51 極振りさんと姫さまの旅
実質二章ここから……w
「え?俺何か変な事いったかな?」
「い、いえ、何もありません…」
はて、何か変なことを言ったかな?
つーかシオン行かないからライトに言っとかないとなぁ…ま、後でいっか
「そ、そうです!もうこの国をでなければいけないのです、勝手な話ですがよろしいですか?」
「まぁいいけど…よし!じゃあ行こうか、どのくらいかかるのかな?」
「そうですね、ウチの子でも5日はかかるかと…」
「結構近いね、ところでウチの子って??」
「一旦外に出ましょうか、そこで見せます」
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南門なーり
ここまで来る途中めっちゃ他プレイヤーから見られてた気がする…
視線というかなんていうか…死線??みたいな??
ゆきといる時も思うが美人と隣にいると男の方がなーんか大変だなぁ…
「ここならいけますよ、シン様」
そんな俺の考えも通じず堂々と俺に話しかけて来る王女様
俺がここに来るまでなるべーく関係ないですよ、行き先がたまたま同じなだけですよ的な空気を醸し出していたのにこれでおじゃんですよね!!まじで!!
「おいおい兄ちゃん、かわいい子連れてるじゃないか、俺達に紹介してくれよ」
ほら見たことか!絡まれましたよコノヤロウ!
山賊スタイルな三人組のリーダーが俺に声をかけてきた
「はぁ…無視しよ」
あえて口に出す、こんな時は無視が一番なのさ
「おいおい聞こえてんのかぁ??」
「さぁ、姫様?うちの子って奴を呼んでよ」
「その方達はシン様に話しかけて来てるんじゃないですか?」
「ないない、こーんな根暗の悲しい奴に声かけて来る奴なんていないよ、さぁーさっさと呼んでくれーい」
「おいテメェふざけてんのか!ぶっ殺してやるよ!」
「まぁまぁ、最近の若者は怒りやすいって聞くけど本当だったんだねー!」
「おちょくりやがって…オラっ!」
俺に攻撃して来るも軽々と俺は避ける
お、俺に攻撃当たってないけどオレンジになってる、これがあれか、仕様が変わったって奴ね!
「あ、オレンジになったね、これで俺はあくまでも正当防衛になったわけだ」
「人数もワカンねぇのか?俺らは3人、お前は一人、つまり俺らの勝ちってわけよ!」
「なんか最近そんな人数的有利を主張してくる奴しかいなくて俺は悲しいよ…」
「おい!お前らい「召喚!!ペガサスアーク!!」
姫さまの声が聞こえると天から光が降り注ぎ、背から羽が生え、虹色の光を放つ馬豪勢な馬車を引っ張り降りてきた
つまりペガサスである
ペガサスはそのまま山賊スタイルの奴らの頭上に降りていき
奴らを…
引いた、大事な事なのでもう一度言おう、引いた
そして次に姫様からでた一言は
「ではシン様行きましょう!」
そんな天使のような笑顔で急かされたら
「あぁ!行くか!!」
奴らは星になったのだ、そういう事にしとこ、うん
一言で言うと結構ウケた、割とツボ