3話 極振りさんは極振りさんへ
違和感あったらごめんなさい!
目を覚ますとそこにはパッケージなどに見覚えのある女の子が…
『ようこそ、Lord of kingdom へ私は運営AIのシュシュです。お名前を教えていただいてもよろしいでしょうか』
おぉー、製品版はしっかりとAIが案内してくれるのか、丁寧すぎる気がするけどまぁいいだろう
「βテスターなんだけどどうすればいいかな?
ちなみにプレイヤーネームはシンだ」
「シン様ですね、了解致しました。β特典に関してですが最後にお渡しする予定になっております」
なるほどなるほど、最後に決めれるのか、じゃあさっさとステータスとか決めるか
まずアバター
まぁこうゆうの苦手だしいじったの結構顔に違和感が出てバレやすいからなぁ
リア友がいるしなんかこのゲームを買えたらしい知り合いもいると聞いたからいじるのは得策ではない。
断じてオフ会狙いでアバターいじってると思われたくないだけだ!べっ別に自分がイケメンと思ってるわけじゃないんだからね!
顔はあんま変えないでっと、
まぁうん!まんまでいいかなフードかなんか被ればいいだろ!リアバレしても大丈夫なはず!!
最近はそうゆう被害も減ったって聞くし別に俺は男だからそんな物好きもいないだろうとか思いつつ
怖いから一応髪の色を銀髪に変えておく
つぎにステータス100ポイント振り分けるらしい
これに関しては前々から決めていたとうりだ
STR(力のステータス、攻撃力など) 0
DEX(器用度のステータス、命中など) 0
VIT(防御力のステータス、耐久など) 0
AGI(速さのステータス、回避など) 0
INT(魔法のステータス、魔法攻撃力など) 100
MND(精神力のステータス、状態異常耐性など) 0
よし、これでいいだろう!
シュシュさんはなんか不安そうな顔でこっちを見てきたが大丈夫だ
しかし最近のAIはほんと凄いわ
でスキル選択
基本スキルから3つ選ぶ俺の考えは強スキルで魔法選ぶから底上げとかのスキル選ぶか最悪なくても職業で魔術師選べば魔法使えるしな
・短剣
短剣での技量が上がる
・魔法詳細
魔法の詳細を確認できる
・隠密
発動時モンスターやプレイヤーに認識されにくくなる
こんなもんだろう
武器スキルは1つつけないといけないらしいのでなんとなく短剣にした。魔法詳細はなんとなく必要だと直感した。隠密はとっさにPKする事を思い出したからつけただけだがまぁこんなものだろう
「本当にINT以外にステータスポイントを振らなくてもよろしいでしょうか?」
心配性だなぁ全然大丈夫なのにむしろSTR極振りよりも遠距離攻撃あるから楽なのに
「大丈夫です!それよりもβ特典ください」
「そうですか、ならばこの2つからお好きなのを選択してください」
そう言われて差し出された宝箱にはこう書かれていた
戦士用
魔術士用
ここは魔術士用しかないな、ラノベの主人公なんかはここであえて戦士用のを選んだりして最弱の俺はなんたらみたいな事をするが俺は残念ながらマゾではないんでな
武器がなくても遠距離で狙える魔術師用のビルド設定(?)にして安定したプレイングをするのだ!
極振りは俺がこれでいいと思ったからこれでいいのだ!
「魔術士用でよろしいでしょうか?」
もちろんYES!
期待のなかみはなんじゃろなっと!
いいスキルだといいなぁ、わくわく
・全属性
おぉ、名前からしてかなり強そうじゃないか!
おっけーおっけー、ゲームはじめよーぜ
トップ陣を目指してレッツゴーだ!
「詳細を見なくてよろしいのですか?」
「おー、大丈夫大丈夫それよりも早く始めたいからな」
「ゲームの仕よ…」
「いーからいーから俺はゲームを楽しみたいんだ、はやくはじめてくれ」
「了解致しました、β版からの変更点は運営メールをご覧ください、では、Lord of kingdomをお楽しみ下さい」
さぁさぁやってきたぜっと、なんだかβ時よりもえげつないレベルで体が重たい気がするぞ、まるで麻痺状態になったんじゃないかとおもったわ、大げさな例えだがな
まずはレベル上げだ、やってやるぞー!!
心の中で思いつつ初心者狩場である東の草原に俺は駆け出していくのであった
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体力はVIT値依存
ステータスポイント1ごとに10
MPはINT値依存
ステータスポイント1ごとに20
あがる