39話 極振りと今更感
ゆきやカグヤのギルド加入から3日たった
その間はただひたすらレベル上げだ、三日間丸々朝や夜も全てレベル上げにつぎ込んでた俺結果
は29レベルまでいきました
実はこのゲーム30レベになると一度レベルキャップというものに引っかかってしまう
レベルキャップを解放するには中級職にならないといけないらしい
中級職になるには30レベになった時に発生するギルドのクエストをソロクリアする必要があるという噂だなのでさっさとレベル30にあげる
ちなみに自称攻略組の最大レベルは28だそうだ、うん、今俺の方がレベル上なんだわ
まぁ課金とかないこのゲームで廃人さんが本気出したらこんなもんよ、別に適当に魔法打ってたらレアモンス倒して経験値増加薬5時間とか言うふざけたアイテム落としてレベリングに励んでたわけじゃないから安心して!
新なる理由は奥義書集めに精を出してるからであるがシンが知る由も無い
そして後に集めるのに必死でドロップ増加の奥義スキル保持者が蔓延ることなんてシンはまだ知らない
ついでに言うならばレベル30まではチュートリアルでここからがレベル上げの本番である
ピロン、
レベル30になりました
下級職業の上限となりました
冒険者ギルドで中級解放クエストが発生しました
冒険者ギルドってなんだかんだ行ったことないかなぁ、そういえばモンスター倒してたらついでにクエストも進行してカラーがグリーンに戻りました、やったぜ!
冒険者ギルド
「お邪魔しまーす」
「お前さんみたいなのが冒険者ギルドだぁ?笑わせんなよ、坊ちゃんは家に帰ってな!」
ナニコレ?
テンプレ?テンプレ??やっちゃうよ?楽しんじゃうよ??
「おいおい!なんであのおっさんシンに絡んでるんだ?」
「シンってあれか?闘技場現在一位の“影鬼”」
「そうそう!あのギロチンの!」
「てかなんで“影鬼”?大会見たけどそんな名前つけられるほど黒かったっけ?」
「お前最近の試合見てないのか、最近ユニーク装備の軍服、着てるだろ?あれの効果か何か知らないがめっちゃ影なんだよ」
「お前語彙力なさすぎるわ」
「うるせぇ、てかほんとなんで絡まれてる?あれって始めてギルドに入場した時で年齢20以下の奴しか喰らわないだろ」
「そりゃお前、初めて入場して20歳以下だったんだろうよ」
「そりゃそうだ、はっはっはっはー」
「で?何の用?おっさん」
「だーかーら、坊ちゃんは家に帰れって言ってるんだ」
「俺こう見えても強いよ?そこら辺の奴よりも」
「そうか、じゃあこの威力測定マシーンに拳をぶつけろ、ちなみに俺の最高記録は1000だ」
「俺魔法職だけど…」
「じゃあ魔法でいいぞただしボール系統だけだ」
「試しに殴って見ていい?」
「あぁ、いいぞ」
パンチ!
5
「なるほど、純魔法職か、ほれ、魔法を打ってみな」
ドカン!
5681
どうなんすかね??
おっさんは驚愕の表情を浮かべていた…
今回から一日置きになるかもしれませぬ、量が書けないので