4話 極振りさんと雑魚キャラ
最近の趣味はリネージュ2な作者です。
少しやってみてわかったことがある
ここで皆さんに言っておかないといけない事があります
行きますよ?いいですね?
なんとこの私、黒谷 真、またの名をシンですが
なんと
詰んだかもしれません
いやー、これには空よりも高く海よりも深い事情があってだな
簡潔に言うと仕様が変わってた
こんなにβ版と違うとは思ってなかった
まず1つ
レベルと職業
β時にはレベルが上がるごとに2ポイントステータスポイントが貰え、それを振って単純にステータスがあがる
職業だが単純に肩書きのようなものでβ版のときは
基本職の
・戦士
・魔術士
・狩人
の3つだそしてそれに応じたスキルを覚えられる
しかし今回は違う
まず圧倒的に職業の数からして違う、取得条件もそれぞれ違いまず1つ、ステータスの最低条件プラスなんらかの条件だ
例えば今回戦士は
STRとVITとAGIを10以上とプラスで転職の間に行くことだ
まぁ普通に戦士でやることを想定すればステータスはどうにかなる、ってゆうかむしろ結構な奴は全部のステータスに10くらいふってると思う、まぁセオリーってやつだ
俺はセオリーを無視して極振りしたから職業のつきようがない。
そしてスキルや魔法が覚えられないと死ぬ
まぁ極振りだから尚更何もできないわけだ
ちなみにレベルはキャラクターのアバターとしてのレベルだけで、職業は関係ないそうだ、つけるスキルが違うだけらしい
そしてスキルについてだが武器スキルなどはその武器を振ってたら覚えられたりする。
そして隠密などのスキルはスキルチケットと呼ばれるアイテムかNPCに教えてもらう、だが
魔法スキルだが魔法系統の職業じゃないと覚えられないらしい
・
・
・
だからな?詰んじゃったようなもんなのさ
だけどまだ俺は諦めない!一度やると決めたのだからやり遂げるのが筋ってもんだ!
職はなんか知らないうちにつけてた
職業にはつけなかったんじゃないのかって?
そうさ!つけなかったさ!そしたらこんなものが出てきた…無職と……
辛いよ…そしてこの無職ほんと意味ないんだよ…
スキルなし、それだけ、肩書きオンリーだ
そしてまだ不幸自慢は続くぞ!
スキルだ、全属性、俺はこのスキルの詳細を見なかったが勝手に全ての属性魔法が使えるスキルだと勝手に勘違いしていた。
実際はこうだ
・全属性
全ての属性を扱える可能性を持つ
可能性ってなに!?今使えないと意味なくない!?
ふふふふふ魔法が使えないわ無職になるわそしてたかがSTR0じゃ剣もろくに持てない、まぁどうにかレベル1くらいならなんとかなるかもしれないが魔法が使えないならレベル3以降上がる気がしない、あー、詰んだ詰んだわ無理ゲーだろうこれ
あー、寄生してぇー!荷物持ちでもなんでもいいから職につけるまで誰かパーティ組んでくれないかなぁーー
まぁそんな事を言っても組んでくれる奴もいるわけないし店売りのナイフ買ってどうにか頑張るかな こう見えても俺、武術で全国優勝できるくらい強いから、師匠に出るの禁止されてるから出た事ないから適当だけどな
そんなわけでやってまいりました、βの時にもお世話になっていた東の草原こと初級狩場でございます
さてどんとこい!
そんなことを思ってまっていると
灰色狼が近づいてきた、別ゲームで言うところのスライムレベルのモンスターだ、だが…瞬きをした瞬間片腕に灰色狼の牙が食い込んできた、即座に俺は狼をはたき落とそうと動いた瞬間、目の前が真っ赤に染められ英単語が映し出された…そう、 Gameover と、まさかここまで低いとは思ってもいなかった初期の雑魚敵の一撃で体力全損になるレベルだとは
まぁ不幸中の幸いと言うべきか、10レベルになるまではデスペナルティーはないらしい
ちなみにこのゲームのデスペナルティーは
現在の次のレベルまでの最大値が4分の1分増える
とゆう面倒くさいものだったのでラッキーだった
今回に関しては瞬きを勝負中にした俺が完璧に悪いので次のチャレンジだ、
そして痛覚設定を切ってたようで、痛みを全く感じなかった、これは100%にしておこう、実戦の戦いは痛みと共にないとな!
これを天矢に言うとすっごく引かれるが知ったこっちゃない
痛覚設定をオンにする事でよりリアルに、反応が鋭く、現実のそれと同じ感覚になるまぁここまであげてるのはごく一部じゃないかと俺は思っている。
では次に行く
俺は隠密を発動させ、灰色狼を狩るために考える。
まず隠密を発動させながらの一撃を与えるそして後は避ければいい、楽勝だな
俺の師匠は言っていた、真、相手の動きを見てから避けてもいいが先を読み、それを利用しろとお前にはそれができるポテンシャルを持っているとも言われ、ひたすら先読みの修行をさせられた
灰色狼に攻撃すると俺の存在に気づいたようで戦闘態勢をとってくる
隠密はどこに行ったんだよっ!
ちなみに灰色狼の体力バーは10分の1も減っていない
本来こいつは初期職業スキルを使えば一撃で倒せるように設定されてるレベルの雑魚敵だ、しかし今の俺からすれば攻撃を食らえばえげつないレベルで体力は減るしAGI補正がない目で見れば結構早く動いている
しかしこの程度ならまだへでもない
避けて
切って
切り返して
避けて
切って
切って
避けて
避けて
切って
切って
切って
切って
切って
切る
最後クリティカルが出たみたいだ
まぁ雑魚敵一体程度じゃレベルが上がるわけもなくどんどん敵を狩っていく
『レベルが1上がりました』
よっし、今日のノルマは3レベだ!頑張ろう
3レベになった、ここまでの時間、2時間長く辛い道のりだった…
メニューから見れる掲示板をチラッと見てみると攻略組とか名乗ってるナルシストな奴らは現在8レベルになってるとゆう事がわかった、思ったより上がっていない気はしない事もない
そして俺の事も掲示板にかかれていた、雑魚狩りのシンだとよ、書いたやつぜってぇPKするゆるさん!
するにしてもしっかしなぁどうしたものか
魔法が使えなきゃ何もできねぇ、β特典のスキルも意味がねぇしな
「はぁ…魔法さえ使えればこんな事にはなんなかったんだけどな」
俺はつい考えすぎて口から出てきてしまった
慌てて周りを見渡すと金の十字の刺繍がしてあるローブを羽織った70くらいのばぁさんがこっちを見つめていた
「なんだいお前さん辛気臭い顔しおって、そんなに魔術を使いたいのかい?」
「あぁ…そうなんだけどさ、ってあんただれだよ」
「ワシかい?ワシは宮廷魔術師のレインとゆう者じゃ、ワシでよけりゃ簡単な魔法くらいなら教えてやってもよいぞ?」
NPCか、プレイヤーかと一瞬おもってしまった、安定のクオリティだな
それよりもだ
「本当に魔法を教えてくれるんだろうな?」
「嘘はつかんよ、魔法に適正がない場合は諦めてもらうしかないがのまぁその魔法力でないなんて事はないと思うがの」
ほう…俺の魔力を見抜くとはやりますなぁ!見る目あるぜっ、とか考えてる俺は厨二病なのかもしれません
「オーケーばあさん、俺は適正には自信があるぜ何をすればいい?」
「そうじゃのう、まずはワシの家までついてこい
軽く適正をみてやる」
てなわけで俺はばぁさんの家に行くのであった
これから俺の冒険を始まる?のか?