6話 極振りさんは魔法使い
ブクマしてくれる方ありがたいです…!
場所は変わり現在王宮内の師匠の部屋
「で、師匠、どうやって魔法使えばいいんだ?」
「お主は探索者だからどこぞの貴族たちと違い簡単に覚えられる、まずわしが魔法を全て見せるからそれをイメージして出そうと思えば出せるわ」
探索者ねぇ…なーんかこの呼び名しっくり来ないんだよな、違和感ってゆうかなんていうか、まぁなんでもいいか
「へぇ!師匠も全属性つかえるのか、すごいなぁ」
ここは適当に持ち上げとく変なこと言って急に教えるのをやめられてはたまったもんじゃないからな
「まぁ長年生きておればの、適性がない魔法でも初球魔法程度ならつかえるわい
ま、努力の成果とゆうやつじゃの
まぁやってみるから見ておれい」
そうゆうとバァさんは色とりどりの魔法の玉を出していく、その中には漆黒魔法だと思われる魔法の球も浮いていた
・火魔法を取得した
・水魔法を取得した
・雷魔法を取得した
・土魔法を取得した
・闇魔法を取得した
・光魔法を取得した
スキル【全属性】が【全属性魔法】になった
【EX魔法】
・漆黒魔法を取得した
よっしゃぁああいい!!
やっと魔法を覚えたぞ!これでガンガンレベルを上げてとりあえずこの国で上位陣に入ってやる!
俺にはこれだけ魔法があるんだ、やってやるぞ!
そしてまだ基本を教えてくれるらしい
このゲームはおかしな事に公式情報が一切なくβ版の情報もほとんど変更されたりして意味がないからこれはありがたいな
いざフィールドに出て魔法がうまくつかえなくてデスペナ食らったんじゃ笑い話にもなんないからな
「まず魔法の基本じゃが魔法によって威力や特性が変わっておる例えばバレットだとこんな小さな魔法で大した威力はないがの、スピードはそこそこのものじゃボールは威力が一番わかりやすいが距離やスピードはそこそこなのじゃ」
全く頭に入ってこねぇ…
何いってんだこのばぁさん、教えるの究極的にヘタだなぁ
やっぱ教わるのはやめだ、さっさとフィールドに出たくなったわ
現在ばぁさんと初めて話し始めてから30分ほど経っている
この間にも刻一刻と攻略組(笑)とはレベルが離されていってるんだ、早く、早くしないとな
「師匠、よーくわかったぜあんがとー、じゃあ俺は敵倒してくるからさ、今までありがとさん!借金返しにまたくるぜー」
「師匠の教えを遮るとは全くダメな弟子じゃのう、何を焦っとるのかはしらんがまぁいいわい、また教えをこおうとおもったらまたくるんじゃぞ」
おっ、うまくクエストが終わったみたいだ
よしよし、いくぞーー!!
っとその前に装備を変えておこう、初期装備の杖だ、ちなみに能力は魔法攻撃力が+10だ、しょぼい!
ステータスを見てみたがとあるスキルを思い出した、
それは魔法詳細だ、試しにファイヤーバレットで開いてみるとこんな画面が出てきた
威力●
範囲
速度●●●
距離●●
消費MPは30
魔力調整は書いたままだったようだ、ゴミスキルだがまぁこれから新たなスキルを手に入れられるよう頑張ればいいだろう
最初の壁を乗り越えた俺からしたらこんなものへでもない!
とりあえず俺は灰色狼のいる草原に来ている、
とりあえずファイヤーバレットを打ってみる
ファイヤーバレットと心に念じるとちいさな火の銃弾が現れた、そして狙いを定め、放つ
俺の攻撃を食らった狼は赤いエフェクトを纏い砕け散った、
「ワンパン……??」
つい口から漏れてしまったが、攻撃力が弱いバレットでワンパンしてしまった…
これがINT極振りの恩恵ってやつか
ふふふふふはははは!!
これから俺のチート物語が始めるっ!!
これで俺の内緒の目標である世界一への大きな一歩が踏み出された
これから起こる出来事からすれば些細なものであったがここからシンの物語は始まるのである
おまけ
ー 雑魚狩りと呼ばれた掲示板 ー
【雑魚狩り】シンとかゆうプレイヤー
1 ガッツ
初期狩場になーんか面白いやついるぞい
2 名無しの弓使い
どんな奴?どうゆう意味のおもしろさ?
3 名無しの片手剣使い
おっ、俺もそいつ見たかもしれないわ
4 ガッツ
おう!なんかなずっと雑魚狼相手に、チクチク刺して倒してる奴がいるんだよ、ちなみにプレイヤーネームはシンって奴
5 名無しの片手剣使い
やっぱか!あいつすごいよなwどんだけ攻撃力低いんだよw俺そこまでSTRに振ってねぇけどあの狼程度なら3発で終わるぜw
6名無しの弓使い
なんだ、すごいスキルとか使ってんのかと思ったわ、後プレイヤーネーム晒すなよ、かわいそうだろ!
7 名無しの槍使い
まぁいいだろ、そんな有名なやつでもあるまいし、ガッツって奴思いっきりプレイヤーネームだろおあいこって事で許してやれ
8 ガッツ
まぁここで俺はなかわいそうなこいつのために2つ名を用意しておいた 、その名も雑魚狩りのシン!よくね?他の案があるなら聞き入れるぞい
9名無しの片手剣使い
ふっ、この俺が2つ名をつけてシンぜよう!
シンだけにっ!
10 名無しの槍使い
つまんな
ガッツのでいいよ
11 名無しの弓使い
つまんな
もうなんでもいいや
12 ガッツ
ふっ、なんだかんだ言って雑魚狩りがシンに相応しいことが証明されたようだな、スレタイこれだな、うん
13 名無しの片手剣
なんかもう俺が悪かったわ、申し訳ないですもうしませんシンじてください
シンだけに
この冷たいギャグには誰も反応しなかったらしい
そしてスレはグダグダした会話で埋まっていくのであった
ちなみにシン君は検索で
シンで検索してしたらこのスレを発見して殺意が湧いたらしい
どのぐらいがベストなのか掴めませんw