46話 極振りさんと職人の館
「で?なに買うかー、俺はなんでもいいけどさ」
「そうだね、じゃあまずポーションとかの補充から行こうか」
「で?それはどこにあるの?」
「んー、あれにかいてあるんじゃないのかな?案内板みたいなチラシみたいなやつ、あるだろ?」
「あー、あれね、ちょっと取ってくるわ」
壁にくっついているチラシ置き場のようなところに行き、チラシを一枚取ってディランのところに戻って行く
「ほい、やけにカラフルだな、内容は見てないけどさ」
「か、カラフルねぇ、まぁユニークだよね、」
「ユニーク?どゆことよ、ちょっと見せて」
ディランが持っているカラフルなチラシを見るとまるでこの世の混沌を色で表したかのような色彩で表した地図が…
「す、すごいなぁ、実にユニークだなぁ……」
間違いなくこの案内図を書いた人は色彩感覚破綻者だろう、間違いないないね
「ま、まぁ見れない事はないからこのまま行こうか、書いた人にも失礼だしね」
「うーん、しっかしこの字綺麗だよなぁ、んー、どっかで見覚えあるんだけど…」
「達筆だね、硬筆のお手本とかそんなのじゃないのかい?」
「うーん、思い出せないな、まぁいいやとりあえずこの二階の研究室ってところ行こうぜ、てかまとめての売り場がないのはどういう事だよ」
「さぁね、それにしても1人一階も貰えるのか、部屋絶対空くよね、1人じゃ使い切れないよね」
「まぁまぁ、その人が絶望的に部屋の片付けができないかもしれないだろ」
「それもそうだなね、じゃあとりあえず行くかい?」
「そうだな、テレポート魔法陣あそこにあるから…テレポート魔法陣!?」
「なににそんな驚いてるんだい?テレポート魔法陣ねぇ、こんなものまであったとは」
「テレポート魔方陣ってのはな!つーか高難易度の魔方陣は現段階じゃほぼつくることなんてできねぇんだよ」
「でも今現にそこにあるじゃないか、どういう事だい?」
「となると全部これはハンドメイド、プレイヤーが一から作り出した完成されし結晶というわけだ」
「ふーん、で?」
だから俺が言いたいのはな…
「これを作った奴はβテスターであり、βの時の魔方陣を完コピしており、すべて正確に描ける頭のおかしいまでのプレイスキルの持ち主ってことさ」
「確かにそれはすごいね、でもこれ★書いてあるだけじゃない?」
「それは違うなディラン、なんとこの魔方陣多重なんたらかんなら見たいな奴でこれの下に複雑に何枚もの魔方陣が並べられてそれが連携されて初めてテレポートという現象が起きる」
「君詳しいね、β時は生産職?」
「残念、戦闘職なんだよなこれが
さて、さて、じゃあもうそろそろ乗りますか、これ二階って念じれば二階に出るから」
「わかった、じゃあ先にいくね」
「へーい、どうぞっと」
目を閉じて、
二階に!
青白い光に包まれる
目を開けると紫やら黒やら恐ろしい色合い、レイアウトの部屋が見えてしまった
そして目の前に倒れるディランの姿も
「ディランっっ!?!?」
我ながら少ないなぁ……
時間がなくて投稿むずいけど頑張っております!