48話 極振りさんと防衛戦
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ギルドホーム内にある自身の部屋から出た俺は家でいうリビングのような部屋に行き机の上に置いてある新聞紙をなんとなく見る
リアルでは新聞紙などろくに見た事ないがゲームの中なのでなんとなーく見てみる
すると大見出しにカラーでとんでもないことが書いてあった
南ガザニア公国 西ダリア皇国の戦争勃発!
と
「はぁぁぁぁああ!?!?」
まじかよ、運営が言ってた心配とかいらなかったんじゃないの??
なにが協力して石板集めた平和ボケした奴らをやっちゃおうぜ!だよ
全然普通に当初の目的みたいな国家対戦やってるじゃん
魔王??なにそれおいしいの??
あ、僕のことでしたっけ??
「その通りです、シン様は魔王となる存在ですよ、あ、闘技場で挑戦者が来ておりますので10時前には来てくださいね」
何その業務連絡のついでの魔王だよ発言
まぁ言っちゃえば1つのイベントってだけだし運営もそんなに考えちゃいないのかもなぁ
ちなみに今の時間は7時なり、朝早いだろ、これでも起きてから3時間くらい経ってるぜ?
その間は日課の準備運動のようなものをしていた
まーいいかぁー、適当に終わらせよっと
一応他の記事を見てみるとなんかちゃっかり
北のウチと東のシオンが同盟組んでる事も書いてある
うわぁ、情報力、キモチワルイ
経緯までは書かれてないが同盟を組んだ事実やら
俺とライトの事まで書かれてる
あ!そうだ今日の闘技場終わったらシオンに行ってみるかな
準備中…………
10時なーり
挑戦者だレナーリ?
「さぁ、やってまいりました、決闘の時間でございます」
受付嬢さんが実況をしない実況者としてしてくれるようです
「今回チャンピオンと戦うのは現在3位のシルバー選手です、チャンピオンのシン様は守りきることができるのでしょうか?」
「久しぶりやな、シン!チャンピオンの座を奪いにきてやったで!」
「あー、リア撲の、お久しぶりです、あのクソリア充どうなりました?」
あれ?最近だよなぁ??
「クルムの事やな、しっかりと断罪をしたで、それについてはお世話になりましたなぁ」
「ふーん、まぁいいや戦おうぜ、予定押してんのよ」
俺は右手を差し出す
「よろしくな?チャンピオンさん?」
握手が交わされ一定距離をとり、
テンカウントが始まる
「雷迅超加速!!」
初手から奥義スキルの攻撃をしてくる
いいなぁー、みんななんか汎用性とか良さそうで
俺の奥義スキルとか全然強く無いんだもんなー、普通に攻撃したほうが早いしー?威力今でも結構あるしー?
あー、そのスキル欲しいなぁ
とかとか思いつつ魔石刀身で防ぐ
昨日の戦いでこいつの攻撃が魔石刀身よりそこそこ強いってことが分かった、でも防ぎかたによっては攻撃ができなくても防ぐことが出来る
正確には受け流しだが
ちなみに遠隔操作でやると止められないので普通に刀を持って戦っている
思ったよりやるじゃないか、まぁ俺は魔法使いなんだけどね?
数秒ゾーンに入りする事を指定し、ゾーンから出る
まず加速で離れる、魔法を発射
まぁこれだけなんだけど
使うのはバレット系
これじゃないと当たんないわむしろ
一直線に近づいてきたシルバーにまんまとあたり大ダメージを食らわせる
2発喰らわせたんだけどなぁ…流石に武器かなんかで強化しないとダメなのかな??
まぁ俺のダメージソースは白キ咆哮とか魔石刀身なんだけどねぇ
あ、あれやろ、もう終わらせよ
と思ったのもつかの間シルバーが接近してきているのでタックルと抱きつくを同時に行い押し倒す
まぁ慈悲の心の効果で体力が1残るそのままシルバーだけ魔石刀身で突き刺して俺の勝利!!
なんかセコイけどまぁいいよね??
「シン様の勝利です、お疲れ様でした」
よーしシオンいっくぞー!!