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Lord of Kingdom 〜極振りで世界一を目指す〜  作者: クロゴマ
極振りさんの日常
30/63

29話 極振りさん対受付嬢さん

「受付嬢さん、喋り方変わりすぎですよ?」


受付嬢さん、もとい闘技場一位のウンディーネは捕食者のような獰猛なイメージだ、最初は静かな仕事人って感じだったのだから女性とは怖いものだ


「いえいえ、シン様、私の喋り方は毎回このような感じですよ?」


「嘘つけぇ!!つかちょっと待って、アイテム使うから!」


アイテム、使うアイテムはスキルチケット、欲しいスキルは加速だ!

取得っと!そして詳細確認で、要点をまとめる


MP消費10の再使用可能時間は5秒

名の通り、加速させるスキルだ、とりあえず今は1つの動きをしたら終わりだ、今の所身体を早く動かすだけのスキルだが俺にとっては有能だ


「いやー、これに勝ったら俺が闘技場一位ってことでいいのかな?」


「勿論です、勝てたら闘技場一位です、まぁまぁ勝てたらですけどね?」


「勝つさ、レベルはいくつかしらねぇけどNPCに負ける俺じゃねぇよ」


「NPCですか、忠告ですがNPCと呼ぶのはやめていただきましょうか、確かにノンプレイヤーキャラクター、プレイヤーが動かしてる訳じゃないですが私たちは生きているのです、こちらからしたら貴方達トラベラーは異邦人です、そちらの世界で言えばホームレスですか?家を持たない貴方達は同じ存在なのですまぁ貴方が浮浪者などと言われて喜ぶ変態なのならばなにも言いませんが」


今までで1番感情の篭った返事をしてくる

つーかこの人毒舌なの?ねぇ?Sなの?


「おっおう、悪かったな、じゃあなんて呼べばいい?生きてるならヒュノンじゃなくて名前か?受付嬢さんでいいか?」


「お好きにどうぞ、別になんでもいいですが受付嬢さんでもウンディーネでもなんでも構いません」


「じゃあ受付嬢さんって呼ばせてもらうよ、まぁお話はここまででそろそろ戦いますかね」


「それもそうですね?貴方は先程の雑魚共よりも食べ応えがあるといいのですが」


「満腹どころか逆にお前を食い殺してやるよ、覚悟しとけ」






カウントダウンが始まる


10秒のカウントダウンは一瞬で過ぎ去り


戦いのゴングは鳴り響く




加速を使いとりあえず距離をとる

受付嬢さんは、先程のを見る限り範囲攻撃が使える様子、ならばあまり近づくのは得策ではない

そして遠くからファイヤーバレットとアースバレットを放つ、なぜこの2つなのか、理由は火が効かないのかと普通に物理攻撃は効くのかの実験だ


結果

ファイヤーバレットは消えて

アースバレットはすり抜けた


ファッ!?おい待てこのやろー!すり抜けたってなんぞ?物理効かないの?ねぇ、せこいぞ!


「受付嬢さん物理効かないんすか…」


「あぁ?ちげぇよ、スキルだスキル、EXスキルの

状態変換メタモルフォーゼだ、私は水の属性が強くてな、水に体全てを変換できる、強いぜ?」


せっけぇー!この人まだ絶対強スキル持ってるよ!あの槍見たいな水柱とかさ!


「次はこっちの番だな、いくぜ!

水機関銃ウォーターマシンガン!!」


水の銃弾、ウォーターバレットが複数個、100ほどだろうか、飛んでくるのがわかる

まぁ魔力感知でわかるだけなんだがそこはどうでもいい、恐ろしい速度で迫る水の銃弾を避けるにはこちらも加速するしかない、てなわけで右に避ける、もちろん加速を併用してだ


「今のを避けるか、いいなぁ、じゃっ次は近接戦闘か?私は腕力ねぇけど武器が有能なんだよなっ!」


水を後方に噴射してその反動でこちらに近づいてくる

ウォーターバレットを2発ほどこちらに放ったあとにだ


残念ながら今はクールタイムで加速は使えない、使えるようになるのは当たるギリギリくらいだろうか、まぁ博打を打つ場面でもないのでマジックナイフを持ち、スキルチケット1枚目で使ったスキル、ゾーンを発動させる



ゾーンとは自分の周りの流れを遅く自分の脳内を加速させるスキルだ、俺の視界はだんだんと遅くなり、水の銃弾がだんだんと遅くなり、それを刃の魔法が土魔法のマジックナイフで切り裂き、そのまま受付嬢さんに投げる


また素通りだろうがあがきだとおもい投げた、すると驚く事に受付嬢さんはマジックナイフを避けた


「おや?マジックナイフは効くようですね?」


「まぁな、普通の武器とか少し属性付与された程度の武器は効かねぇがそのレベルの属性付与の武器は流石に効くな」


魔法は効かないのにこれが効く理由はわからんが当たるならそれに越したことはないなつかマジックナイフが当たるなら奥義スキルもくらうじゃん

勝ち筋が見えてきたとはこのことだな


「そう言えば武器ってなに?使ってないけど余裕だな」


「あぁ、これだこれ、水魔剣“ウォルター”だ、これはぱっと見水晶のような、剣だが俺の状態変換を使えばこんな事もできる」


まるで俺のマジックナイフの剣バージョンのような、そして一度液体となり、凝縮された一本の鋭どくながい針となる、そして持ち手も変換され、一本の美しいレイピアとなる


「これが俺の剣だ、さて、第2ラウンドといくか!」


さー、どうすっかな、多分奥義スキル“殺人鬼の処刑城”は効く、だがどう当てるかだ

受付嬢さんは間違いなく加速と さっきのアクアジェットみたいな奴で避けてくるだろうそして2000近く奥義スキルで使うから外すわけにはいかない


「さぁ、体力はあんたはどんくらいあんのかなぁ、?」


体力が少なければマジックナイフだけでも削れる、それにかけるしかない


「だれがおしえるかよ、勝手に大きく解釈してな!」


そして激動の第2ラウンドが始まる

バルスっ!


どうもクロゴマです、皆様どうお過ごしですか?

最近心が折れかかってきておりますよw

10月の忙しさには驚くばかりです

今日中にもう片方もあげられたらと思います!

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