53 極振りさんとお城探索中
守護騎士の証を影狼礼装に同一化します
なんという事でしょう、そのシステム音が聞こえた数秒後特に装飾など何もなかった俺の左胸に金色の金属で盾の形に象られた装飾品が付いているではありませんか!
これぞまさにビフォーアフター!
いやぁー、これで結構なんか高級装備って言っても信じてもらえそうな風格がでてきたかなぁ?
「では行きましょうか、シン様」
「お、おう!ていうかお出迎え的なのないの?」
「本来ならある予定なのですが…早く着きすぎたからでしょうか?」
公国の人ひどない??仮にも第一王女きたんでしょー?
しかし姫さまの何かを聞く時の首をコテンっとする仕草まじ可愛い
「そうなのかもな、じゃあとりあえず城の中はいるか!あー楽しみだぜ」
「そうですか!ではとりあえず私の横について歩いて来てください」
俺が頷きテコテコと歩き出す
姫さまが歩いてく方向は大体俺3人分の高さくらいの大きさくらいの門だ
姫さまが近づくと重そうな門が開いていく
門を開けた先にいたのは執事服を着たぱっと見筋肉が付いているのちょび髭がダンディーなお爺さんだ
「お待ちしておりました、私執事長を任されております、ディールと言うものです、姫は貴方方を大変待っておりました」
「ありがとうございます、ではそちらにご案内していただいてもらってもよろしいですか?」
「お連れの方は守護騎士ですかな?相当な実力ですな…人は見た目ではないと…」
「あー?見た目がなんだって?」
「いえ、姫の側にも守護騎士がいるのですがあくまで女性ですので、丁重に扱ってほしいとの私からの忠告ですゆえ」
何を言ってるのかいまいちわからなかったがまぁとりあえず行くのみだ
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「姫方、北の姫君を連れてまいりました」
執事さんがノックをして確認を取る
「どうぞ、お入りなさい」
ドアの内側からよく透き通った声が聞こえてくる
「では失礼いたします」
ガチャ
ドアを開けると人が3人がいた
1人は縦ロールのザ・お嬢様って感じの人
1人は黒髪で和服のロリ、まさに和装ロリ
1人は…1人は…優雅に紅茶を飲んでるピンクのスポーツ刈りをした筋肉お化け…
そうか…美しいとガチムチが融合されるとカオスになるのか…
そんな思いを達観した俺は一時放心状態になるのだ