7話 極振りさんと圧倒的称号
今回短めです!
弱いっ!よわいぞぉ!
初期狩場で気分的に色々な属性のボールを一気にたくさんを打ちまくって狩場荒らしをしているのは俺だ!
だがもうサービス開始1時間半でこんな所にいるのは俺くらいだ、現在俺のレベルは5になっている、ここまで結構な数の敵を倒して来たがなかなかレベルは上がりにくい、まぁ1番弱いモブだし仕方がないか、
ピロン!ー 称号を手に入れました ー
ん?なんか手に入れたようだ
・魔導の極
魔法攻撃力が25%上昇する
ぶっ!
つい吹き出してしまった、なんだこれ強すぎるだろ!取得条件はなんだ?
・レベル差が3以内の敵50匹に3分以内に一撃で100以上のダメージを余分に魔法ダメージで与えたものに送られる称号
はぁ、これ今俺にしかできなくないか?
この雑魚敵のレベルが3なんだが弱い代わりに沸く量が結構多い、そして一属性の一つの技は1つずつしか使えない、が全ての属性を使える俺は6つ分一気に攻撃できる。そしてプラス1つで漆黒魔法だ、むしろ3分もかからない、そして100って言われてもわかんないけど極振りの恩恵って事で済ましておこう
もうそろそろ次の狩場にいくかな
いや、いったん補給しにもどるかー、
MPポーションあったら欲しいしね
ー運営のお話ー
「おいおい平野、序盤であのスキル取られてるぞ」
平野と呼ばれた小太りの男はスキル関係の設定をした男である
「どのスキルだぁ?そんな問題があるスキルなんてなかったろぉ?」
「お前が作っておいて調整がめんどくさくて取れなくした称号だ、わかるだろ?」
「どの称号だ?ステータスは取れないように調整したぜぇ?STR25%上昇の称号は取れるかもしれないがなぁ」
「残念だったなSTRじゃなくてINT上昇系の称号だ」
「おいおい、嘘はいけねぇなぁ高谷ぁ、本当だってゆうならそのプレイヤーの情報言ってみろやぁ」
高谷と呼ばれる男はイケメンと言われる部類で細身の男である、ちなみに担当はプレイヤー管理とイベント関係が主である。
「まぁー、ステータスはINT極振りだ」
「へぇ、キャラクターデリートができないゲームでよくそんな事するねぇ、まぁ今のところステータス的に
それ以外取れないみたいな称号だからとうぜんだなぁ
で?魔法は使えないはずだが?そういう風に職業システム少し変えたしなぁ?まぁありゃ元から帰る予定だったが」
「あー、それについては俺のせいだな、俺の管理してるキャラクターがが勝手に特殊職につけさせて
魔法も教えてしまった、すまんな」
「おいおいおぃ!そりゃ俺悪かぁねぇだろ!明らかにお前の責任だぁ!しかも俺にどうしろっつぅんだ!」
「まぁ、まぁ怒るな、俺はなこのシンってプレイヤーを気に入ったんだ、どうせならこのプレイヤーにこのゲームの頂点をとってほしいほどにな」
「プレイヤーのひいきはよくねぇぞ?社長に怒られるしよぉ、どうするつもりだぁ?」
「とりあえずこの称号の同じ系統の称号に、レベル制限とハンデをつけよう、こんなの前代未聞じゃないか?」
「まぁいいけどよぉ、俺は怒られたくねぇから社長から決められた範囲からは飛び出さないよう調整しねぇとなぁあーいそがしいなぁ」
「それは悪かったと思っているさ、とりあえずこの先にINT上昇のスキルについて謝罪とスキルの変更を行うがいいか?」
「あぁ、変更点だがどうするつもりだぁ?」
「まぁ聞けよ………………」
ー シン [近衛魔術師]ー
次のフィールドに行く前に王国の城下町に戻ってきた。
体力ポーションなんてもんはいらないがMPポーションは補給しておこうと思ったわけだが
突然赤いエフェクトとアラートに危険とゆう文字が現れた、少しびっくりしたがこれはリアルの俺の体が誰かに起こされたりしようとしたら出る画面だ、まぁ起こすやつはわかっているのだが
仕方ない、一旦ログアウトするか、残念だ
ここでログアウトボタンがないっ!みたいな事が
起きるたらずっとゲームができるのに…
と、まぁ警告画面がうるさいのでなくなくログアウトすることにした
シンのステータス
Level 5
HP100
MP2160
スキル
・短剣Lv.5
・魔法詳細Lv.2
・隠密Lv.2
称号
・魔導の極
シン君はまだキャラクターデリートできると思っているのでした