許されておりませんからね。わたしを不敬罪に問いたければ、王都の守備隊にでも警ら隊にでも申し出てください。この程度の発言では、大した罰にはなりませんので、それで貴方たちと縁をつながなくてすむのなら、ありがたいことですよ」

「ミランったら、お願いだから黙っていてちょうだい。ねえ、フェルト様。本当に、何か誤解があるような気がするの。わたくしの祖母が、貴方のお母様につらく当たったことは事実かもしれないけれど、祖母も後悔しているの。貴方のお顔を見せて、謝罪する機会を与えてやってはいただけないかしら」


 そういって、悲しそうにまつげを伏せたカリナさんは、すごく綺麗で儚気はかなげだった。胸から蛇を生やしていなければ……。

 悲しげなカリナさんの頭の上で、三匹の蛇が牙をむいて頭を起こし、ずっとシャーシャーいってるから、本当は怒り狂ってるんだろうな、カリナさん。


「同じ血を持つ一族ですもの。きっとわかり合えると思うの。どうか王都の屋敷にいらして、祖母や父に会ってください。よろしいでしょう、フェルト様」

「お断りします」

「……。即答なのね。わたくしが、こんなにお願いしてもだめなのかしら」 

「貴女のお願いを聞く理由など、わたしにはありません。純然たる迷惑です」

「クローゼ子爵家の当主の座に、本当に関心はないのかしら? 爵位は子爵だけれど、近衛騎士団長の座も狙えるほどの名門なのよ」

「無関心です。貴女たちがお帰りにならないのなら、わたしの方が失礼します。総隊長、ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。業務に戻ります」


 そういって、フェルトさんは立ち上がり、本当にカリナさんたちには挨拶もしないで出て行っちゃった。わたしの義兄になる人は、清々しいくらいぶれないみたいで、とってもカッコいい。よかったね、アリアナお姉ちゃん。

 アリオンお兄ちゃんの胸元の子雀が、ほっとしたみたいに身体の力を抜いたのは、きっとカリナさんから離れられたからだろう。子雀が無事で、わたしもほっとしたよ。


 その後、残されたミランさんは、フェルトさんを連れ戻すようにって、総隊長さんに命令していたんだけど、総隊長さんは相手にしなかった。本人が拒否している以上、面会を強要するのなら、法理院の命令書を持ってくるようにって、毅然と対応していたんだ。


 カリナさんとミランさんは、しぶしぶ守備隊の本部を出て行った。馬車に乗るとき、本部の建物をにらみつけたカリナさんは、まさに〈鬼の形相〉っていう感じだった。

 やっぱり綺麗な顔のままだったから、誰にもわからなかったと思うけど、腐った沼みたいな色だった三匹の蛇は、なぜだか身体のあちこちを腐らせて、いっそう不気味なまだら模様になっていた。カリナさんってば、この先どうなっちゃうんだろうね……。


     ◆


 スイシャク様の雀たちは、蛇つきのカリナさんのことが怖いだろうに、近くまで飛んで行って、声を拾ってくれた。本部の建物をにらみつけていたカリナさんは、気を取り直したみたいで、ニタァって笑いながら使者AとBに命令したんだ。


「わたくしたちを、今から〈野ばら亭〉とかいう店に案内しなさい。お前たち、場所はわかっているのでしょう」

「カリナ様がご自身で、〈野ばら亭〉に足をお運びになるのですか?」

「そうよ。あのフェルトという男は、どうしようもないわ。人の価値も、物の値打ちも、地位や権力の意味さえも理解できない愚鈍ぐどんですもの。こうなったら、〈野ばら亭〉のものたちを使って、いうことを聞かせるまでよ」

「ですが、カリナ様。フェルト殿の婚約者という娘は、しばらく留守にしているそうなのですが……」

「ロマン様のおっしゃる通りなんです、カリナ様。〈野ばら亭〉に行かれましても、フェルト殿の女にはお会いになれません。わたしとロマン様で、確認しております」

「田舎者の婚約者とやらがいなくても、その女の両親がいるのでしょう。女の居所を聞き出しましょう。警戒して話さなかったとしても、適当に脅しておけば、自分たちの方から、婚約を破棄するでしょうし、そう仕向ければいいだけのことよ」

「それに、フェルトの婚約者は、美人姉妹の姉の方なんだろう。この機会に、家にいる妹を見ておきたい。十四の美少女なんて、最高の――」


 このあたりで、ふいに言葉が聞き取れなくなって、スイシャク様が強引に視界と声を断ち切った。わたしのことで、なんだか不穏な相談をしていたみたいだから、きっと教育的な配慮なんだろう。

 そう思って、なにげなく応接間を見回すと、みんながすごいことになっていたんだ。


 わたしの大好きなお父さんは、見たこともないほど険しい形相で、じっと空をにらんでいた。お父さんの身体からは、手でつかめるくらいに濃密な、怒りの気配が立ち上っていて、周りの空気まで色がちがって見える。

 あんなふうにお父さんを怒らせたのが、もし自分だったとしたら、きっと漏らしちゃうんじゃないかと思う。十四歳の少女としては、あるまじき感想だけど。


 うちの美人のお母さんも、やっぱり激怒していた。三日月型につり上がった唇からは、ギリギリと歯軋りの音が聞こえているし、エメラルドみたいにキラキラした瞳は、光を消して空洞になったみたいなんだ。

 カリナさんの蛇にでも、対抗できるんじゃないかと思うくらい、本気で怖いよ、お母さん。


 ヴェル様は、お父さんやお母さんとは正反対だった。とっても冷静で、怒った顔なんてしていなかった。ただ、いつもは優しいアイスブルーの瞳が、凍ったように冷たくて、奥の方で何かがひっそりと燃え上がっていた。

 優しくて紳士的なヴェル様は、本当はとっても厳しくて怖い人なんだって、初めてわかった気がする。もちろん、わたしのために怒ってくれているんだから、わたし自身は、少しも怖いなんて思わなかったけど。


 そして、スイシャク様とアマツ様は、とっても危なかった。だって、真っ白な羽毛をふくふくさせた、巨大な雀のスイシャク様も、ルビーみたいに煌めいている、紅い鳥のアマツ様も、その形を保てなくなってるんじゃない?


 紅白の鳥の姿は、ゆらゆらゆらゆら、揺らめいていた。そして、鳥の形が崩れたかと思うと、スイシャク様は純白の光の渦、アマツ様は真紅の光の渦になって、次の瞬間にはまた鳥の姿に戻っていくんだ。

 スイシャク様から教えてもらったわけでもないのに、このとき、なぜかわたしにはわかっていた。優しくて慈悲深い〈和魂にぎみたま〉として、現世(うつしよ)に顕現されたご分体が、激しくも荒々しい〈荒魂あらみたま〉へと、存在のあり方を変えようとしているんだって。


 とにかく、スイシャク様とアマツ様に落ち着いてもらわないと、なにが起こるかわからない。アマツ様なんて、今すぐにでも、カリナさんたちを燃やしちゃいそうだし。

 わたしは、必死になってスイシャク様とアマツ様に呼びかけるんだけど、まったく聞いてもらえない。神霊さんの方から、耳を澄ましてもらえないと、人の子の言葉は届かないんだろうね。


 途方に暮れていたわたしは、不意に思い出した。昨日、スイシャク様とアマツ様に、お礼の言葉を届けたくて、それができなくて、〈思念の気化〉をしようとしてたなって。

 スイシャク様たちからメッセージが送られてくるのは、空から雨が降ってくるみたいに、すごく簡単で自然なこと。口に出した言葉や、心に思ったことをすくい上げてもらうのも、やっぱり簡単で自然なこと。でも、わたしから意識してメッセージを届けるのは、地面から空に向かって雨を降らせるみたいで、すごくすごくむずかしいことだった。

 だから、水蒸気みたいな気体にすれば、天までだって届くんじゃないかって、わたしは思ったんじゃなかったっけ?


 急がないと、本当に危ない。カリナさんたちに神罰が下っても、正直わたしは気にしないけど、子供たちの誘拐事件を解決するために、ネイラ様が罠を張っているんだから、今は止めるしかないんだ。

 わたしは、〈お心をしずめてください〉っていうお願いで、心をいっぱいにした。ネイラ様が困るから、子供たちを助けたいから、罪人は国が裁いてくれるから、今はお鎮まりくださいって、魂の底からお願いした。

 

 最初のうちは、全然うまくいかなかった。でも、たっぷりと雨上がりの水蒸気を含んだ晴れの日に、綺麗な虹がかかる光景を思い浮かべたら、パンッて、なにかの殻を破った音がしたんだ。

 次の瞬間、わたしのお願いは、〈祈祷きとう〉になったんだって、教えられるまでもなく理解できた。そして、わたしのちっぽけな祈祷は、柔らかなサクラ色の光球になり、ふらふらしながら回路をよじ上って、スイシャク様とアマツ様に届いたんだ!


 その途端、鳥の形と光の渦の間で揺らめいていた、スイシャク様とアマツ様が、ぴたっと動きを止めて、すごい勢いでわたしの顔をのぞき込んできた。

 〈其の祈祷か〉〈出来でかした〉〈目出たきサクラの祈祷とは、重畳ちょうじょう〉って、ものすごく強い喜びのメッセージが送られてきたときには、スイシャク様もアマツ様も、もう可愛い鳥の形に定まっていたんだよ。


 それからは、なんとか皆んなが落ち着いてくれたから、本当にほっとした。守備隊の本部から、うちの〈野ばら亭〉までは、馬車だとそんなに時間がかからないから、もうすぐカリナさんたちが到着しちゃうんだ。


「大丈夫よ、チェルニ。わたしとダーリンがお相手するから、わたしの可愛い子猫ちゃんは、お家で待っていてちょうだい」

「そうだ、チェルニ。お前は、影も見せるな。いいな?」

「はい、お父さん! 約束します!」

「いい子だ。チェルニのそばにいてくださいますか、オルソン子爵閣下?」

「もちろんですとも、カペラ殿。二柱の御神霊がお守りくださるのですから、何人たりともチェルニちゃんを害することなどできませんが、人の子は人が守るのが筋というもの。身命を賭して、チェルニちゃんをお守りしましょう」

「ありがとうございます、閣下。よろしくお願い申し上げます」

「あの者どもとの対面には、必ず我が部下を複数同席させてください。よろしいですね、カペラ殿」

「必ずそういたします、閣下」


 お父さんたちが真剣に話し合っている横で、スイシャク様とアマツ様は、ひたすらわたしの祈祷を喜んでくれていた。おかげで、うちの応接間は、乳白色の光の点滅と、朱色の鱗粉の洪水で、〈この世ならぬ光景〉っていう感じになってるよ。お父さんたち、この中でよく普通に話していられるね?


 ともあれ、間もなくカリナさんたちが、〈野ばら亭〉にやってくる。まだ作戦二日目なのに、濃密な毎日だよ、本当に……。

(前書きと同内容です)

みなさま、いつもチェルニをお読みいただき、ありがとうございます。


『神霊術少女チェルニ〈連載版〉』につきまして、【異世界〔恋愛〕】ジャンルで連載を続けさせていただいておりますが、最近【ハイファンタジー】の要素が強く出る展開になってきており、適切なジャンルはどちらと考えるべきか、悩んでいます……。


ジャンル設定を、現在の【異世界〔恋愛〕】のままとするべきか、【ハイファンタジー】に変更するべきか、みなさまのご意見をお聞かせいただけませんでしょうか?


以下のURLをコピー&ペーストしていただき、簡単なアンケートにお答えいただけましたら幸いです。本欄にはリンクを貼れないため、お手数をお掛けいたします。


  ◇神霊術少女チェルニ〈連載版〉ジャンルについて(アンケート)

   https://forms.gle/iwAVa3U1tfsbKWsq7


なお、私須尾見の活動報告には、同アンケートへのリンクを貼らせていただきます。


みなさま、ご協力、何卒よろしくお願いいたします。

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― 新着の感想 ―
[一言] 生きながら腐るほど堕落してしまったのかお嬢様 14歳はいい傀儡か奴隷になるとでも言いたかったんかなー アンケート回答させていただきました!
[一言] 更新ありがとうございます^ ^ 鬼成りは思ってたよりも怖かった…間近で見てしまった子雀ちゃんの心臓が止まらなくてよかったです… 神去りとなっている人達は、神霊様達が結界を張っている野ばら亭に…
[良い点] 御神霊の方々が教育熱心! [一言] この世界(というより神霊術はこの王国のみでしたか)では魂の形が物質界に直接的にいきなり作用したりしないのですね。角生えるかと思った…。髪色などに寵愛の色…
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