41話 極振りさんとリア充撲滅団
いやー、騒がしかったなぁ、まぁいい事だよね!
何にあんな騒げるのだろうか??
原因はシンにあるのだがそんな事をシンが知るわけもないので他人事である
転職の間
よーし、どんな特徴があるかなぁ?強いといいな…
転職の間に行くと本が用意されている、それを開いて選択すれば転職が完了するという簡単なシステムである
まぁ今回は転職というよりランクアップと言えるがな
さてさて、選べるのは1つ!選んでるとは言えないけど選べるのは1つ!
我が職業、その名は…魔人鬼
という職業だそうだ、マギ・アサシンとなんの関係性もなくてびっくりだよね、うん驚きしかない
まぁこれしか選べるのないからこれを選ぶけどさ
そもそもこれ見て職業って誰がわかるんだよ、アホか!
とりあえずスキル確認してー、試しにモンスター狩りでもするかなぁ…
ピロン!
称号【先駆者】を手に入れました
ふっ、我が称号がまた増えたようだ!
今回はさっさと効果やらなんやら確認しよっと
【先駆者】
アスター王国内で初めて中級職に上がった猛者に送られる称号
効果
知名度アップ
なん…だと…俺の称号でチートじゃない称号が獲得されたっ!?
何という事だ…っ!?
まぁいいや、そんな当たり称号ばっかあったらヌルゲーになっちまうしな
魔人鬼の効果はーっと、うーむ、何というか俺もPKの道に進んでますなぁ……
説明するとマギ・アサシンの上位互換なだけあってマジックナイフが進化した
その名は魔石刀身
なんかカタカナの名前のやつ全部漢字にする気なのだろうか…運営に漢字厨が発生したようだな!多分!
それとプレイヤーにダメージを与えると10%も増す
、俺にPKをしろと奴が叫んでいるっ!
あと中級職は初級職が相手の場合受けるダメージが10%軽減で攻撃ダメージが10%増加するらしい、ふふふ、これで魔法無双だぜ!
西の高原
「あんなこーといいなーでーきたーらいいなぁ」
ドカン!
ひゅ〜バァンッ!!!
パリンッ!
「あんなゆーめこんなゆーめいっぱいあるーけどー」
ドッカーン!!
いやぁモンハンは楽しいねー!レベルがなかなか上がんないのはキツイけどドロップが楽しいぜ!
「シルバーさん!リア充撲滅団の敵!シンを見つけました!支給応援を!現在奴はモンスターを惨殺してまくっています!」
『了解や!すぐに向かうぞ!それまで耐えていてくれ!』
「はいっ!シルバーさん!」
敵??俺が?リア充撲滅団なるものの敵だと?
「おい、そこの俺を敵認定したやつ」
「はっはいっ!なんでしょうかね?」
「お前はリア充撲滅団なるグループに所属している、これはあっているか?」
「あぁ!新しくできたギルドだ!」
ふむ、それは素晴らしきギルドだな
「そうかそうか、で?俺がそのリア充撲滅団の敵だと?」
「当たり前だ!その可愛い顔で我らがカリンちゃんを口説きやがって!このチビショタが!」
あ?なんか言ったかこいつ…
「あぁ??誰が女装の似合うチビ野郎だぁ??ぶっ殺すぞ?」
「誰もんなこと言ってないし!女装のじょの字すら言ってないぞ!?」
「あ、今女装っつったな?殺すわ、余裕で殺すわ、かなりプッチンだわ」
「ぷっちんってなに!?シルバーさん!早く来てください!俺じゃあもう!」
『安心しろクルム、あと10秒だ』
「え?でもどこにも見えないですけど?」
「さーてもう殺すよ?あと10秒だ」
「あっ、あんたグリーンじゃないか、俺を殺したらレッドになるぞ!」
「9〜しるか、また戻せばいいだけだ」
『おい!耐えられるか?』
「そんなことより早くっ!」
「4〜あとちょっとだなぁ?」
「2〜この魔石刀身の餌食に」
「してやるよ、0だ!」
俺はレインの婆さんから貰っている柄から魔法で作った魔石製の刀身を振りかぶり顔目掛けて振り下ろす
「シルバーさん!!助けてっ!、」
「雷迅超加速!」
稲妻の如く光を放ち超速で俺の刀に対抗したのは銀髪の細目の男だ
「んなっ!」
「遅くなって悪かったな、クルム?こっから先は俺の時間やで?」
「シルバーさんっ!喋り方おかしいですけどかっこいい!!」
「あれはお前らをまとめるための言葉遣いや、地はこれやで、純関西人なもんでな」
そんな事はどうでもいい!
「シルバーとか言ったな?お前、俺の獲物横取りするきか?」
「は?オマエなに言っとんねん?今のはどう考えてもヒーロー登場でいまから悪党をやっつけるシーンやろ?」
「あ、仲間なのね!うん、気がつかなかったよ、ところでシルバー君はリア充撲滅団でどのくらいの立ち位置なのかな?」
「オレか?オレは創設者、ギルマス、つまりナンバーワンやで?」
「ならば2つ言っておく、俺はリア充じゃない、それとそいつは既婚者だ、その若さで既婚者という事は…だ、わかるよな?」
「いやいや、意味わからへんわ!ゆきまるちゃんといちゃついたり金髪ひんぬー美人のカグヤちゃんとデートしたり挙げ句の果てにはオレらのカリンちゃんまで口説きやがってのう?
あとクルムが既婚者ってなんでわかるねん!」
「はぁ??なに言ってんのお前、そもそもゆきとはリア友ってだけだ、カグヤには…キス……」
「はぁ?キス言うたかおまえ?」
「んな事いってねぇし!ないったらないし!おまえが貧乳って言ってた事報告するって言っただけだし!」
「んなっ!やめいや!美人さんから嫌われたくないわオレ!」
「しるか!あとカリンさんは口説いてねぇし!名前聞いただけで口説いてる判定は低すぎるだろハードル!ハードル仕事しろまじで」
「ぐっ、確かにそれは否定できひん…
けどな?クルムが既婚者ってなんでわかんねん!」
「そいつの左手の薬指を見て見なっ、このゲームはリアルの傷まで再現できる!どんな小さいキズでもなぁ?リアルでは指輪があるんだろうよ、その位置に!」
「ほんまや!感謝するで!いまから異端審問会を開催する!
シン、悪かったな、俺は今闘技場で三位やからそのうち戦えるとおもう、ではまたな!」
「ん、あぁ、また今度な」
奥義スキルを使い、シルバーは雷となり、街の方に駆けて行った
んー、なんか冷めたなぁ…つーかもうそろそろポーション足りなくなってくるところだしとりあえず補充しに行くか、なんか商業地区的なのができたって聞いたしな
MMOはレベル上げが楽しいと思うのは序盤だけだぁぁあ!!!
どうもクロゴマです
皆さま、クリスマスの予定はいかがですか?
なんかもう意味わかんないけど予定が入っている作者です、寝たい