38話 極振りさんのスカウティング
ゆき<真かわいすぎ
シン<かわいくにゃい!軍服、装備!
ゆき<萌え袖とかかわいすぎかよ!
カグヤ<装備性能ひくいねぇ
シン<まだ助かる!ところで2人に話したい事が…
はじまるよぉ
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2人に話したい事、それは
「2人とも俺のギルドに入る気はないか?」
そう、2人へのギルド勧誘である
理由?ギルドなのにソロとか恥ずいからに決まってるだろ!
「別にいいよぉ?どうせ入るなら知り合いがいた方がいいしねぇ」
「おっ!カグヤさんきゅ!ゆきはどうだ?」
「ん〜、入りたいけどさ〜シン君はPKするんでしょ?そうするとコメント欄荒れるかもしれないしさ〜、んー、どうしようかな」
なんか珍しく実況者っぽいこと言ってるこの人!
そうかー、それは残念としかなぁ
「なぁしってるか?世の中には人の建築物をぶっ壊したりして再生回数稼いだりする人とか炎上商法とか言うのがあってだな」
「私別に再生回数に悩んだりしてないし〜
あっ!そうだ〜、PKはダメでもPKKとかどう〜?
正義のPKなら良くない?」
「ゆき、1つ教えてあげよう、正義厨ほど邪魔でPKしたくなる生き物はいないぞ?」
強いて挙げるならばクラウンとか、あれはまだまだましな部類だけどね
「まぁね〜、いいや!入るよ〜カグヤちゃんとシン君のラブラブギルドなんて許せないしね」
入るんかいっ!そしてだれがラブラブギルドじゃ
「まぁじゃあよろしく頼むよぉ?」
「私もね〜」
ギルドの加入申請が送られてくる
もちろん断る理由なんてないので承認する
ゆきさんがギルドに加入しました
カグヤさんがギルドに加入しました
「で?ギルドの恩恵ってなにがあるのかな〜?」
え?恩恵??しらね!!使ったことすらないわ
「それについては私がご説明致しましょう」
おっ!受付嬢さんだ!さすがだぜ、説明よろしく
「まず1つ、ギルドメンバーにはギルド内の部屋が支給され、その部屋でログアウトなどできるようになります、アイテムなど預ける事ができるので活用してください
2つ目にギルド戦の参戦ができる事です、これについてはまだ実装されておりませんのでまた今度
3つ目はクエストを町のギルドではなく、ここで受ける事ができます
まだ他にも様々な事がありますが今の所使う必要がないのでここまでとさせていただきます
これでよろしかったでしょうか?マスター」
「マスター?ん?マスターって言った??」
「シン君にはそんな趣味があったんだねぇ、私も驚いたよぉ」
そんなところでも突っかかってくるとはこいつらやるなぁ…
「そんな趣味はねぇ、そしてこいつが勝手にマスターとよんでるだけだ!」
「えぇ、ギルドマスターですのでマスターとお呼びさせていただいてますよ、何か悪いことでもありましたか?」
「なんだぁつまんないな〜、シン君がドSに目覚めたのかと
ショタドS軍服将官とか絶対萌えるジャンルだよね、あ〜あ、残念だなぁ〜」
俺はお前の残念な頭が心配でしょうがないわ
なんだそのジャンル、怖いわ
羅生門!
どうもクロゴマです
皆さま、クリスマスの予定ある奴は許せませんよね!そうですよね!!